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ラグビーのネーションズカップを観るために7月の始めにWOWOWに入ったが、試合が終わったので抜けた。また11月に入ることだろう。三週間、毎週末に6試合が行われるのをすべて観るのでなかなかハードだったがやはり一流のプレイヤーによる試合は面白い。解説が日本びいきなのが嫌なので副音声の英語に切り替えて日本代表の試合も観た。結構強いと感じた。 いま日本のラグビー協会では大きな騒動が持ち上がっている。高校や大学に外国から入ってラグビーをやってきた選手を排除しようという協会の決定に対して、そういう出自のリーグワンの選手たちが反対している。彼らは日本国籍を取得している人も多いので、なんという名詞で読んで良いのかわからないが、「テルマエ・ロマエ」で使われている「平たい顔・族」というのがネイティブな日本人のこと、「エキゾチックな顔・族」が外国生まれの選手のこととする。 子供のラグビークラブや中学・高校でラグビーを始める平たい顔・族の子どもの減少を協会は心配して、エキゾチックな顔・族の選手のリーグワンでの試合への出場枠を絞ろうとしているらしい。また、日本の観客の中にも、日本代表にエキゾチックな顔・族が混ざっているのを嫌う人が一定量いるのかもしれない。 エキゾチックな顔・族のリーグワン選手は、日本で決まった期間高校・大学・リーグワンのチームで試合をしていれば日本人としてリーグワンで試合ができる。いま、リーグワンではよその国で国代表チームに選ばれた選手は同時に試合に出られる人数が制限されているが、日本人扱いだと制限がない。そうやって実力をつければ日本代表に選ばれる。そういうシステムを魅力に感じて日本にやってきたのに、急に小学校から日本にいなければだめよと言われるのはおかしい、というのがエキゾチックな顔・族の選手の言い分だろう。 今回のネーションズカップの初戦の日本代表の選手(控えからの出場も含めて)23人のうち、平たい顔・族の選手は14人、エキゾチックな顔・族の選手は9人だ。もし、協会のルール変更でエキゾチックな顔・族の選手を減らしたとしたら、日本代表チームは確実に弱くなるだろう。彼らはなんというか、インターナショナル・サイズなのだ。身長2メートルで体重も重く、なおかつ恐ろしい速さで走るし持久力もある。日本にやってきて各レベルでの平たい顔・族の選手との競争に打ち勝って今の地位を掴んでいる。彼らを排除するということは彼らに負けてきた選手を代わりに起用するということだから確実に弱くなる。 昔、大学日本一と社会人日本一が日本選手権をかけて1月に戦っていた時代には日本代表は話にならないほど弱かった。国際試合はしない方が良いと思うくらい弱かった。エキゾチックな顔・族の選手を排除するということは、その時代の弱さに戻す、ということだと思う。日本代表は全員平たい顔・族で揃えたい、というのであれば対外試合で勝つのはあきらめるべきだろう。 私はレベルの高い試合を観るのが好きだ。平たい顔・族の人間が特に好きなわけではない。凄い選手ならばどんな顔でも好きだ。今は産業はすべてインターナショナルに戦っている。ラグビーの世界だけ平たい顔・族を保護するのは時代錯誤のように思う。世界の強豪国のラグビー選手の顔をみると多彩な出自が混ざっている。日本もそれで良いと思うのだが。
2026.07.26
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◆最大3000円CP+P3倍!!7/25◆レコルト ホームベーカリー 1斤 コンパクトベーカリー 全自動 コンパクト RBK-1(W) クリームホワイト recolte【転送不可】価格:12,098円(税込、送料別) (2026/7/25時点)楽天で購入このレコルトのホームベーカリーは、2022年の5月に購入し、それから平均4日に一度稼働してきた。ざっと360回はパンを焼いただろう。アスキーというPC関係の雑誌で「パンの耳が硬い」と紹介されていたので飛びついた。ホームベーカリーで焼いたパンは何度か食べたが、全体に柔らかすぎるし耳がパリッとしていないという不満があり、自分で買おうとは思わなかったので、硬いパンが焼けるのならと購入したのだ。我が家の朝食はパンだが、これを買ってから私がパンを焼き続けたので市販のパンを買うことはなくなった。普通の食パンと全粒粉のパンとライ麦パンとをローテーションで回している。強力粉はコストコで売っているもの、全粒粉はイオンで売っているもの、ライ麦粉は富澤商店で売っているのもを使っている。 先日、これが壊れた。パンケースの底を貫通している軸が下に抜けた。軸に溝が掘られているのでOリングの破損と思われる。カミさんが洗っている時に壊れたらしいが現場は見ていない。Oリングは広く使われているシール材で、昔スペースシャトルがOリングの破損が原因で墜落した事故を思い出す。Oリングそのものはホームセンターで安価で手に入る(水道の補修のコーナー)のだが、Oリングをセットするのには特殊工具と食品に使えるシリコングリスが必要そうで、これの取り寄せには手間がかかる。レコルトに問い合わせたらパンケースだけを購入できるが、送料などコミで6500円近くかかる。 可動部のある電化製品だから本体もそのうち壊れるかもしれない。買い替えてもこのくらいの値段だからその方が安心だ。パンケースを買い替えたあとで本体が壊れたらパンケースが無駄になる。そう考えて購入した。
2026.07.25
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ソニー SONY ウェアラブルサーモデバイス REON POCKET PRO ( レオンポケットプロ ) センシングキット RNPK-P1T-H価格:25,250円(税込、送料無料) (2026/7/21時点)楽天で購入猛暑の季節になったが庭仕事を続けている。朝食後すぐの時間に空調服を最強にして作業している。一時間くらいで電気がなくなり弱くなるが、それを合図に作業をやめてシャワーを浴びて部屋で休養を取る。 カミさんが誕生日のプレゼントということで新製品を買ってくれた。ペルチェ素子を利用した製品で、首の後ろの素肌に直接接触させて冷やす。温度センサーが別にあり、これをポケットに入れておくと外気温や湿度を測り適度な冷え具合にしてくれるという触れ込みだ。スマホのアプリで操作できる。ペルチェ素子を冷却に使うと同じだけの熱が出る。この製品はその排気口が首の後ろから突き出す。長めの排気ダクトも同封されていたのでこちらに交換した。髪が長いと干渉するかもしれない。 早速使ってみたが、局所的に冷たいものを当てているので気持ち良い。だが身体を冷やすほどのパワーはない。汗の量も変わらない。なにしろ最強にしても5時間バッテリーが保つのいうのだから、大した力は無いのは当然だ。作業中に冷たくならないことに気づいた。スマホとの接続(Bluetooth)が切れている。接続し直したらまた冷える。切れたのにすぐ気づいたというのは、冷えて快適に感じていた証拠だろう。せっかくのプレゼントなので毎日使うことにしよう。
2026.07.21
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清掃した巣箱の床を固定し、もとの位置に設置した。来年も営巣してくれると良いのだが。これで去年から一年以上かかったが、巣箱を作って設置して小鳥の繁殖の手助けをして小鳥の生活を居間から観察して楽しむというプロジェクトは成功裏に完了した。 こういうプロジェクトを成功させるのには入念な準備が必要だ。良い教科書(YouTubeやブログでもよい)から学び、勘所を理解し実行する。クラヴィコードのキットを作ったときもそうだが、長年工作に親しみ、スキルを上げ、道具類を揃え、その使用法に習熟してきた蓄積がないと、うまくいかなかっただろう。 カミさんを始めとして多くの人が、とうていうまくいくはずがない、と言い自分では手を出さない。成功する予想がたたないらしい。新しいことに手を出さないのは、うまくいった成功体験が少ないせいのように見える。研究を仕事にしていたときも、大学院生たちにその傾向を感じた。まず、うまくいく気がしない、という反応なのだ。自力で一遍の論文(もちろん英語で査読のある専門雑誌に掲載されたものを論文とよぶ)を書き上げると、これが成功体験となり新しいことに勇気を持って立ち向かえるようになる。 私の場合、自作のチェロを弾いている、というのが工作の面での最大の成功体験だ。チェロが作れたのだから、クラヴィコードのキットや小鳥の巣箱ができないわけがない。
2026.07.20
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その後、雀が巣箱に近寄る気配がないので、巣箱を清掃することにした。 参考にした教科書では巣箱の清掃に積極的でない書き方をしていたので、巣箱を作る時に分解のことを考慮せずに作った。壊れない、落ちない、ということを考えて丈夫に作った。各部材はステンレスの木ネジで留め塗料で塗ったから塗料で接着されているかもしれない。教科書では、自然界の巣はヒトが掃除なんかしないでしょう?という論調で、それはそれで説得力がある。だが、やはり趣味は個人的研究である。巣の様子を観察したい、という気持ちは大事にすべきだ。 この巣箱はフェンスの支柱に二本の角棒を木ネジと板で固定し、その角棒の上部に巣箱を木ネジで固定した。角棒ごと外そうと試みたのだが、木ねじを外しても板が塗料で固着して外れない。このフェンス越しの隣家は我が家より2メートルほど低い。自分が落ちれば怪我をするだろうし、電動ドライバーや木ねじを落としても厄介だ。ここで力仕事はしたくない。そこで、角棒と巣箱を固定している4本の木ネジを抜いてみたら、巣箱を外すことができた。 外してきた巣箱を分解して中を清掃するが、巣箱の屋根を外すとそこから雨漏りするかもしれない。床は四隅に水抜き穴を開けてあるし、木ネジ4本で壁に留めただけだ。これを電動ドライバーで抜いたら床は動く。キリでこじったら簡単に外れた。 そっと開けると、床には厚さ3センチメートルほどの厚さのフェルト様の巣材が入っている。獣毛のような素材だ。そして、一羽の死骸も転がっていた。サイズからして親ではないと思うが(生きたシジュウカラを手にとってみたことがないので、親のサイズを知っているわけではないのだが)、羽毛の柄はシジュウカラそのものだ。孵化してから羽化するまでの間に何らかの原因で死んだのだろう。 人間の感覚からすれば死体の入っている巣箱で繁殖するのは避けるだろう(シジュウカラは平気な可能性もあるが)。雛が途中で死ぬ可能性は小さくないと思われるので、繁殖後の巣箱は調べて清掃したほうが良いと私は思う。 水できれいに洗って物置で乾かしている。乾いたら組み立ててまた角棒に固定しよう。一度使われた巣箱は鳥にとって優良物件なので来年も使ってくれることが期待できるらしい。
2026.07.19
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去年庭に設置した巣箱は今月までシジュウカラが使って産卵・育雛をした。来年も使ってもらうためにはこの時期に巣箱を清掃したほうが良いらしい。この巣箱を作ったときに読んだ教科書にはこのことが書かれていなかったので、巣箱は中を簡単に開けられるように作っていない。どうやって壊さずに分解するかを考えている。 今朝、朝食を食べていたらカミさんが「巣箱に雀のペアが来ている」という。食卓のカミさんの席からは巣箱が良く見えるのだ。席を立って見たら、確かに興味ありげに雀が巣箱を見聞している。早速AIに訊いてみたらこれから産卵をすることもありうると言う。一週間くらい様子を見るようにという。この暑いのに大丈夫かと心配だが、可能性があるのなら巣箱のクリーニングは少し待ってみても良い。 シジュウカラがこの巣箱で育雛しているとき、雀のペアが巣箱の乗ったり中を覗いたり、巣箱に入りさえしていた。次の産卵に備えて巣の場所を探していたのだろうか?
