「 アフタースクール (2008) 」
監督は、2005年・第15回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞、同年第48回スタッフ賞を受賞した「運命じゃない人 (2004)」の内田けんじ。
主演は、TVドラマ「水曜どうでしょう(1996~)」や映画のコメディ担当として人気の大泉洋。映画では「river リバー(2003)」など結構多数出演しています。
共演は、「椿三十郎 (2007)」などの脇で良い味出しつつ、最近では「間宮兄弟(2006)」、「ぼくたちと駐在さんの700日戦争 (2008)」などで主役級もこなす佐々木蔵之介。
そして、「ハチミツとクローバー(2006)」、「壁男(2007)」の堺雅人。いつも微笑んでいるような甘いお顔が好感度俳優に名を連ねることが多くなってきた近年、今年7月5日公開の「クライマーズ・ハイ (2008)」も控えています。
ヒロインには常盤常盤貴子。数々のドラマに出演し「星になった少年 Shining Boy & Little Randy (2005)」で母親役を演じた常盤貴子。
Story : 母校の中学校で教師をしている神野と、サラリーマンの木村は中学時代からの親友同士。産気づいた木村の妻を、仕事で忙しい木村の代わりに神野が病院まで送りとどけた。その日、夏休み中だが部活のため出勤した神野のもとに、同級生だという探偵が訪ねてくる。島崎と名乗る探偵は木村を捜していた。若い女性と親しげにしている木村の写真を探偵に見せられた神野はショックを受け、なかば強引に木村捜しを手伝うことになってしまう。
「2008年5月24日公開 」ー 作品情報より ー
良く練り込まれた脚本ということが納得の面白さでした。
全国でも初の試写ということで、試写の後にエグゼクティブプロデューサーの藤本さんと内田監督のティーチ・インが行われました。
出演者の舞台あいさつ挨拶はなかったのですが、プロデューサーと監督のお話を伺って、より本作の内容の深さが理解できて有意義な試写会となりました。
一見軽めなコメディのようであって、実は、役者のセリフひとつひとつに魂がこもっていて、深い意味も込められている仕込み加減に脱帽です。
まったく映画の内容を読まずに映画を観ましたので、映画の前半、中盤、後半と単なるアフター青春コメディ映画の領域にとどまらない映画色の転調に見事に裏切られ続けて、ラストの展開とフラッシュバック映像でなるほど納得!と・・・・
観終わった後には、静かな感動と笑いが待っていました。
いやぁ、面白かったです。
なにげに私大泉洋って好きなんです。
彼の演技からもまったくラストの展開までの予想はつきませんでした(笑)
っと、こんなことを読んでしまったら、構えて鑑賞に臨むと損しちゃうかも知れません、あまり構えないで、パンフレット等も見ないで映画を観て素直にだまされてラストを迎えることをお勧めします。
そのほうが純粋にこの映画の良さが実感できますよ。
中学の同級生同士という長い付き合いの友人で何もかも知りつくしていると思うのは、まったく間違いだった・・・的な、突然失踪した親友とその同級生であり失踪した友人の妻・・・とのドタバタコメディ??・・・実は・・・・。
~ん、ネタばれしたらつまらないです。感想も書きにくいので、面白かった・・・ということだけ書いて、あとは皆さん自身でお確かめください☆
~ おしまい ~
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