この子の絵は未完成-乙一
赤い毬-恩田陸
百物語-北村薫
天使のレシート-誉田哲也
桟敷がたり-西沢保彦
10月はSPAMで満ちている-桜坂洋
哭く姉と嘲う弟-岩井志麻子
新感覚小説の旗手七人によるアンソロジー。
ささやかな違和感と奇妙な感触が積み重なり、
遂に現実が崩壊する瞬間を描いたダーク・ファンタジー七篇。
現実の中にひっそりと潜む、恐怖の幻影。
それは、すぐ身近にある、かもしれない。
そのギリギリの恐怖というのは、あり得ない大げさな恐怖よりも、
肌があわ立つような。
読みながら、「何かがおかしい」と感じる違和感。
それがジリジリと迫ってきて、ぽん、と背中を押される。
堕ちたところは、現実のすぐそこに迫ってきていた恐怖の深遠。
夢だと思いたい。
間違いだと思いたい。
だけどこれは、現実…?
その境目の曖昧さが、またより一層、恐怖をかき立てる。
すぐ隣にあるのかもしれない、いるのかもしれないのだから…。
メイキング・オブ・マッドマックス 怒り… 2015.07.24
『家族の言い訳』 著:森浩美 2015.02.07
『あなたに褒められたくて』 著:高倉健 2015.02.05
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