2026.07.18
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森博嗣氏が、趣味は個人的研究だ、とどこかに書いていたが、私もそう思う。彼は私と同様に理系の研究者だから研究というものを同じ様に感じているのだろう。 去年の4月に庭に小鳥(雀を想定していた)の営巣のための巣箱を設置した。営巣、産卵、孵化、巣立ちという一連の営みを居間や二階の部屋から観察し、写真や動画にしたい。これが研究の目的で、論文ならIntroductionということになる。 ちゃんと立派な教科書を読んで、巣箱の構造・サイズを正しく作り、設置場所も入念に検討して決めた。地面から2mほどで、猫や蛇に襲われないように杉の角材を二本使ってフェンスの棒に固定した。庭の木からは少し離し、巣箱の前は開けた空間になるように場所を決めた。巣箱の高さが高めだと雀、低めだとシジュウカラが入るそうだが、ちょうどどちらでも入る高さということと、杉の角材が車に積める長さということでこの高さになった。このへんが材料と方法 Materials and merhods になる。 今年の4月頃、シジュウカラが巣箱の上にとまっているのをカミさんが見かけた。その後私も目撃している。5月30日にカミさんがシジュウカラが巣材をくわえて巣箱に出入りするのを目撃した。ひんぱんに出入りするので私も見ている。その後4日ほどは出入りを見ていない。6月5日に巣箱に出入りするのを目撃し、写真撮影をした。6月20日ごろは一羽がもっぱら外出しては餌(青虫のようだ)を運んでいた。おそらくメスが抱卵中だったと思う。6月25日ごろになってひんぱんに出入りするようになった。二羽が勝手に出ていっては虫の幼虫をくわえて戻って巣箱に入り、すぐに出ていく。ときどき二羽が同時に戻ってきたりもする。孵化して雛に餌を与えていた時期だろう。7月6日、7日には巣の中に黄色い口が見えて(超望遠のカメラで撮影して確認)いた。巣の中で羽ばたく様子も見えた。7月9日の午後にはまったくシジュウカラが観察されなくなったたぶん巣立ったのだろう。これがResults。 考察Discussionはいろいろある。そのうちまとめよう。 ということで、趣味でもあるが、立派な個人的研究ができた。
2026.07.17
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義母は義父が亡くなってからずっと一人暮らしだ。同じ千葉県内だが、船橋市なのでそれほど近くない。カミさんは木更津に引っ越してからは月に一度くらい顔をだしているし、カミさんの妹は同じ船橋市に住んでいる。96歳になった義母は一人っきりで死んでいくのが怖くなり、自分で老人ホームを探し、先月入居(つまり引っ越し)した。これで義母の家は空き家になった。 カミさんはせっせと家にある不用な物を捨てる作業に実家に行く。この家には一応庭がある。私の家の50坪の庭に比べれば1/4も無い。義母はできる範囲で草取りをしていたようだが、植物に負けている状態だ。雑草を野放しにしているといかにも空き家です、という感じになって良くないだろう。カミさんには妹がいるだけだし、妹の亭主は病弱だ。草取りをするなら私しかいない。 どのくらいの労力なのか一度やってみようと思い、カミさんが実家に寄ってから老人ホームに行き義母と会い、その後実家に戻る(N-Oneの出番だ)という予定の日に、草取りをしてみた。正味2時間ちょっとの作業だったが、最低限の草取りは終わった。 どのくらいの頻度で手入れに行けばよいのかわからないが、次にカミさんが実家に行くときに同じように作業をしてみようと思っている。
2026.07.16
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日産オーラ4WDは新車で買って一年が経った。N-One RSは中古で買って半年が経った。それまでの家族で乗る車とスポーツカーという組み合わせと違って、使い方がかなり被る。 長距離、たとえば関西まで往復するならばオーラに決まっているし、車庫入れが難しい母の家やカミさんの実家に行くときはN-Oneに限る。それ以外の日常の用途ならどちらでも良い。 カミさんは車の使い分けが難しいらしく、もしオーラに慣れてしまったらN-Oneは運転できなくなってしまう心配があるので、近場の用途にはほとんどN-Oneを使っている。私はそういう心配はないのでどちらを使ってもよいのだが、だいたいオーラを使っている。オーラは安楽でのんびりと運転できる。N-Oneはエンジン音が勇ましいこともあって、頑張って運転する気分になる。それも嫌いではないのだが。オーラを多用するとガソリン代が高くつくと予想していたのだが、それは間違いだった。これまでの総計でオーラは18.2km/L、N-Oneは17.9km/Lとなっており、ハイブリッドのオーラの方が燃費は良い。 荷物を積む観点で比べると、広さとしてはオーラだろうが、N-Oneの方が使いやすい。チェロを弾きに行くときチェロ用の椅子も持っていくことがよくあるのだが、これはN-Oneが良い。後席が左右独立して畳めるのはどちらも同じだが、N-Oneは後席の座面が立ち上がる。後席の床に椅子を立てて積めるので具合が良い。フィットもそうだったが、ホンダセンタータンクレイアウトのメリットもあって荷物が積みやすい。 走行距離はN-Oneが400km/月くらい、オーラは600km/月くらいになっている。オーラは関西に2度往復しているから、それが効いている。
2026.07.15
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カッチーニのアヴェ・マリアという曲がある。実際はカッチーニという人が作曲したわけではないらしいが、どうでも良い。とても美しい曲で、チェロ用の素晴らしい編曲もある。弾くのは難しくない。ゆったりとしたテンポで全音符が多く一番速い音符が八分音符。重音も無いし音域も普通だ。物足りないと思うチェロ弾きは途中で1オクターブ上げたりするが、それでも高すぎるわけではない。これまでに何度か人前で弾いたことがあるが、それなりに好評だった。 YouTubeで勧めてきた動画にこのカッチーニがあり、今日本を代表するチェリストである宮田大氏が演奏している。これがとても素晴らしい演奏なのだ。良い演奏を見聞きすると秘訣を盗もうとするのだが、この演奏の動画を見ていても盗める感じがない。難しい曲なら、指使いや弓順を盗むことが可能なのだが、これだけ易しい曲だと何も秘密はない。ロングトーンの持ち声の美しさと言ってしまえばそれまで。微妙なクレッシェンドとか弓の返し際のわずかなポルタメントはわかるが、楽譜に書き込めるような情報でもない。使用楽器がストラディバリだから美しいわけではないだろう。 何度も動画を見て、チェロを手にして真似してみようと思うのだが、手の打ちようがない。日暮れて道遠し、という言葉が浮かんでくる。
2026.07.13
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庭の一角にトマトの苗を植えたのが4月だ。本当は落花生を植えたかったが連作ができない。三年に一度しか植えられない。間の二年はマメ科でない植物を植えなければならない。美味しい朝摘みのトマトなら嬉しいかもしれないと思い、フルティカという品種の苗を10本通販で買って植えた。 私が無知だったのだが、二人暮らしの生活に10本は多すぎた。毎日食べきれないほどの実が取れる。収穫しないとその場で腐るだろうから毎日収穫するが多すぎる。音楽関係の友人などに配っているが余る。カミさんがトマトソースやドライトマトを作って保存への努力をしているが大変だ。 また、トマトという植物の生え方は美しくない。横にはびこる様が下品だ。庭の景観としてふさわしくない。来年はもっと上品な生え方の植物を考えよう。
2026.07.13
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日本のプロの弦楽器奏者の演奏を聴いていると、失敗をしないことを目標としているのが見えることが多い。指使いでも安全第一のやり方を採用し、弓の使い方も発音ミスを避けている。だが、演奏を聴いているこちらからすると、失敗をしないのが良い演奏ではない。失敗がないのは究極まで行ってもゼロであって加点がない。加点がわは、失敗を消すという考えでは得られない。心を鷲掴みにするような音色や歌いまわし、ピークに向かう推進力といった音楽的な表現が加点を生む。魅力のある演奏は加点が多いのであって原点が少ないわけではない。アルゲリッチのドビュッシーのチェロソナタの終盤では大きなミスを犯しているが、演奏を聴いた後味に影響はないと私は感じる。 楠木 健氏のエッセイに、「満足の反対にあるのは不満足ではなく没満足、不満足を取り除いても満足にはならず没不満足にしかならない」という考え方が紹介されている。音楽でも同じではないか?
