「 シャカリキ! (2008) 」
自転車ロードレースをテーマにした曽田正人の同名コミック「シャカリキ!」の映画化
■監督は、ベネチア国際映画祭でグランプリに輝いた北野武監督のもと「HANA-BI(1997)」で監督助手を経て本作が監督デビューとなる大野伸介。
■主演野々村輝(テル)役は、人気TVドラマ「のだめカンタービレ (2006)」シリーズで大河内守を演じた、遠藤雄弥。 本作で映画初主演となります。
■亀高自転車部エース鳩村(ポッポ)役は、「劇場版 仮面ライダー電王」シリーズで桜井侑斗こと仮面ライダーゼロノスを演じた中村優一。
■鳳帝高校のエース比呂彦(ユタ)役は、「獣拳戦隊ゲキレンジャー 」シリーズで漢堂ジャンことゲキレッドを演じた鈴木裕樹。
■マネージャー役は、新人の南沢奈央。
■亀高自転車部監督由多比呂志役は、原田泰造。
Story : 野々村輝は自転車大好きな高校生。彼の通う亀ヶ岡高校自転車部は部員不足のため廃部寸前で、エースの鳩村ら3人と、マネージャーの永田桜だけだった。ある放課後、ひょんな事から路上で練習する鳩村を通学用の自転車で追う事になる輝。そこへ現れ抜き去ったのは、ライバル高のエース由多比呂彦だった。ムキになって追う輝。その様子を見ていた亀ヶ岡高校自転車部の監督であり比呂彦の父でもある比呂士は、輝の才能を見抜いていた。
「2008年9月6日公開 」ー 作品情報より ー
自転車ロードレースと言えば、日本ではあまりなじみのないスポーツですが、ヨーロッパでは名前だけは誰でも知っているツール・ド・フランスなどサッカーに次ぐ人気競技のようです。
本作は、ベストセラーとなった曽田正人の人気同名コミック「シャカリキ!」の映画化です。
私は、自転車ロードレースというものを、以前、やはり黒田硫黄の人気コミックの映画化「茄子 アンダルシアの夏」の続編「茄子 スーツケースの渡り鳥2007 」のDVD発売記念試写会で見せていただいて、初めて知りました。
単に速さを競うだけでなく、個人や、チームでの駆け引きやノウハウで過酷なロードレースを制する奥深い頭脳競技なのです。
ロードレースは観たことがないのですが、独特のヘルメットとスパッツをはいてロードバイクで走っている姿は、よく一般道路でもそこら中で見かけます(笑)
車に乗っていて、そういう人達を見かけると、「あの人あんな派手な恰好してどこにいくんだろうね~」なんって言ったりしてました(笑)
あれって、ロードレース競技のウエアだったんですね~失礼しました~(笑)
っと関係ない話になりつつありますので(笑)、話をもどします。
主役の遠藤雄弥は、映画のタイトルどおりのシャカリキな全身元気印という感じで、もろはまり役です。まぁ、演技という面では、ちょっといっぱいいっぱいという感もなきにしもあらずですが、がんばっていたと思います。
中村優一にしても鈴木裕樹にしても戦隊もの出身だけあって体力には自信あるのだろうな~っと言う感じでした。
青春ものとしては王道の路線で目新しさは感じなかったですが、原田泰造の監督として父親としての演技がシリアスになりすぎず、かといってベタでもなく良い味出していました。
かつらをかぶった温水には笑っちゃいましたが、校長を演じた柄本明は相変わらずどんな役でも巧いですね。
主題歌 Sonar Pocket 『Promise』 [DVD付初回限定盤]
~ おしまい ~
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