九州出身者がつくる九州情報館。

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2024年12月03日
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テーマ: ニュース(100344)
カテゴリ: 九州の話題
安土桃山時代、時の権力者であった 織田信長や豊臣秀吉
政治の場に 茶の湯 を持ち込み、功績を残した部下にはその恩賞として
高価な茶器 を与えたりするなどしていました。
秀吉が登用した 千利休 は、現在の茶道である
表千家・裏千家・武者小路千家の始祖として広く知られています。

また秀吉は関白に就任した後、千利休に持ち運び可能な 『黄金の茶室』
時の帝であった正親町天皇に披露したり、京都・北野で開催された大茶会で使用しました。

その後『黄金の茶室』は 朝鮮出兵 に際して築城された
肥前名護屋城 にも運び込まれました。
おそらく徳川家康をはじめ多くの大名が使ったのではないかと思います。


『黄金の茶室』はその後大坂城に戻されましたが、
1615年の 大阪夏の陣 で落城した際に焼失したとされていますが、
当時の資料を基に名護屋城の跡地に建てられている、
佐賀県唐津市の 名護屋城博物館 が復元しています。

佐賀県立美術館 で開催される 特別展 で展示するために、
復元された『黄金の茶室』が初めて解体されて唐津から佐賀に持ち運ばれ、
佐賀県立美術館内で 組み立て作業が公開 されました。


内装の棚や茶釜が設置され、最後に屋根が取り付けられ、
作業開始から 約1時間半で組み立てが完了 しました。

特別展は今月6日から来月29日まで開催されます。
佐賀県立美術館は佐賀市内中心部・佐賀城址の隣にあり、
唐津市でも玄海町寄りにある名護屋城博物館よりは来やすいところだと思いますので、
秀吉ゆかりの『黄金の茶室』を拝める絶好のチャンスではないでしょうか?

それでは、今日はここまで。



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最終更新日  2024年12月03日 23時06分20秒


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