2026.07.11
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食卓から巣箱を見ていると、巣箱の中に何やら動くものが見える。親鳥が入っているのかと思って双眼鏡(ツァイスの小型の物で、音楽会に持っていったりもする)で見ると雛のようだ。 早速カメラで写真を撮った。AFが今ひとつ精度が悪い。マニュアル・フォーカスの方が良いのだが、動画でも撮るので難しい。動画で見ると巣箱の中で羽ばたいているのが見えた。これが7/08の出来事だ。昨日(7/09)は朝から出かけて夕方に帰宅して巣箱を見ると動きがない。シジュウカラがまったく現れない。この日の午前中に巣立ったようだ。
2026.07.10
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大学の教員・研究者の仕事をずっとやってきたが、国立大学に居た時は助手という最下級の教員だったし、途中から移った私立大学でも講師という下から二番目の立場だった。私立大学に居た時に別の私立大学の教授になるというチャンスがあった。この時はかなり真剣に考えた挙句断った。 教授になると研究での自由度が増すだろう。世間体も良いし給料も上がる。周囲の研究者はみんな教授になりたがる。だが、間違いなく時間を失う。教授になると出席を義務付けられる会議が非常に多い。こういう会議は始まる時間(だいたい午後の4時とか5時とか)は決まっているが終わる時間はわからない。いつ家に帰られるかわからない。教授になると学会などの事務的な仕事も増すし下手すれば科学研究費の審査なども来る。どんどん時間が奪われていく。自分の遊び(たとえばチェロで室内楽をやる)時間は確保しにくくなるのは間違いない。しかも周囲の教授を見ていると、自分のやりたい研究を実行する時間さえない。それでは何のために研究者になったのかわからないではないか。 手取りベースで講師の給料の3倍以上収入が増えるというなら、数年我慢して早期退職して遊びに没頭する(今で言うFIREですね)のも良いが、現実には二倍にさえならないことがわかった。拘束時間あたりの稼ぎは激減する。これでは引き合わない。芸術系の大学の教員に日本を代表する演奏家が就任することがあるが、数年で(定年よいりだいぶ前に)退職してしまう例が多い。これはたぶん拘束時間と雑用の多さで演奏活動ができなくなってしまうからだろう。演奏活動をしたくない人は定年まで教授を務め学長などを目指すのかも知れない。 楠木 建という人のエッセイを読んでいたら「黒い巨塔」という話があった。「白い巨塔」という有名な小説は医学部の教授が地位と権力を求めた権謀術数の物語を描いているが、楠木氏が所属していた一橋大学ではむしろ逆で、いかにして研究科長や学部長にならずヒラの教授のままでいることを求める闘争があったという。彼はこれを「黒い巨塔」と表現している。私が考えたのと同じようなことが教授の世界にもあるらしい。
2026.07.09
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シジュウカラの動画を撮るのに新しくカメラを買った。10年以上ぶりのカメラ購入だ。ニコンのCOOLPIX P950で、古いキャノン同様望遠がきく。キャノンが50倍ズームだったが、こちらは83倍だ。ファインダーが見やすいのがありがたい。重量はだいぶ重くなったが、外出時に持っていくことは想定していないので問題ないだろう。家の中で三脚に固定して鳥の様子を撮る。 動画も撮れる。カミさんが妹や義母などに巣箱にシジュウカラが入った様子を自慢するには、静止画より動画の方がインパクトがあるだろう。このカメラの問題は、静止画を撮る準備でズーム比を決めてピントを合わせていて動画撮影開始ボタンを押すとズーム比が変わることだ。より拡大され、巣箱の上にとまった親鳥の姿が切れてしまう。これを想定してズーム比を設定する必要があるが、ズーム比を制御するボタンが思うに任せない。ちょうど良いところで止まってくれない。また、AFのピント合わせも不器用だ。 そういう文句はあってもそこそこの動画は撮れる。動画は編集しないと退屈なものになる。AIに相談してClipChampというWindows純正のソフトを使って編集している。部分をカットしたり複数の動画をまとめたり、という作業だ。こうやって編集した短い動画をYouTubeに限定公開であげ、そのURLをカミさんにメールで知らせている。 また、動画から静止画を切り取るときはWindowsのフォトアプリで動画を開き、気に入ったカットを静止画にして保存する。この写真はそうやって切り取ったものだ。雛の糞を糞囊というカプセルにして運び出すところだ。くちばしで白い袋をつまんでいるのが見える。
2026.07.08
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ラグビーのテレビ中継を自室のPCで視聴するのが平和なのだが、この前提となる自室を持っていない男が多いことには驚かされる。 私は子供の頃は小学校高学年から自室を貰っていた。結婚してから入居した公務員住宅は非常に狭かったから自室はなかった。プラモデルなど作っていても食事や就寝の前には片付けなければならないのが不便だった。30代半ばで一戸建て住宅を買った。この家は一階は水回りなどのほかは広いLDでここにグランドピアノを置き音楽室としても使っていた。カミさんはほとんどの時間を一階で過ごしていた。二階に4部屋あり、寝室と子供部屋を確保しても部屋は余る。そこで私がそこを工作室として使うことにした。 その工作室のおかげでチェロを作るというプロジェクトが始められたわけだが、私は基本的にここにいる、というリズムができあがった。職場から帰宅して夕食が終わると工作室にこもる。10時になるとLDに降りてきて焼酎を飲みながらカミさんの愚痴を聞き、二人でテレビを観る。 関西に引っ越して買った家でも、今の木更津の家でも同様に工作室を確保し、同じような生活をしている。退職したから以前よりずっと家にいる時間は長いが、職場にいる代わりに工作室にいるので、カミさんとしては夫の在宅による鬱陶しさはあまり感じていないと思う。また、私も家に好き勝手に暮らせているのでストレスは少ない。
2026.07.06
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ネーションズチャンピオンシップ2026というラグビーの大会を視聴しようと考え、WOWOWに加入した。大会は7月に集中して行われるので7月1日に加入した。月末には解約しようかと考えている。 WOWOWには様々な視聴方法があるが、自分の工作室のPCで見ることにした。階下のテレビだと、少し鬱陶しい。というのは我が家では私は二階の工作室にいるのがデフォルトで、家の中の階下の部屋はカミさんのテリトリーなのだ。私は用があると音楽室、食堂、テレビのある居間、寝室に行く。カミさんが予想していないときに階下に行くと、カミさんは、何?という顔をする。もちろん、文句を言われるわけでなく、テレビを観たければ譲ってくれるが、どことなく居心地が悪い。テレビを観ているときにカミさんが近くにいると話しかけられたりして気が散る。ラグビーの試合は長いから別の部屋に行っていてくれというのも気を使う。だから一人で工作室で見るのが平和なのだ。カミさんは余程のことが無い限り工作室に上がってこない。 昨日、大会が始まった。私は日本チームにはあまり興味がない。リーグワンを熱心に見るのは外国から来ている超一流の選手のプレイを見たいという気持ちが強い。また、日本対外国の試合の日本語解説が非常に不愉快だ。日本贔屓が嫌いなのだ。だからこういう試合は副音声の英語の解説に切替える。 昨日の最初の試合はニュージーランド対フランスだった。これは強豪チーム同士だから非常にプレイの質が高い。予想どおりとても良い試合で、WOWOWに加入した甲斐があった。しかもゲスト解説によばれていたサントリーサンゴリアスのスクラムハーフの福田健太氏の解説がすばらしかった。現役で、レギュラーの一員であるが必ず先発出場が保証されているわけではないという立場上、上達への意欲がとても強い。日頃からラグビーについて考え抜いている頭脳による解説なので、こちらの知識も深まる。彼が解説する試合を検索して見たいくらいのものだ。
2026.07.05
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三年前には全く興味がなかった庭仕事をするようになり発見が多い。そもそも庭らしい庭のある家に住むのも初めてなので、庭を眺める習慣もなかった。 庭に設置した巣箱にシジュウカラが入り育雛中なので、庭を眺める時間が長くなった。すると実に多くの鳥が庭に出入りしているこのに気づいた。大きなカラス、鳩、ヒヨドリ、雀、などが毎日やってくる。シジュウカラが巣箱に出入りするのを見ていると、巣箱に雀もやってくる。この写真のように二羽が一緒にやってくることも多い。中を覗き込んだり、巣箱の中に入ったりもする。 雀はあまり肉食傾向が無いときくのでシジュウカラの雛を襲ったりはしないのかもしれないが、カミさんなどハラハラして雀を追い払いに行きそうな勢いで怒っている。「この巣箱は良いね、来年はここを使おうか?」などと雀のカップルで相談しているのだろうか? 雀が去った後しばらくはシジュウカラが巣箱に長居したりしている。心配して雛を守っているのだろうか?
