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2026.06.25
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カテゴリ: 工作
テレビで東京の庭についての番組を見たのだが、かなり違和感を持った。テレビでやっていたのは「東京の植物」であって「東京の庭」ではない。鉢植えを自分の敷地からはみ出して並べたり、庭中を草花で埋め尽くしている事例ばかりだ。植物は庭を構成する要素の一つであり、庭は全体をある美意識で構成する芸術作品を目指すものだろう。植物を甘やかして野放図に増えさせているのは美しいとは感じられない。
 私が管理している庭は私が設計したわけではなく、両親がこの家を建てたときに誰かによって作られたものだ。庭は(測ったことはないが)約50坪あり、半分は玉砂利が敷かれている。この玉砂利のスペースは一切の植物を排除している。毎日巡回して緑の物はすべて除去する。時間があれば落ち葉もすべて排除する。縁の2面には植木屋の助言でクラピアをグランドカバーで植えているが、クラピアの増殖を許している領域と玉砂利との境界線は厳しく維持し、玉砂利領域にはみ出してきそうなクラピアは刈り取り根も引き抜く。樹木も私が決めた高さを越えないように切り詰める。自分でやると危ない高さの枝は植木屋に注文して切ってもらう。石組みより奥は玉砂利はなく、ここに来た時は笹が勝手に生えていた。植木屋が笹を全部排除するのは大変だから残したら?というので、ここは生やすという場所はスネの高さくらいまで刈り、それ以外の場所は雑草扱いして抜いたり切ったりしている。ここも雑草の生存は許さない。除草剤を使うのもためらわない。
 最初の年は石組みより奥の空いたスペースに落花生を植えた。落花生は背が高くならないし広がり方にも節度がある。美味しい実が食べられることを別にしても庭の美観にも問題を起こさない。残念なことに連作ができないので、毎年は植えられない。今年はトマトを植えているのだが、これが見苦しい植物だ。横に向かって野放図に広がる。私が考える境界線を越えた部分は切り取って捨ててしまいたいのだが、その部分にもたくさん実がついているのでためらわれる。
 庭というものは植物を愛玩する場所でなく、どちらかと言えば直物と戦う場所のように、私には感じられる。





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Last updated  2026.06.25 10:07:25
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