午前十時の映画祭
で、 『ワイルドバンチ』
を観てきました。
1913年。
テキサスでの銀行強盗に失敗したパイク( ウィリアム・ホールデン
)
率いる強盗団はメキシコに逃走する。
旧友ソーントン( ロバート・ライアン
)ら賞金稼ぎに追われる中、
メキシコ政府のマパッチ将軍の依頼で米軍用列車から武器を強奪。
が、マパッチの裏切りにより仲間を人質に取られてしまい、
100人を超える軍隊を相手に、5人は死闘を展開する。
容赦ないドンパチ。
女子供も関係なく、撃ちまくる撃ちまくる。
それじゃぁ敵も味方も分からんだろうと言うくらい、撃ちまくる。
でもその血が、ペンキみたいに真っ赤で不自然なんだけどね(笑)。
女子供は殺さないとか、そんなスマートなことは言ってられない、
荒くれ西部の男たちの、プライド、友情、義理、人情。
無法者に見えるけれども、そこには彼らなりのルールがあって。
大きなものに巻かれない、国家権力や政府に屈しない。
そして、仲間を何より大事にする。
徹底的な悪者になりきれない、悪者。
いや、あれだけ無差別に殺してれば悪者に違いないんだけど、
何かこう一本筋通ったところがあるからか、やけに人情臭くて。
やはり仲間を見捨てることができず、100人もの敵に向かっていく、
4人の男たち。
何をバカなことを、勝ち目なんかあるはずないのに、と思うけれど、
その姿は潔くてカッコいい。
そういう仁義みたいなの、使うところ間違ってるよーと思うけど、
それが彼らの生き様なのか。
そうせざるを得ない、そうするべきなのが、西部の男の美学なのか。
そしてラスト。
権力に飼われてしまった男の後悔と、それを受け入れる昔の仲間。
あの頃はよかったな、という哀愁がなんとなく漂っているようなのは、
「最後の西部劇」といわれる所以か。
無謀で粗野で男臭くて、どこか少し哀しげで。
それにしても馬たちが綺麗だった。
思わずそっちに見とれちゃったくらい。
『パッセンジャー』 Passengers 2017.04.01
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.30
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.29
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