2026.07.03
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コータリモデルスというプラモデルの会社のメッサーシュミットのキットには分厚い説明書がついてくる。組み立ての説明図だけでなく実機の写真がたくさん掲載されているのだが、それがみな終戦後に連合軍が撮った写真だ。一緒に映っている人物がアメリカ兵の制服を着ているし、これから火をつけて燃やします、という状況なのが見て取れる。ナチスドイツのマークの上にアメリカ軍のマークを重ね塗りした写真もある。日本軍の飛行機だって同じ運命で、終戦後めぼしい機体は性能をテストしたかもしれないが、すみやかに破壊された。これらの写真から受ける印象は、これまで自分がイメージしていた格好の美しいメッサーシュミットとはだいぶ違う。考えてみれば戦争のさなか、戦闘機は実用品として酷使され、しょっちゅう銃撃を受け、度重なる出撃の合間にかろうじて実用に足りる最低限の整備しかしてもらえず、複数の機体からの寄せ集めの部品を組み合わせられたりしてあわれな外観になっていたに違いない。 コータリモデルスの実機の写真を見ているうちに、これらの写真を研究してこの状況の実機を忠実に再現するのが自分のやりたかったことではない、と感じるようになった。むしろ、高級自動車店のショールームに飾られている富裕層のドラ息子が乗り回すスーパーカーのような派手さをめざしたい。 そこで今回、メッサーシュミットと雷電は実機と無関係に、機体を美しく見せるように塗ってみた。出来上がりを見るとおもちゃっぽくいい感じだと思う。酷使されくたびれはてた本物の戦闘機ではなく、美しいフォルムを綺麗な塗装で包んだ模型そのものが好きなのだろう。
2026.07.01
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庭の巣箱で子育て中のシジュウカラの写真を撮っているのはキャノンのSX50HSというデジタルカメラだ。2013年に購入したようだ。当時はまだ、EOS5Dという一眼レフにCONTAX用のカール・ツァイスレンズをマウントアダプター経由で装着して写真を撮っていたが、衝動買いしたのだ。何しろ光学50倍ズームで、銀塩フィルム換算で24mmから1200mm相当でたぶん6万円程度で買っている。カール・ツァイスレンズの望遠レンズが180mmしかないことを思えば圧倒的な望遠レンズが使える。これまでに経験したことのない写真が撮れる。 肉眼でも双眼鏡でもわからない物が、これで写真を撮ると見えるので、望遠鏡代わりにも使えた。月食の写真を撮るのにも使えた。できあがった写真の質にも特に文句はなく、何かと便利だ。写真を転送するのにFlash Airという製品を使っている。大きな問題点はファインダーがしょぼいので、シャッターを押すときどんな写真が撮れるかわからないことだ。撮って液晶画面で見ても小さいのでよくわからない。iPadやPCに転送して大写ししてようやく確認できる。 600g程度の重さなので旅行に持っていったりしていたが、iPhoneで写真を撮れば済むこともあって次第に使わなくなった。木更津に越してからは庭に来た鳥を撮るくらいだった。 シジュウカラが巣箱に入ってからは俄然活躍するようになった。部屋から巣箱の鳥を撮るとなれば1000mmくらいの望遠レンズが必要なので、手持ちのカメラではこれしか使えない。
2026.06.30
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コータリモデルスのメッサーシュミットのプラモデルを作った後味が良かったので、またプラモデルを買った。メッサーシュミットが1/32という大型の模型だったことが印象をよくしているので、同じ1/32で日本の「雷電」という戦闘機を選んだ。第二次世界大戦中の日本の単座の戦闘機で最も好きな機体だ。ハセガワというメーカーから販売されている。ハセガワの模型には良い思い出と嫌な思い出とが混在している。タミヤのような完璧さは求められない。途中まで作って廃棄したキットもある。だが、メッサーシュミットのコータリモデルスの値段の1/5くらいの値段だからハズレでもあまり腹は立たないだろうと思い注文した。 こういうスケールモデルを作るのに、以前だったら実機のデータを元に時代考証の行き届いた塗装をするように心がけたものだが、そういう行為はどこか他人に褒められたいという気持ちに動かされているような気がする。自分がそのキットを作ろうと思った欲求に忠実であれば良い。実機ではありえない塗装でも自分が満足すればそれで良い。 子供の頃夢中だった漫画に「紫電改のタカ」があり、これに真っ黒に塗られた紫電改という戦闘機がでてくる。紫電改も第二次世界大戦の日本の戦闘機だが、私はあまり形が好きでない。でも、真っ黒に塗るという発想はずっと心のなかにあった。今回「雷電」を買う時に、雷電こそ真っ黒に塗ると美しいだろう、と思った。つや消しの黒に日の丸のデカールを貼る。日本機で珍しいデブの機体に真っ黒は似合うと思う。 このキットは、完成したら全く見えなくなるのにエンジンも入っている。私には無駄な部品だ。エンジンの回転軸の延長線上にプロペラの回転軸が来るのだが、キットの構造がその軸の一致を担保していない。下手をするとプロペラの回転軸が機体の外形とずれる危険をはらんだ構造なのだ。コータリモデルスでは潔くエンジンを作らず、プロペラの回転軸が正確に機体の外形にフィットするように設計されている。ハセガワの雷電はそういう危険な設計ではあるが、それ以外はキットをそのまま組めば私のイメージする雷電のフォルムができあがる。 細かいことを気にせずに組むのであっという間に完成した。エンジンは全部組み立ててからメッサーシュミットに塗った残りの銀色で塗装。プロペラもスピンナーも同様で、あとはつや消し黒のスプレーで塗装。機体内部は塗装せず、キットのプラスチックの色そのまま。手抜きなのだ。 完成すると、とてもそれらしい。カウリングの後ろから突き出す排気管(4本見える)の銀色がとてもおしゃれだと思う。満足だ。
2026.06.29
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台風が接近して風が強かった間も雨が降っている間も、シジュウカラはせっせと餌を運んでいる。ときどきはツガイの二羽が同時にやってきて順番待ちをしたりしている。キャノンの望遠の効く安カメラが大活躍で写真を撮っている。部屋からガラス越しに撮っていて、そのガラスも台風の雨で汚れているので少し明瞭でないのが残念だ。 多くの場合、一度巣箱の上にとまってから一度外に飛び出してから巣箱に入る。とまった一瞬を狙って写真を撮った。はっきり見えないが、餌は青い芋虫であることがわかる。庭の虫も減るか?
2026.06.28
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朝起きると二階の自分の部屋のベランダから巣箱を見る習慣ができた。昨日まではシジュウカラが巣箱に出入りする姿はめったに見られなかったのだが、今日になって頻繁に出入りしているのが見える。食事をしながら巣箱を見ていると、外から飛んできて巣箱のてっぺんにとまり、あたりを見回してから短距離を飛んで巣箱の出入り口に飛び込む。見ている間にまた飛び出していく。数分もたたずにまた飛んできてまたでて行く。 これは雛が孵化したのではないだろうか。抱卵が終わり二羽交代で雛に餌をやっていると考えられる。近づいて怖がらせるのが嫌なので遠くから見ているだけだが、そのうち雛の鳴き声が聴こえるかもしれない。 カミさんはバードウォッチングが好きで、鳥の名前も私よりずっとよく知っているが、こうやって庭にかけた巣箱でシジュウカラが子育てするのを観察するのは初めてで熱心に見ている。私もいながらにして見られるので楽しんでいる。
2026.06.27
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子供の頃から美的センスは無く、自分でデザインする工作など我ながら美しくない。工作好きなのに小中学校の図工や美術の成績は悪かった。 チェロを作るプロジェクトを始めたころ、最初のヴァイオリンの表板の膨らみを作っていて、どこをどう削ったら良いのかわからない。師匠の師匠(弦楽器ウエキという店の先代の社長の植木繁氏)にそう言ったら、自分が美しいと思うように削れば良いという返事だった。どういう曲線が美しいのかわからない、と言ったら、割にきつく叱られた。すべての物に対してどれが美しいかがわかるように訓練しなければだめだ、と言うのだ。店にある弦楽器を見せて、このヴァイオリンの裏板のここの曲面の作り方が破綻している、などと手にとって教えてくれた。さらに、工房にある椅子だろうが楽器製作の刃物だろうが、美醜はある。それを見分けるようにしなさい。 それを割に忠実に守るようにしてきた。他の人の楽器をじっくりと観察させてもらい、この楽器のここの造形が好きとか、サウンドホールの穴の幅が大きいと下品に見えるとか、自分の好き嫌いを明確にするようにした。車などでも他人の意見ではなく自分自身の好き嫌いで美醜を判断するように努めてきた。すると、それをデザインした人のたくらみのようなものが見えてくるようになった。こことここのカーブを無理無くつなげようとして、ここを削ったのか、などと思う。 そういう訓練をして二つ目のヴァイオリン、最初のチェロと作っていくうちに自分の好きな形に削れるようになったと思う。これは生活全般に影響があり、この頃から自分が仕事で書く英語の論文の写真や説明図などにも美意識が関与するようになった。 ここ2年ほど庭仕事をしているが、ここでも自分なりの美意識が確かに働いている。
2026.06.26
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テレビで東京の庭についての番組を見たのだが、かなり違和感を持った。テレビでやっていたのは「東京の植物」であって「東京の庭」ではない。鉢植えを自分の敷地からはみ出して並べたり、庭中を草花で埋め尽くしている事例ばかりだ。植物は庭を構成する要素の一つであり、庭は全体をある美意識で構成する芸術作品を目指すものだろう。植物を甘やかして野放図に増えさせているのは美しいとは感じられない。 私が管理している庭は私が設計したわけではなく、両親がこの家を建てたときに誰かによって作られたものだ。庭は(測ったことはないが)約50坪あり、半分は玉砂利が敷かれている。この玉砂利のスペースは一切の植物を排除している。毎日巡回して緑の物はすべて除去する。時間があれば落ち葉もすべて排除する。縁の2面には植木屋の助言でクラピアをグランドカバーで植えているが、クラピアの増殖を許している領域と玉砂利との境界線は厳しく維持し、玉砂利領域にはみ出してきそうなクラピアは刈り取り根も引き抜く。樹木も私が決めた高さを越えないように切り詰める。自分でやると危ない高さの枝は植木屋に注文して切ってもらう。石組みより奥は玉砂利はなく、ここに来た時は笹が勝手に生えていた。植木屋が笹を全部排除するのは大変だから残したら?というので、ここは生やすという場所はスネの高さくらいまで刈り、それ以外の場所は雑草扱いして抜いたり切ったりしている。ここも雑草の生存は許さない。除草剤を使うのもためらわない。 最初の年は石組みより奥の空いたスペースに落花生を植えた。落花生は背が高くならないし広がり方にも節度がある。美味しい実が食べられることを別にしても庭の美観にも問題を起こさない。残念なことに連作ができないので、毎年は植えられない。今年はトマトを植えているのだが、これが見苦しい植物だ。横に向かって野放図に広がる。私が考える境界線を越えた部分は切り取って捨ててしまいたいのだが、その部分にもたくさん実がついているのでためらわれる。 庭というものは植物を愛玩する場所でなく、どちらかと言えば直物と戦う場所のように、私には感じられる。
2026.06.25
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食事をしながら巣箱を見ると、巣箱の出入り口に白いものがちらちらと見えた。距離があるのでそれくらいしかわからない。そこで望遠機能が凄いキャノンのSX50HSというカメラを最大望遠にして写真を撮ってみた。このカメラの液晶画面はしょぼいので細部はわからない。iPhoneに転送してみたのがこの写真だ。巣箱の出入り口の直径3cmの穴に対してシジュウカラの胴の太さはちょうど良いのがわかる。抱卵中のメスが腹が空いて餌を届けるオスを待っているのだろうか?
