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2005年08月15日
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カテゴリ: セカンド冒険紀
【同行――TOGETHER】

HR21・G級クラスのクエストに参加可能になったROAD。探索クエストを行っている最中に蒼いリオレウスに遭遇し、今の実力では到底歯が立たないと判断したROADはその場をなんとか離脱した。そしてROADは改めて自分の弱さに気付く。自分の今の心境を、G級で通用する力が欲しい。そんなROADが酒場で時間を潰していると、ある男達が初耳の稀少な情報を話し合っていた。

「あの、今の話・・」ROADは盗み聞きなんてと少しばかり気まずく思っていたが、聞いてしまったからには気になって仕方がない。するとその男がこちらに気付いた。「なんだ坊主?・・聞いてたのか?たくっ盗み聞きはよくねぇぞ。」やはりそう来たかとROADは思ったが、悪いのは自分だと反省を込めて一礼した。しかしそれほどその男も怒っている様子はない。すると隣に座っていた男がROADに話しかけてきた。「・・君もしかして・・あの、ROAD君?」驚いた。俺の名前を知っている。ROADは照れくさがりながら「そうですけど・・」と一言言った。「やっぱり!その背中に背負った斬破刀、それにその青い髪。それになんか、凄い実力を秘めた目ってやつ・・。兄貴の言ったそのままだね」その男は笑っていた。「兄貴・・って?」何故その男が笑っているのかROADにはわからない。しかしその男は「すまない」と一言言うと立ち上がり、ROADに手を指し出した。「俺の名前はシルド。俺の兄貴はギルド部隊のソルドって人さ。知ってるだろ?兄貴はあんたと緊急クエストを共にこなしたって言ってたけど・・」その瞬間ROADの頭の中にあの時の記憶が巻き戻った。〈ハッ〉「ソルドさんか・・もちろん知ってるよ・・」ROADは再び驚いた。まさかあの双剣使いの実力者・ギルド部隊副隊長であるソルドの弟に出会うとは。「俺はさ、兄貴がハンターになって頑張ってる姿に憧れてこの職に就いたんだぁ。けど思ってた以上に大変でさ。やっと落ち着いた感じなんだよ」シルドと名乗るその男は親しみやすく、ROADも手を指し出し初めての握手を交わした。するとそんな会話を聞いて先ほどの男が入ってきた。「ほほう、あんたがROADかぁ。なんでもギルドのお偉いさんたちとクエストをクリアしたんだってなぁ!そりゃここらじゃ結構有名な話だぜ。まぁどんなやつかなんて知らなかったからさ。あ、さっきは悪いかったな。なんか悪者扱いしちまってよぉ。俺の名はゴルザ。伊達に長年ハンターやってねぇ、今じゃG級ハンターよ!」その伊勢の言い男が謝ってきたことにROADも悪気がして改めて反省した。そしてG級ハンターであると言う彼にも親しみが湧いた。「いえ、すみません俺も。さっきの話・・ちょっと興味あって聞いてしまって」そういうとシルドとゴルザは顔を見合わせるとお互い意見があったかのようにROADを席に座らせた。「どうだい、ROAD君も僕たちと幻のモンスターに遭遇しに行かないかい?」シルドの言葉を聞いてROADは手に取ったグラスを滑らせた。「な、幻のモンスター?!」と大きな声が出かかるのをゴルザが慌てて防いだ。「ハハハ。兄貴の言った通り、ホント君はそそっかしいんだなぁ」シルドがそれを見て笑っている、がゴルザは必死であった。ROADはまたも一礼した。「まぁ無理もないよ。幻のモンスターってのは大げさ過ぎたな。実はね、この前森と丘の地へ探索クエストへ出かけたんだ。それでもう帰ろうかと思った時に見たんだ!し・・」「あぁ、それあれでしょ。蒼いリオレウス!俺も同じようにそろそろ帰ろうと思った時に急に現れたんだ。ホントいきなりだったし、どうしようもなくて結局撤退したけどさ・・。あれは凄かったよ」シルドの話を止ぎるように、独り興奮しながらそこまでROADは話してやっと気付いた。シルドもゴルザも遠い目で見ていると。「ROAD・・お前少し落ち着け。いいか、人の話は最後まで聞くべきだ。お前の言っている蒼いリオレウスとやらは俺ら初耳だけどよ!今はそんなやつじゃない!」ゴルザに言われROADは〈しまった〉とただ思い、恥ずかしさを必死で隠しながら黙り込んだ。「さて・・続きを話すよ。そこで見かけたのは“白いランポス”さ!」シルドが再び話出し、そしてそこに出てきた“白いランポス”というのはもちろんROADは初耳であった。「白い・・ランポス?!」ROADはまたも大きな声で言いそうになったが一旦それを堪え、静かに驚きを見せた。「間違いないぜ。ありゃぁ、新種のランポスだ。まだこいつはギルドにすら知れ渡ってないんだぜ!こりゃぁ俺らが初めての討伐者さ!」ゴルザもコレばかりは大きく口を開けて笑った。「へぇ・・驚いたよ・・凄いよ」ROADはただそう言うしかなかった。しかも話を聞かしてもらったからには同行させて貰えるということだろうとROADは思った。「それ俺も同行していいのか?」とりあえず聞いてみた。「もちろん!」やはりそう来た、とばかりに再びROADと二人は握手を交わした。「んじゃとりあえず明日ここに集合しよう。今日は自由で構わないよ。支度が必要だしね」そうシルドが言って、とりあえずその場で解散した。「よし、白いランポスかぁ。それほど大したことないだろうけど。きっと素材はレアものだろうな。もしかしたらそれで凄いモノも作れるかもしれない」ROADはゲストハウスに帰り、クエストへの準備を施した。「とりあえず明日まで、また探索でもすっか。あの蒼いリオレウスもまた出るかもな・・。今度は尾だけでも貰ってやるぜ」そしてROADは“白いランポス”討伐に向けて、また探索クエストへ出発するのだった。『続く』

◎今度の相手は“白いランポス”。その能力は。そしてROADはその素材を手に入れることができるのか。そして蒼いリオレウスが。次回もよろしくです!






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最終更新日  2005年08月15日 22時01分48秒
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