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2009年11月25日に書いた、「櫛刃」を付けた洋式の平カンナは表板の隆起を作るのに便利だ。あまり逆目を気にしないで良いし、隆起の凸部をなだらかな曲面にするのにとても都合がよい。しかし、エッジに近くなるとへこみになるところがあり、ここは平カンナでは削れない。ここを削る道具としては小さな四方反りカンナがある。これは日本式で刃の幅が24mm, 18mm, 12mmの3つを持っている。これはよく切れるのだが、台が木製だからすぐに台が減る。減りを抑えるために材木とカンナに石けんを塗って滑りをよくしたりするのだが減る。台が減って平らになると使いにくいので、台をノミで削って刃の湾曲に合わせるのだが、何度も削ってそろそろ台の削り代が無くなってきた。師匠はこのカンナの台の一部を黒檀で作っていたが、それも大変だ。同じものをもう一つ買って、これまでの刃を「櫛刃」に加工しようかと思ったのだが、ここは洋式が良いかもしれないと思いついた。洋式のカンナの台は金属だから簡単には減らない。
洋式のカンナはその辺のホームセンターには売っていない。楽器材料の専門店に行っても好みのものがあるかどうか疑問だ。そこで、ドイツの工具の店Dick(http://www.dick.biz/dick/page/homepage/detail.jsf)のHPを開いてみた。調べてみたらちゃんと刃の幅が18mmの四方反りカンナ(Finger Planes, arched sole)と、これ用の櫛刃(Toothed Blades for Finger Planes, arched sole)があったのでこれと、ついでにチェロ用の魂柱立てをインターネット経由で注文した。
イギリスにいたとき、近くのホームセンターのような店に売っている工具が興味深く、無料でくれるカタログも面白かったのでしょっちゅうのぞきに行っていた。洋式の刃物など日本では滅多に売っていないから珍しかった。今は簡単にこういう洋式の刃物が手に入るのはありがたいことだ。
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