2026.06.24
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昨日高速道路を走っていたら「SA, PAでの集会禁止」という電光掲示板の文字が出ていた。これは大黒PAでスポーツカーなどの集会が日常的に開かれていることへの対応だろう。 長年開かれていたマツダのロードスターの集会も周囲の迷惑が原因で開かれなくなったらしい。また、鉄道写真を撮る人の迷惑行為が問題になる。昔からバイクの走り屋が迷惑をかけるということでバイク通行禁止の峠道などができた。暴走族は昔からあった。今でも木更津近辺では改造したうるさいマフラーのバイクが空ぶかししながら大音響で走っている。 こういう迷惑行為をする人の多くは、その価値観を共有する人と群れている。世間からは理解されない価値観を仲間内だけで認めあって気持ちよくなっている。彼らはその集団の定めたフォーマットに従って行動することで仲間意識を高める。自分自身の価値観ではなく、集団のフォーマットに従うことに快感を感じている。その中では、これ以上やると迷惑すぎて禁止され自分たちの楽しみが奪われる、といった意見は抹殺されだろうし、そういう意見の発言者は弾き出されるだろう。歯止めが掛からないまま集団が盛り上がる方向に突っ走る。 集団を作りたがるのは人類の癖のようなものだから仕方がないのかもしれない。
2026.06.22
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去年の春に鳥の巣箱を作ったとき、教科書(巣箱づくりから自然保護へ:飯田著)の指示に従って開けて目立つ場所に巣箱をかけた。近くに木の枝などなく猫などが登ってこられない場所ということなので、隣家との境界のフェンスの支柱に間伐材の杉材の3mほどの棒を固定し、これのてっぺんに巣箱を取り付けた。それ以外のことを考えずに場所を決めたのだが、これが我が家の食卓からまっすぐに見える場所だった。朝食を食べながら、見るともなく巣箱を見る。 初めて巣箱にシジュウカラが巣材を運び込んでいるのを見かけたのは5月30日のことで、その後しばらくは頻繁にシジュウカラが巣箱に出入りしているのを見たが、だんだん見かけなくなった。巣箱が気に入らなくなって放棄されたかとカミさんは心配していたが(カミさんは心配をするのが趣味だ)、最近になって出入りを見るようになった。たぶん産卵が終わって抱卵が始まっているのではないだろうか?メスは巣箱に居座って卵を温め、短時間くらいは外出して餌を取り、オスが主にメスに餌を運ぶのだろう。最初に出入りをみかけたときより目立たないようにやってくる。遠くの枝にとまっていて、一気に巣箱まで飛んできて入る。出てもすぐに遠ざかる。注意を引かないように行動しているように見える。 結構大型の鳥も庭に来るし、ヒヨドリが巣箱の上にとまっていることもあり、カミさんなど「こら、あっちにいけ」などと食卓で言っている。自然環境でもこういうことはあるだろう。教科書に従って巣箱の入口を30mm径にしたから大型の鳥は入ることはない。 庭の様子を見る回数が増えた。
2026.06.21
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ラグビーの中継をよく観る。ケーブルテレビの有料チャンネルのセットと契約しているから、jsports1, jsports2, jsports3は観られる。日本のリーグワンのレギュラーシーズンは全試合観戦した。ポストシーズン(準々決勝以後)はなぜかjsports4で生中継だったので、その期間だけ月に1300円を追加で払って観た。 もうすぐ、世界中の強豪国が対戦する、ネーションズチャンピオンシップ2026 という大会がある。ワールドカップの他に新しく開催される大会で高度な試合が期待できるのでぜひ見たい。しかし、jsportsでは日本の対戦試合しか中継しないらしい。私がオリンピックを決してテレビ観戦しないのは、日本贔屓のアナウンサーの音声が我慢できないほど嫌いだからだ。F1だって日本人選手がいると、その贔屓のアナウンサーの喋りにムカムカする。ラグビーの国際試合の中継も日本贔屓になるに決まっているので、ワールドカップでは副音声の英語に切替える。切替えられないときは日本戦は観ないことも多い。そのくらい日本贔屓のアナウンサーが嫌いだ。 ネーションズチャンピオンシップ2026はWOWOWが全戦中継するらしい。私はWOWOWとは契約していないのだが、今回の大会が行われる7月だけ契約してラグビー観戦をしようかと考えている。試合数が多いので、録画して観るのも忙しいが。
2026.06.20
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息子夫婦の話によると、フランスにアマチュア・オーケストラは存在しないらしい。また、アマチュアの室内楽奏者の活動も聞かないという。イタリアに住んでいる友人も同じようにイタリアにはアマチュア・オーケストラは無いという。本を読むとロシアにもアマチュア奏者はいないらしい。アマチュアの楽器奏者が多く生息しているのは、イギリス、ドイツ、アメリカ、日本というところらしい。 国によってはプロ奏者がアマチュア奏者を敵視している、という話もきくが、国民性とか歴史的背景が影響しているのだろうか?イギリス人は遊び方の発明に関して世界一だから音楽で遊んでも不思議はない。でも、イギリスにアマチュア・オーケストラはあるのだろうか?他人の指図が大嫌いなフランス人は仕事でもなければオーケストラなんてやりたくないとか。一定の経済的レベルがなければアマチュア奏者は成立しないだろう。 どうもフランスやロシアはプロの子弟が最初からプロになることを前提に楽器教育を受ける、というシステムらしいのだが、そこで脱落したらどうするのだろう?
2026.06.19
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上の息子は夫婦でフランスのモンペリエという街に住んでいて、年に一回くらい日本に帰ってくる。奥方の実家は関西だが、パリから羽田に飛んできて奥方の荷物は羽田から実家に宅急便で送る。日本滞在が終わってフランスに戻るときも実家から羽田へ宅急便で荷物を送る。 フランスでも同じことをするのかときいたら、フランスにそういうシステムは無い、という。クロネコヤマトや佐川急便のような業者が存在しないらしい。なぜないのだろう、と息子たちにきいたら、まず治安の問題で荷物が安全に運ばれるとは信じられない、という点をあげた。運送業者が荷物から金目の物を抜き取るだろう、というのだ。また、置き配などしようものなら瞬時に盗まれるだろうと言う。さらに、無事運ばれるとしてもいつ着くかわからない。再配達など絶対に無理、と言う。 これも不潔なトイレと同じで、フランス人はそれで良いと思っている、ということだ。我々は当たり前のように宅急便の恩恵を受けていて、それが機能しない世界など考えられないが、フランス人はそんなものいらないと考えている。なぜだろう?
