*モナミ* SMAP・映画・本

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2010.06.30
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カテゴリ: 映画


ザ・ロード『ザ・ロード』


文明が失われて10年。
太陽もなく、寒冷化が進み動植物が死滅した世界。

そんな世界に残された父( ヴィゴ・モーテンセン )と、息子
( コディ・スミット=マクフィー )は、ひたすら南を目指して、歩き始める。

生き残ったわずかな人々が互いを食らうという狂気の中でも、
父は決して正気を失わず、息子に人としてのモラルを語り続ける。



一体全体、何がなんだか…。

なぜ、世界がこうなったのか。
なぜ、2人は南を目指しているのか。
南に何があるのか?
妻はなぜいないのか?

その辺の謎は説明もなく、最後まで謎のまま。


暗く陰鬱な映像の中で、ただひたすら旅を続ける父子。
食べるものも尽き、人が人を襲う世界で、父は子を守るため、
必死で息子の体を守り、必死で息子の心を守り。

息子も、自分が父親の全てだと知り、必死で父親についていく。
心の中に火を持っているんだ、と。
いざとなったらこれで自分の命を絶てと渡された銃を持って。


何日も食べ物を口にできず、地震に怯え、人の気配に身を潜め。
こんな世界、生きていたってしょうがないわな。

ついてこなかった、多分死んでしまったんだろう妻の気持ちが、
分かる。
こんな世界で子供なんて産みたくないと言った妻の気持ちが。


ラスト、君たちをずっと追いかけていた、という男。
私たちと一緒になれてよかった、と言う女。
その言葉の意味は?
父親と一緒にいるべきではなかった、ということ?

エンドロールでの、大人たちの声、子供の笑い声、犬の鳴き声、
ヘリのような爆音は、どういう意味?
救いがあったんだろうか?


何から何まで、最初から最後まで、ずっと「?」だった映画でした。



『ザ・ロード』
 著:コーマック・マカーシー



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最終更新日  2010.07.11 11:56:11


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