『私の個人出版』支援します

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Mar 10, 2005
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「ふぅ、やっと来たわ」
しかし開封しても、38万円でできたの本の件だけで、アドレスは記入されていませんでした。

酒が飲めないことに気を遣ってくれたのだろうか。
会社勤めの頃から、無理に無理を重ねてきました。会社の為と自分を犠牲にして仕事をしました。年間休日3日です。
労働組合からは「お前は雇われる側なのか、経営する側なのかを理解しているのか。休んでくれ」と言われる始末。
「組合をやめますから良いでしょう?」

盆正月はみんなが休むから、静かに仕事が出来て、かつ緊急の用事が入ればニコニコで対応です。結果、正月でも対応する人間と言うことでうわさがひろまり、お客さんをどんどん横取りです。

会社は営利を追及するところです。そんな人間が居れば、思いっきり利用してやろうと考えるのが経営者と言うものです。
同期の人間に比べ仕事量はどんどん増えてきました。自分でもこなせない量です。
そんなこんなと会社員生活をしているうちに、おかしな事に気が付きました。
同期の人間より給料が安いのです。同期は皆、肩書きも無いのに、肩書きのある自分より給料が高いのです。

一人稼ぐ人間より、みんなが平均して稼いでくれたほうが、会社としてはうれしい。だから給料体系を変えさせてもらった。
それを聞いたときに、やめる事を決心しました。

腎臓は幼少の頃から1つありませんでしたが、無理をした為に、加えて肝臓が悪くなり、痛風も患い、血液検査をすれば必ず精密検査を勧められる状態。後日入院する羽目になりましたが、そのときは病院に行けば即入院なので絶対に行きませんでした。
企業戦士、戦い済んで残ったものは疾病だけ。


電話が鳴りました。友人からです。
「おーい、なんやねん、リボンリボンって。うちの嫁がメールみて、あんた、これどこの女やねん、って怒って、一言も口きいてくれへんねん。なんとか言うったってぇやぁ」
どうも間違えてメールを送っていたようです。喧嘩の元を作ってしまいました。
「たまには、ええやんか。雨降って地固まるやで」
いまはリボンリボンって何者かを一刻も早く知りたい衝動で、友人なんか放っておいたら何とかなるわと、北極と南極を重ねたような冷たさです。

グーグルで検索することにしました。リボンだけなら引っかからないだろうけど、2つ重ねていたら、一発でかかるだろうしな。

検索ボタンを押し、予想通りでした。
「おー、やはり一発で出てきた。リボンじゃなくて助かったわ」

助かったのは良いのですが、飛び込んできた文字。それが今回の運命の然らしめるところとなりました。

(つづく)






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Last updated  Mar 10, 2005 12:43:37 AM


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