2026.06.18
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神戸での仕事は毎週あり、今週で3回目が終わった。行きは夜行バスで決まりだが、帰りの交通機関はまだ迷っている。 神戸空港から飛行機で羽田、羽田から木更津までアクアラインのバスというのが去年の段階ではベストだと思っていた。今週はそれで帰ってきた。だが、羽田から木更津に行くバスは夜の本数が少ない。一本逃すと羽田で30分以上待つことになる。そして、飛行機は遅れるのが状態化している。滑走路が混んでいるとかで簡単に遅れる。また、今週は羽田はゲートに到着ではなく空港内のバス輸送だったから、着陸してからバス停まで行く時間がかかった。羽田の遠くのゲートだとバス停までかなりの時間がかかることがある。今回は結果的に予定のバスに間に合ったが気を揉むことになる。 新幹線の普通車はあまり好きでないのだが、先々週台風で飛行機が欠航になったので乗ったグリーン車の印象が良かった。単に空いていて静寂が保たれていたというだけで、混んでうるさいグループ客なんかが近くの席に来て酒盛りを始めたりしたらそれだけで嫌になるのだが、今のところグリーン車なら新幹線でも良い気がする。新神戸駅は職場から地下鉄で簡単に行けるし、品川で新幹線を降りてから木更津行きのバス停まではかなり近い。飛行機のように離陸前にかなり早く空港に行くような必要はないので発車ぎりぎりに行っても心配ない。こちらの方がストレスが少ないような気もしている。 飛行機だと一万円弱、新幹線の普通車だと1万5千円強、グリーン車だと2万円弱だが、早めに予約すると1万8千円弱になる。帰りも夜行バス(これが6000円前後で一番安い)にする手もあるのだが、仕事が終わってから夜行バスが発車するまでの暇つぶしが大変なので、関西の友人と飲む予定でもないと選びにくい。
2026.06.17
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雑誌の記事で見つけて、つい衝動買いしてしまったプラモデルだ。コータリモデルスというニュージーランドのメーカーの製品で、1/32のメッサーシュミットBf109Gというナチスドイツの戦闘機だ。子供の頃から好きな機体だ。同じBf109でも初期型は機首の形が凸凹していて嫌いだが、G型はすっきりとしていて良い。水平尾翼を支える棒が無くなっているのも良い。 普通1/32という大きなスケール(全長28cm)だとエンジンの部品が入っているのが普通だが、このキットにはない。だから作るのは簡単だ。完成後もかすかに見える操縦席はとても精密にできていて小さなスライドマークをたくさん貼るはめになった。 普通こういうスケールモデルは説明書に描かれている特定の機体をできるかぎり再現するように塗装するものだが、最近はそういう作業をする気分になれない。アメリカのエアレースでは第二次世界大戦時のアメリカの戦闘機の機体が派手な塗装に塗られて飛び回っている。この機体もそんな感じに塗ってしまおうかとも考えたのだが、それだとメッサーシュミットに見えないかもしれない。そこで、全面銀色に塗り、ナチスドイツのスライドマークを貼って仕上げてみた。残念ながらナチスの復活を恐れる規制で、垂直尾翼に貼られるハーケンクロイツ(カギ十字)のマークは無く、なにやら省略された形になっている。そのうち細工してハーケンクロイツにするかもしれない。 実機のような迷彩塗装にしないとメッサーシュミットに見えないかと危惧したが、主脚とか風防とかの造形でそれらしく見えるように思う。 そのうち、旧日本軍の雷電とか鍾馗とかのプラモデルを買ってエアレース仕様に塗ってみようかと思っている。あれなら派手な塗装が似合うし、造形が特徴的だから他の飛行機と間違うことはない。
2026.06.15
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【中古】 逆転の経営戦略 / ヴェンデリン ヴィーデキング, Wendelin Wiedeking, 相原 俊樹 / 二玄社 [単行本]【メール便送料無料】【最短翌日配達対応】価格:497円(税込、送料別) (2026/6/12時点)楽天で購入カーグラフィックを出版していた二玄社の本だから、車関係だ。著者が1992年にポルシェの最高経営責任者になったとき、ポルシェは財政的にひどい状況にあり、買収の危機にあった。それを立て直したと言われている経営者が自ら書いた本なので、自分を誇る場面はあるが面白い。 当時のポルシェ社は部品のサプライヤーとは長年の付き合いだったので、馴れ合い的な関係にあり、部品の調達が悪かったらしい。期限までに納品されなかったり数が不足していたり不良品の割合が多かった。そのために大量に部品を在庫しなければならないし、完成した車が正しく動くかを手間ひまかけてチェックする必要があった。組立ラインを出た時点で重大な不良を抱えている製品の割合を50%にまで下げようと提案したら重役からそれは不可能と言われたという。当時すでにトヨタはこの面で完璧だった。ポルシェが高価格になる理由はこの手間にかかるコストが大きかった。生産技術の面でも前時代的だったようだ。 彼を含むチームはまず日本にやってきて、トヨタを筆頭に日本の自動車メーカーを視察して回った、彼らのプライドをずたずたにしたのは日本のメーカーがポルシェの経営陣に何でも見せたし何でも教えたことだ。ライバル扱いされていない。彼はポルシェを立て直すにはトヨタに教えを乞いトヨタの方式を取り入れるしかないと考え、トヨタの生産技術の責任者だった人の作ったコンサルタント会社を頼った。この会社は海外の自動車メーカーを助ける仕事は請けないという約束をトヨタと交わしていたが、例外的に請けることにした。ポルシェをトヨタがライバル視していなかったからだろう。 このコンサルタント会社がドイツのポルシェの工場に乗り込んできてからスパルタ式で改善をしていく話は、日本人としては溜飲が下がる場面だろう。この甲斐あってポルシェは経営を立て直すことができて、今なお存続しているわけだ。 私はこの時期のポルシェが立ち直ったのは初代ボクスターの成功のおかげだと思っていたが、それ以前にトヨタの出身者の厳しい指導のもとに行われた生産技術の改善があったのだ。
2026.06.14
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神戸での仕事で毎週月曜日の夜の夜行バスに乗っている。結局、行きはこの夜行バスが最善であると思っている。東京駅八重洲南口のJRバス乗り場に夜乗ると翌朝7時に神戸三宮に着く。仕事は9時過ぎからだからゆっくりと朝食を摂って間に合う。 夜行バスというと「疲れるでしょう?眠れるの?」という反応がステレオタイプで返ってくるが、最近のバスは良い。JR西日本は予約時に座席指定できるから、2階のC列のホイールベースの真ん中辺を予約する。三列シートの独立列なので、隣に肥満体型の人が来て圧迫される危険はない。AnkerのA30というノイズキャンセリング・イヤホンとアイマスクをして睡眠薬を飲んで乗れば眠れる。翌朝は元気に講義ができる。 JR西日本の予約は1ヶ月前の午前10時からなので、その日に予約をする。ポイントがあったりするので、だいたい6000円弱(新幹線の半額以下)で買えるのだが、前回の神戸行きを予約したときだけは3000円弱と破格に安かった。Copilotに「何か間違いではないだろうか?」と質問したのだが、「空いている時期だし、この路線の高給夜行バスとの競争が激しいからダンピングしたのだろう」という返事だった。それより後の予約はまた通常の6000円弱に戻ったので、この週だけ異様に安かった。 その安いチケットの当日バスに乗ろうとしてiPhoneのQRコードを乗務員に見せたら「これは子供料金です」と言われた。すぐにバス乗り場の窓口に行ってキャンセルして大人料金で同じ席を書い直して無事乗車できた。危ないところだった。 こういうことを避けるためにCopilotに質問したのに、役立たずな奴だ!
