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共感って何? New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2019.05.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
これは私の個人的な印象ですが、私は人間の一生において、子どもの頃は「からだの育ち」が「心の育ち」を導き、大人になってからは「心の育ち」が「からだの育ち」を導いているのではないかと思っています。

ちなみに、この「からだ」とは「目で見ることが出来る筋骨格系」のことではなく、「目では見ることが難しい意識や感覚の働きとつながったからだ」のことです。

筋骨格系の成長は20才頃がピークです。ですから、筋骨格系に依存している西洋のスポーツをやっている選手はその頃までがピークです。

あとは技術で何とかしようとしますが、その「技術」とつながっている部分が「からだ」になります。

でも、西洋のスポーツは基本ベースが筋骨格系の運動なので、「からだ」を育てることである程度は記録や選手としての寿命を延ばすことは出来ますが、そこからさらに大きく伸びるということは滅多にないと思います。

それに、大人になってから「からだ」を育てることが出来るのは、それまでに「心」がちゃんと育っている人に限られます。

それは、言われたとおりに練習してきただけの人ではなく、自分で工夫しながら練習をしてきたような人です。

自分で練習を工夫できるような人は選手生命も長いと思います。なぜなら工夫を繰り返しながら練習することで心も育っているからです。

でも、ただがむしゃらに、身体能力だけに依存してやってきただけの選手は20才頃からその能力は低下していくでしょう。

日本には筋骨格系に依存したスポーツのようなものは生まれませんでしたが、武道やその他の分野での「からだ」の使い方を見てみると、20才頃から衰えるということなどありません。



ですから、力任せに戦おうとする若者よりも、老練な年寄りの方が強いのが日本の武術の特徴です。

中国拳法でも、太極拳のような心の働きと密接につながった武術の場合には、同じことが言えます。
もうすでに老人になってしまったある中国拳法の達人が、人に「何歳頃が一番強かったですか」と聞かれた時に「60才頃が一番強かった」と答えたそうです。

こんなことスポーツの世界では考えられないですよね。

それに「心」で「からだ」を導けるような人は年を取っても若々しいです。肉体の成長は20才前後で止まり後は老化するだけですが、「心」は死ぬまで成長できますから。

そんな「心の働き」が「からだの働き」を導いている大人とは逆に、子どもの頃は「からだの働き」が「心の働き」を導くようになっています。

「心」が育つためには自分が生まれ生活している環境や、周囲の大人から色々なことを学ぶ必要があるのですが、その学びを支えているのが「からだの働き」だからです。

お料理を学ぶためには「からだ」を使う必要があります。動画で「お料理の作り方」を見ていても、五感の働きが伴っていないので実際の場では使えません。感覚の働きとつながった「からだ」も育ちません。

子ども達は、色々なことにチャレンジしようとします。危険なこともやります。平地では〝疲れた〟と言っていた子が崖を見ると登り始めます。
ゆっくり歩けば済むところをわざわざスキップしたり走り回ったりします。
何でも口に入れて見たり、触れてみようとします。

活発な命の働きが、そのような「からだの活動」を通して「心」を育てようとしているのです。人間の「命の働き」には「動物としての命」を支えるだけでなく「人間としての心を育てる働き」も含まれているのです。

そのため、「命の働き」が萎えてしまうと心も成長できなくなってしまいます。
そして「からだ」を見るとその状態が分かるのです。

子どもの「心」の状態は、子どもの「からだ」の状態を見れば分かるのです。



平地を歩くよりも山道を歩いた方が「からだ」は育ちます。そしてそれが子どもの「心の育ち」につながるのです。

ちなみに、この「心」は「心とからだ」という場合の「心」ではなく、「からだと一体化した心」のことです。

「心」が動けば「からだ」も動きますよね。「からだ」が動けば「心」も動きますよね。本来は「心」と「からだ」は分離できないものなのです。

それなのに、それらを「別々のもの」として扱おうとするからおかしなことになってしまうのです。





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Last updated  2019.05.12 08:29:32
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