*モナミ* SMAP・映画・本

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2008.03.31
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カテゴリ: 本


『禁断のパンダ』  著:拓未司


柴山幸太は、神戸でフレンチスタイルのビストロを営む、
新進気鋭の料理人。

彼は、妻の友人と木下貴史との結婚披露宴に出席し、
貴史の祖父である中島という老人と知り合いになる。

その中島は人間離れした味覚を持つ、
有名な料理評論家であった。

披露宴での会話を通じ、後日中島が、
幸太のビストロを訪問することになる。

幸太が中島と知り合った翌日、神戸ポートタワーで、
一人の男性の刺殺体が発見された。

被害者は、木下貴史の父・義明の会社の従業員で、
さらには義明も失踪していた。



妊婦は読むべからず(笑)。


フレンチレストランでシェフをしていたという経歴の、
持ち主だけあって、料理の描写の素晴らしいこと。

フランス料理なんてあんまり賞味したことないけれど、
それでも強烈に味覚、嗅覚、そして視覚に訴えてくる。


それがアダ?になり、後半には強烈な感覚に、
苦しむのだけれど。

そんな経験なんてあるはずないのに、
それを想像した時、そういう感覚に襲われる、
ということはやっぱり、反モラルという意識のせい?

それが、神が人間に与えたもうた感覚なのか。


超人的な味覚を持つ人間が求める、
究極の食材とは…。

しかしそれって、ほんとに旨いのかしら?
やっぱり部位によって違うとか?


殺人事件を解いていくあたりは、
あってもなくてもいいような(爆)。
でもそれがないと、ミステリじゃなくて、
ホラーになっちゃうけど。

捜査一課の青山と上司の本多の絡みは、
特になくても、本筋には関係がないし。

幸太の妻、綾香が誘拐されたくだりとか、
細かいツメが甘い部分もなきにしもあらず、だけど、
強烈な感覚に押し流されて、その辺りは、
もうどうでもよかったり(笑)。


「禁断のパンダ」とは、そういうことであり、
そういうことであり。
「パンダ」なんて可愛らしいタイトルも、
なかなか意味深長で。

同い年の作者の次回作にも期待大の、一冊でした。


今度は、本当に美味しいお料理だけが出てくる、
作品を読んでみたいな。

もし事件が発生するとしても、
料理の味には関係ないような(笑)。



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よろしくお願いします♪


【参考】
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最終更新日  2008.03.31 08:27:36


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