ある出版賞の第3次選考を通過をし、最終審査に残った作品と聞いていたので正直びっくりでした。
どのように考えても、どれだけ甘い見方をしても、下読みさんの段階ではねられる原稿です。
自費出版会社の出版賞の原稿であることは後で知りました。
両国のご隠居が大阪に来る。
その知らせを聞いたのが1月16日。
九州に行く途中で大阪によりますからお会いしましょうとのことでした。
私の仕事は出版関係ではありません。自営業です。以前は大きな会社に勤めていましたが、独立して好きなことをしている人間です。
2月になってから、ご隠居から連絡がありました。
「リボンリボンさんの自宅にお伺いします。その前後でしたら空いていますからいかがでしょう」
誰だぁ?リボンリボンって。初めて聞く名前です。ご隠居のブログに来ている方だろうか。でもあまり聞いたこと無いなぁ。
兎に角、ご隠居が効率よく訪問できるように段取りを考えなければいけません。大阪はそんなに広くないと云えども、端から端まで移動となると半日かかります。まず何処に住んでいるかの確認です。
「リボンリボンさんって何処に住んでおられるのですか」
ご隠居から住所をお聞きしてびっくり。ご近所の方でした。
どんな方なのだろう。リボンってつけるくらいだから女性だろうな。しかし自宅まで行くってなんなんだろう。ワイン用意しているって言ってから、お酒に釣られてかな?それだったらご隠居のことだから理由は明白だな。
そのように思いつつも、何か耳がピクピクしていました。
ご隠居にメールを送りました。
「リボンリボンさんのホームページのアドレスを教えてください」
(つづく)
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