2026.06.13
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【中古】 東方見便録 / 内澤 旬子, 斉藤 政喜 / 文藝春秋 [文庫]【宅配便出荷】価格:364円(税込、送料別) (2026/6/12時点)楽天で購入フランス旅行で最大のストレスは語学の問題を除けばトイレだった。パリのサント・シャペルというステンドグラスが美しい教会とカレーの駅のトイレの不潔さは一生忘れないだろう。この「東方見便録」はアジアの凄まじいトイレ事情を紹介している面白い本だが、フランスだって負けてはいない。 帰国してからも時々思い出すのだが、大きな疑問は「フランス人はどうしてあのトイレに我慢ができるのか?公衆トイレはあれで良いと思っているのか?」という点だ。ベルサイユ宮殿にはトイレが無かったとか、パリのアパートでは窓から道路に汚物を捨てていたとか言うが、それは昔の話だ。この現代にあのトイレは無いだろう、と思うのだが。 逆に言うと、現代日本の公衆トイレの完璧さはどこから来たのだろう。今や地方のお寺などに行っても完璧なトイレを期待できるが、20年前はそうではなかった。日本の公衆トイレは急速に良くなったと思う。これは、そうでない観光地には若い日本女性が来ない、すると男性も来ない、ということが周知徹底されたからだろうと思っていた。フランスはそうではない。パリなどトイレがいくら不潔でも、うんざりするほど観光客が押し寄せてくる。でもフランス人だって公衆トイレを必要とすると思うのだが。 イギリスは日本の水準には無いが、フランスのように酷くは無かった。ここに多少の国民性があるのだろうか? 誰かに納得行く説明をしてもらいたいものだ。
2026.06.12
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小学生の頃からプラモデルを作ってきたし、細々と鉄道模型にも親しんできたのだが、どうも小さい模型は好きになれない。鉄道模型の日本における主流はNゲージだが、私の想像力では指一本程度の模型からあの鉄道車両をイメージすることはできないし、走らせていてもこれが鉄道だとは思えない。HOゲージでも無理で、私にとっての最小はGゲージということになる。 自動車のプラモデルは1/24だと厳しくて1/12が望ましいのだが、あまり発売されていない。オートバイは1/12より1/6が良いがやはりキットは少ない。第二次世界大戦時の戦闘機だと1/72はだめで、最低1/48、できたら1/32が良い。 こちらの目が老眼だからということではなく、模型から実物をイメージするためには絶対的な大きさが必要なようだ。そのサイズは私の場合20cmくらいが境目のようだ。Gゲージの機関車も、1/12の自動車も、1/6のオートバイも、1/32の戦闘機も20cmを超える。
2026.06.11
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生命科学者、定年後に畑にハマる 実践・知的菜産の技術 [ 仲野 徹 ]価格:1,980円(税込、送料無料) (2026/6/10時点)楽天で購入著者の仲野徹氏は病理学者で、一般向けの病理学の本「こわいもの知らずの病理学講義」はとても良く書けた本だと思う。それは図書館で借りて読んだ後紙の本を購入した。買うに値する本だったわけだ。この人は定年後その仕事にしがみついたりせず全くやったことのない家庭菜園を始めたらしい。その2年くらいの経験を本にした。まえがきに彼が書いているが、充分な経験とは言えない状態での報告はそれなりに意味がある。私も生命科学の研究者で、2年半前まで庭仕事などやったことがなかったので、同じような境遇だ。ただ、私がやっているのは家庭菜園・畑仕事ではなく、庭の管理であり一部で食べられるものを栽培しているだけで、方向性は違うが、参考にはなる。
2026.06.10
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庭に出るのが習慣化している。庭仕事用の衣類は専用で、ユニクロのパラシュートのような素材のズボンに涼しい素材のポロシャツ。長袖でフード付きの空冷服を愛用している。最初はベストの空冷服だったが、半袖だと蚊に刺される。空調服なら長袖のほうが涼しい。真夏はファンを最強にするが、それでも一時間程度はバッテリーが保つ。それより長く作業はしない。長靴で日が照っている日は麦わら帽子を被る。 膝当てパッドは必須だ。中腰で作業したら一発で腰痛が出るだろう。膝をついて四つん這いに近い格好で雑草取りをすると、腰椎に気持ち良い前弯ができる。この格好なら草取りも楽にできる。膝パッドはマジックテープで膝に留めるが、毎日使うのでマジックテープがだめになり、一度交換している。室内用にも膝パッドを持っていて木工などで膝をつく時に愛用している。膝パッドを導入する前は簡単にズボンの膝に穴が開いた。 作業用のズボンはサスペンダーで吊るのが快適だ。立ったりしゃがんだりするときズボンがずり落ちるのを防ぐことができる。 夏は作業が終わると風呂場に行きシャワーを浴びて着替える。
2026.06.08
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食用に栽培しているアーティチョークだが、食べたのは蕾一個だけだ。不味くはないが、感動的に美味しいという程ではない。10個以上蕾が付いているので近いうちにまた食べるつもりだ。二年ほど前に近くの農場で花が咲いているのに気づき、これはアーティチョークではないか?と思い農場で作業している人に尋ねてそうです、と言われた。その花がとても美しかったので食べずに咲かせてみようと考えた。 最初の蕾が開花した。咲く直前までこの紫色が現れない。開くと突然鮮やかな紫になる。切り花にして玄関に飾ろうかと思っているが、大きくて重いから花瓶に困る。
2026.06.07
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チェロの弦は上三本がラーセンのイル・カノーネ、四番線(C線)はラーセンのオーロラという組み合わせで、ここ一年ほど過ごしてきた。四番線だけオーロラという安い弦(5000円以下で買える)を張っているのは、試しに張ってみたら特に文句が無かったからだ。チェロの四番線は高価で、しかも嫌な音がすることが多い。はじいてみると、びよよーん という感じの金属的な嫌な音がすることが多い。普通のラーセンなら嫌な音がしないことが多いが時々ハズレがあってしっかり鳴らない。楽器はしっかり低音が鳴るのでオーロラで特に文句はない。 今練習しているドビュッシーのチェロ・ソナタは一番最後が四番線の最低音近くのDのピチカートのフォルティシモで終わる。これがどうやっても大きな音が出ない。これがオーロラという弦の限界なのだ。ここに至っては仕方がないので、イル・カノーネの四番線を買った。一本で2万円以上するからオーロラの4倍以上だ。 張ってはじいてみると、はたしてびよよーん という音がする。しかし、ピチカートは強い。そっとはじくと嫌な音がするが、しっかりはじけば嫌な音が目立たない、という性格のようだ。弓で弾いてもその傾向はあり、オーロラのつもりで圧力少なめで弾くとまるでスピルコアのような嫌な音がするが、しっかり圧力をかけるとあまり気にならない。 その後プロのヴァイオリニストとのピアノ・トリオがあった。上の弦で弾いても音量が出る。四番線の共鳴が強い。また低音の力強さは明らかに増している。合奏の最中は、ピアノやヴァイオリンの音を聴くからあまり自分の音を聴いていない。そのせいか、あまりびよよーんという音が気にならない。 そのうち馴染んでくれるのかもしれないが、神経を使う。
2026.06.06
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先週、巣箱のシジュウカラが出入りしているのを見つけて喜んでいたのだが、翌日から出入りが見えない。それから5日目に当たる今朝、再び出入りを見た。シジュウカラの鳴き声がしたので巣箱を見たのだが、鳴いているのは少し離れた木の枝に留まっている個体だ。縄張りを主張しているのかもしれない。その後ちょっとして見たら、また出入りしているので写真に撮った。 こういう写真は超望遠レンズが必要なのだが、10年以上前に買ったキャノンのSX50HSという安いカメラでなんとか撮れる。咄嗟のチャンスなのでカメラを真っ直ぐに構えられなかった。巣作りに入るとシジュウカラも慎重に行動しているようだ。
2026.06.05
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96歳になった母を見ているとお金を使わない。お金に困っているわけではないのだが、「もったいない」が口癖だし、家の不具合は解消したほうが良いと言っても「もう長くないのだから無駄になる」と言っている。こういう母の様子を見ていると、自分の行動の指針になる。自分が96歳まで生きるとは想定していないが、最後はお金の使い道がなくなる。 「Die with Zero」という本にも書かれていることだが、お金を使うことで得られる喜びとか満足感は若いときほど価値がある。30歳代に、たとえば宝くじが当たったとか思いがけない遺産が入ったとかで1000万円を手に入れたとしたら、それは使いでがあるだろう。輝かしい思い出になって残る使い道がたくさんある。だが、90歳を越えてから同じ金額が手に入ったとしても何もできない。いまさら世界一周旅行ができるわけでもないし、高級車を買ってもしかたがないし、超豪華な料理が出てきても楽しむことは難しい。 70歳代になった我々夫婦は、今がお金を使える最後の時期であると認識しなければならない。日常的な食料品は別として、喜びを得られる出費で「もったいない」は封印すべきだろう。二人が死ぬまでに資産が尽きるのは避けたいので一応試算は常にしているが、なるべく死ぬまでに減らしていきたい。 今年のフランス旅行で、もう海外旅行はしたくないという気持ちが固まった。それを予想していたからビジネスクラスを使った。それが疲れずに旅行できるのに役立つなら惜しくはない。国内の飛行機も飛行時間が一時間を超えるならプレミアムシートを使いたい。疲れると旅行が楽しめなくなる。早くホテルに入って休養したくなるのだ。 関西に仕事に行くのは収入のためではない。若い人の前で自分の脳に蓄積された有意義なコンテンツを偉そうにしゃべる快感のためと、乗り物に乗る楽しみのためだろうと自分では分析している。新幹線のグリーン車で往復しても多少の黒字になるが、明らかに金のためではない。 自分が何をしたいのか?を常に問いながら暮らしている。
2026.06.04
