『もう、怒らない』
「ムカつく」「ケチをつける」「妬む」「悔む」「悲しい」「虚しい」…。
仏道では、これらのネガティブな感情を、すべて「怒り」と考えます。
怒りこそ、人の世のあらゆる不幸の元凶です。
だから怒りのコントロールは、仏道の中でも最も重要な教えの一つなのです。
本書で紹介するお釈迦様の教えを実践することで、怒りにまみれた毎日は、
穏やかで清々しい日々へと生まれ変わるでしょう。
毎日、イライラしてます(爆)。
仕事で、イライラしない日は、ありません(爆)。
ったくお前らいい加減にしろよ!こんなにポップコーン散らかすんじゃねーよ!
と思いながら、仕事してます(爆)。
これじゃぁ、心身ともによくないよねぇ、自分の。
でもさ、イライラすることって止められないというか、
気づいたらイライラしてるんだよね。
そしてそんなイライラしてる自分にまた、イライラという悪循環。
この本は、現役のお坊さんが書いた、仏教で一番の罪とされる、
「怒り」をコントロールし、怒りから解き放たれるための説法を、
簡単な言葉で説いている。
しかしまぁ、言うは易し、行なうは難し。
つい、イラっとしてしまう煩悩の多き私たち。
そんな時、心を静める言葉を心の中でつぶやく。
「幸せたらんことを、安穏たらんことを。
苦悩なからんことを。
喜びのあらわれんことを。
執着より自由たらんことを」
他の色々なありがたいお話は、イラっと来た瞬間に実行するのは難しいけれど、
この言葉をつぶやくくらいなら、一瞬でできる。
イラっときた、と思ったら、「幸せたらんことを…」とつぶやく。
ここ2、3日、仕事中にやっているけど(忘れてイライラすることもまだ多いけど)、
「あ」って感じでイライラがなくなることに気づく。
この言葉は、自分をイラっとさせる相手に対しての憐れみの言葉、
言ってみれば上から目線な言葉なんだけど、相手に対して「幸せたらんことを」
と願うというよりかは、自分に対して「幸せたらんことを」とつぶやく。
そうすると、イライラと幸せの感情とは両立しないものだから、
極端に幸せな気分に即なりはしないけれども、イライラ気分は薄まっていく。
イラっとすると、いいことなんて何もない。
他人に対して怒っているのに、その人に対しては何のダメージもないのに、
自分の体の中に、悪いものがどんどん溜まっていくなんて、いいことなんて、
何一つない。
仏教の教えの境地まではなかなか到達できないけれど、
「幸せたらんことを」とつぶやいていこう。
メイキング・オブ・マッドマックス 怒り… 2015.07.24
『家族の言い訳』 著:森浩美 2015.02.07
『あなたに褒められたくて』 著:高倉健 2015.02.05
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