*モナミ* SMAP・映画・本

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2010.09.02
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カテゴリ: 映画


午前十時の映画祭 で、 『激突!』 を観てきました。





平凡なセールスマンであるデイヴィッド・マン(デニス・ウィーバー)は、
借金取り立てのため車でカリフォルニアへ向かう途中、
ハイウェイにて道を阻んだ大型トレーラータンクローリーに腹を立て、
強引に追い抜く。

するとその直後から、大型トレーラーはマンの命を執拗につけ狙ってきた。
必死に逃げるマンと追いかける大型トレーラー。

最後に彼らを待っていた結末は…。



子供の頃、TVで見た時は、ただトレーラーが追いかけてくるだけなんて、
どこが面白いんだろう?と思ったのですが。

ただ追いかけられるだけが、こんなに怖いなんて!


相手は顔も見えない、追いかけられる理由も分からない。
しかも、横を追い越されただけで車体が揺れてしまうほどの、
巨大なトレーラーが、クラクションを鳴らし、猛スピードで追いかけてくる。

追い越されたことに腹立てたのか?と思うけれども、
それにしたって尋常じゃない。


ほんの数ミリハンドル操作を間違えただけでまさに激突の危険から、
必死で逃げようとする主人公。

他の車もほとんど見当たらず、民家はおろか、店もぽつんとしかない、
アメリカの広大なハイウェイで、誰に助けも求められない。

ただひたすら、逃げるしかない。


しばらく車を停め、遠くに行ってしまっただろうと思っても、
待ち伏せをされている。
やっと巻いたと思ったのもつかの間、バックミラーに見えた時の恐怖。

猛スピードで疾走するトレーラーを、正面から、後ろから、横から、
そして裏側からまでも、あらゆる角度からその凶暴さを映し、
主人公の車のバックミラー、サイドミラーにも写りこませ、
エンジン音とクラクションで煽りまくる。

映画館の大画面と大音量でこれだけ煽られたら、怖すぎ!


一体トレーラーの目的は?
本当に、ただ単に主人公に追い越されたのに腹を立てただけ…?

何度かトレーラーのフロントグリルが映るんだけど、そこに、
ナンバープレートがいくつも貼ってあるんだよね。
もしやそれは…?


それにしてもトレーラーも追われる車も、ものすごいドラテク。
あのスピードで走ってたら、ハンドル奪われちゃいそうな上に、
路面の状態もよくなかったりするのに。

まぁトレーラーは重量があるから、滑ったりもしないのかもだけど。
でもあの重量と長さを操るってのも、すごいわ。
そしてアメ車は頑丈、と(笑)。


でもこれって、アメリカだから可能だよね。
周りには誰も何もいない場所に、延々と続く道路。

日本じゃぁできない。
できるとしたら北海道とか?
ちびこい車で細い道なんかに入られたら、あのトレーラーじゃムリ(笑)。


最後のオチがやっぱり分からなかったんだけど…。
なんで呆然としたままなの?
帰らなくていいの?

トレーラーが落ちる寸前、運転手側のドア、開いてたよね…?
もしや、まさか…。


トレーラーがただ追いかける。
それだけの、たいして長くもないのに、
見終わった後にどっと疲労感に襲われた、映画でした。



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最終更新日  2010.09.03 09:54:08


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