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関西での仕事が始まった。2日火曜日に朝9時10分から夕方4時半までぶっ通しで1時間半の授業を4駒喋る。行きは遅刻できないので東京駅から神戸までの夜行バスを使う。朝7時ごろ着くバスでこれまで一度も遅延したことがない。睡眠薬を飲んでアイマスクとノイズキャンセリングの耳栓をして三列シートの独立列に乗っていれば眠れるから体力の消耗は少ない。 今回は関西の行きつけの医者に行く用があったので、火曜日の夜は神戸のホテルに泊まり翌朝一番の飛行機で神戸空港から帰る予定だった。ところがちょうど台風が接近してきて予定が怪しくなってきた。キャンセルしにくい航空券だったが火曜日の夜には欠航が決まったので全額帰ってくる。飛行機の再開は待てないし、昼のバスは疲れそう。あまり好きでないけれど新幹線が良いだろう。ダイヤが乱れたり途中で止まったりする危険を考えるとクリーン車の方が疲労が少ないだろう。iPhoneで適当なのぞみ号のグリーン車を予約した。新幹線で品川まで行き、本来ならアクアラインを通る木更津行きのバスに乗るが、アクアラインが止まったら品川から総武線・内房線直通の君津行の快速に乗る、という計画だ。 JR東海のネット情報は良い。予約した列車を指定すると、何時にどこの駅を通過したかがわかる。ホテルで定時運行していることを確認してから出てちょうど良いタイミングで新神戸に着いた。新幹線のグリーン車はガラガラに空いていて車両に5人くらいしか乗っていない。静寂が保たれているし隣席は空いているし席は広い。非常に快適だ。 車内でアクアラインの通行止めが始まらないかチェックし続けるが、現れない。一方内房線の情報は出てこない。「一部乱れている」という表示は何の意味もない情報だ。どの列車が運休とか何分遅れとか特定されないと行動の決定に役に立たない。品川に新幹線が定時に着くと、13分後にアクアラインのバスが品川を出て、23分後に君津行の総武線快速が出る。どちらも決定的な情報が出ないまま品川に着いた。 安全なのは内房線かと思いJRへの乗り換え口から総武線のホームに行くが的確な情報は出ていないし係員はいない。新幹線の改札に戻ってJR東海の駅員にきくが、JR東日本でないから情報は取れないという。在来線側からバス乗り場は遠い。新幹線からだとすぐなので、JR東海の駅員に頼んで、新幹線側に戻らせてもらい、新幹線から外への出口から外に出て、バス乗り場に向かう。雨は降っていないが水たまりだらけだ。バス停に木更津行きのバスが止まっている。アクアラインは通れるらしい。それならバスのほうが良い。バスからカミさんにメールして金田バスターミナルに迎えを頼む。 どう考えても、JR東日本の情報の出し方は不適切だ。列車番号を入力すれば現在どうなっているか、運休・遅延の見通しがどうか、わかるようにできるはずだ。結果的にバスは定刻より早く金田に着いたので家に早く帰れたが、最悪の場合、千葉までは行けるけれどそこから木更津への移動手段が無い、という悲惨なことにもなりかねない。メディアの台風ニュースも「新宿駅は風が強い」などという何の役にも立たない動画を垂れ流しているだけで、真に知りたい情報は提供しない。困ったものだ。
2026.06.03
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去年の春にカミさんが「庭に小鳥の巣箱をかけたい」と言い出し、図書館で「巣箱作りから自然保護へ」という本を借りてきた。この本の設計図通りに巣箱を作り、その本の注意をもとに慎重に巣箱をかける位置を吟味して設置した。残念ながら去年の繁殖シーズン(6月頃だそうだ)には小鳥に入ってもらえなかった。 昨日、弦楽四重奏の初顔合わせを終えて帰宅したらカミさんが興奮している。庭の巣箱に小鳥(シジュウカラ)が出入りしているというのだ。たしかに二羽の小鳥が何かの植物の茎をくわえて出入りしている。 これは楽しみだ。しょっちゅう庭の巣箱を見るようになる。産卵、子育てをしてくれると良いのだが。
2026.05.31
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総合楽器店の店舗でチェロ・フェアをやるというので、予約して行ってきた。一応お願い事として、触ったことのない弦を試してみたいということを事前に伝えておいた。 行ってみるとものすごい数のチェロが展示してある。どれでも試奏して良いというので値札を見ないで楽器を見て、見た目だけで良さそうなチェロを全部で5本弾かせてもらった。後で値札を見たら、一番高いのが1500万円くらい、一番安いのが250万円くらいだった。もし私が買うとしたらこれ、と思ったチェロは550万円で、5本の中で真ん中の価格でフランス製だった。 30年以上前に楽器製作の師匠が貸してくれていたチェロはすべて当時の価格で1000万円以上だった。それ以来久しぶりの体験になるが、面白いものだ。不幸にして、多くの楽器が私の嫌いな弦を下二本に張られているので、低音の音色はわかりにくい。買うとしたらこれと思った550万円のチェロは4本とも愛用しているラーセンのイル・カノーネだったので、それに影響を受けたのかもしれない。嫌いな弦でも楽器によっては、その嫌な音色があまり気にならないこともある。 試奏した中で一番安かった楽器は3番線が非常に弱く、これは絶対に買わないと思ったが、あとはまあ、使える。毎日弾いている自作一号は、一番気に入った550万円の楽器よりは音色の美しさで負けるが、パワーは同レベルにあると思われた。一番高いチェロは音量的に私の楽器より強いが音色は私の楽器が好き。私の自作楽器はここで弾いた5本と比べてそれほど遜色はない。見た目は悪いけれど。自作の楽器がどのくらいのレベルにあるのかがわかって、大変ありがたかった。また、良いチェロの値段は高騰していると聞いていたが、550万円であのくらいのチェロが買えるということがわかり安心した。 弦のお試しもお願いした。その3番線が弱いチェロにエヴァピラッツィのゴールドを4本張って弾かせてもらった。上二本は問題なく使える。ラーセンのイル・カノーネに比べると少し敏感で開放弦で音がひっくり返る傾向を感じたが、こちらが慣れれば大丈夫だろう。1番線はイル・カノーネより良いかもしれない。3番線は楽器が弱いので鳴りはわからないが音色は問題ない。4番線は微妙で、例の嫌いな弦の下品な音の要素が少し感じられた。ヴィオラ弾きの息子の話だと、ヴィオラ用のエヴァピラッツィ・ゴールドはとても耐久性が良いので割安に感じるそうだ。チェロも同じなら、一度試してみよう。 というわけで、とてもありがたい経験をさせてもらった。
2026.05.30
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トルコ沖の砲煙 (ハヤカワ文庫) [ セシル・スコット・フォレスター ]価格:990円(税込、送料無料) (2026/5/28時点)楽天で購入学生時代に手にとって一冊読み、順番に翻訳刊行されたシリーズを全部買い、繰り返して読んだ本だ。ナポレオン戦争時代のイギリス海軍の士官が主人公で、士官候補生から士官、艦長、提督と出世していく。イギリス人にとって日本の鞍馬天狗のような存在だと訳者のあとがきに買いてあったような気がする。全部で10冊くらい(後から未完の作品も刊行された)。原作は出世順というか時系列で書かれなかったので、ときどき整合性に欠ける部分もあるが大して気にならない。 好きになるのに理由はない。なぜかとても気に入って繰り返し読んでいる。たぶん20回ではきかないだろう。ほとんど細部まで覚えている。 この「トルコ沖の砲煙」は主人公がようやく正規艦長に出世し小さな軍艦の艦長に任命されたときの話だ。ネルソン提督の国葬の責任者になるために呼び出され、イングランドの運河を乗合船で旅する場面が書かれている。船に動力が無いので、両岸を走る馬が船を引っ張るのだ。トンネルになると船の屋根に仰向けに寝た船員がトンネルの天井を蹴って進むこともある。こういう細部も楽しい。 今上陛下の書かれた「テムズのほとり」に研究テーマが運河の水運という話が出ていたのを読んだとき、真っ先にこの「トルコ沖の砲煙」を思い出した。
2026.05.29
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以前の職場の同僚に「生き物は食べられる物しか飼わない」という主義の人がいて、スッポンとかナマズとかを職場で飼育していた。残念ながらスッポンはそのうち死んでしまったが、ナマズは彼が教室で料理したものを食べさせてもらった。とても美味だった。彼も私と同じように農学部出身だから、食べ物を作ることに興味が行くのかもしれない。 庭いじりを始めて、自分はどうやら植物を好きではない、ということに気づいた。綺麗な花を咲かせるより、ひたすら雑草を執念深く除去することに熱心だ。水やりをするときも植物に水を与えるより、庭石や砂利を洗うことに向いている。土が出ている部分は何か植えないと土ぼこりがひどくなる。植えるものは自分が食べたい植物だ。新たに植える木はアーモンドを選んだ。一年草として最も愛しているのは落花生だ。落花生は連作できないので落花生を植えた翌年はビーツを植えた。一応ボルシチを作って食べたが大して美味しいものではないことがわかった。今年はトマトを植えた。AIに「ひたすら美味しいトマトは?」ときいて「フルティカ」という品種の苗を買って植えた。ぼちぼち実が赤くなってきたのでとって食べてみたらとても美味しい。当分楽しめそうだ。
2026.05.28
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女たちよ! (新潮文庫 新潮文庫) [ 伊丹 十三 ]価格:737円(税込、送料無料) (2026/5/26時点)楽天で購入これも古い本だが今でも新品が手に入るとはすごい。手元にあるのは昭和47年だから大学に入った年だ。伊丹十三の2冊目のエッセイ集だ。このあとから著者は少しづつ変質していくので、この女たちよ!が一番好きかもしれない。 これに収録されている「料理人は片付けながら仕事をする」というエッセイは私に大きな影響を与えた。料理好きの大家が美味しい料理を作ってくれるのは良いが、料理のあとの台所の惨状が我慢できない、そこで生まれて始めての料理として本を見ながらカレー・ライスを作り、作りながら台所を片付けていった、というような話だ。 結婚して料理をするようになったとき、真っ先にこのエッセイを思い出し、作りながらどんどん洗い物をして片付けるようにした。これは学部学生の頃、実験室を使う作法として、使い終わったあとは完全に原状回復するように厳しく躾けられた影響もある。いずれにせよ、今でも私は料理しながら空き時間でどんどん片付ける習慣がある。これによって、「男が料理したあと、妻が後片付けをするのが大変」などと非難されることはない。
2026.05.27
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珍しくカミさんがピアノ独奏の本番があるというので、観客として聴きに行った。以前習っていたチェロの先生の奥方がピアニストで、私もチェロでずっと参加してきたのだが、チェロの先生が亡くなった。カミさんはこの奥方にピアノを習っているので、今回の発表会に出たのだ。奥方の弟もプロのチェリストなので、その弟子もチェロで参加するので、聴いていても面白い。 ピアノ独奏がカミさんを含めて三人で、奥方はチェロのピアノ伴奏をするので、四人のピアノを聴いた。最初の生徒を聴いた瞬間、ヤマハの普通のグランドピアノだなとすぐにわかった。次の生徒もやっぱりヤマハと気づかせてくれる。ところが、奥方のピアノ伴奏を聴いていると、ひょっとしたらスタインウェイか?という気になる。そして、カミさんが弾くとヤマハでもスタインウェイでもない、横にFAZIOLIと書いていないけれど我が家のファツィオリに近い音がする。 結局、先の二人の生徒は自分の音色を持っていないから、ピアノなりの音になっている。奥方は家でいつも弾いているのはイバッハという珍品なので、それに近い音をどんなピアノからも出すのだろう。カミさんも家のファツィオリに近い音を出す。
2026.05.26
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