2003年10月21日
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今日のロシア語。

モスクワの成り立ち、観光名所の歴史などについて書かれた文章。
テキストで3ページ分と確かに文章も長いが、でも、部分的にでも頭に入りきらない。
「じゃあ、一度私が文章を読むから聞いててね」
教官タマーラが流暢に(アタリマエ)読み始める。
小鳥のさえずりのような可愛らしく美しいロシア語。
しかし、そのロシア語が頭に入るどころか上滑りしていく。
脳みそがスケートリンクに張った氷なら、ロシア語はスケーターのように通り過ぎている。


思いっ切り困っている私を察して、教官タマーラはひとつひとつ丁寧に質問。
「モスクワという街ができたのはいつ?」
「モスクワにはどのような観光名所がある?」
「モスクワ大学はいつ誰によって創立されたの?」
「ボリショイ(劇場)の前にある広場やメトロの駅はなぜ『ТЕАТРАЛЪНАЯ』と呼ばれているのか」
………。

数え切れないQAを重ねること1時間強。
「大丈夫。分かってるんだから、もう一度同じ単元を復習しましょう」
いよいよロシア語習得の限界か、と悲しくなっていた私の心情を察してくれたのだろう。
出来の悪い私にガッカリする素振りも見せず、ほめながら気持ちをつなげようとしてくれる。

「疲れたからちょっと休みましょうか」

タマーラは小泉首相のファンだ。
気品があってプーチンよりステキだ、と言う。
以前のサンクト訪問の際に、小泉首相は音楽に造詣が深くサンクトでも演奏会に足を運んだ、と話すと、さらに気に入ったらしい。
「グレーのステキな髪型も音楽家みたい」
日本ではライオンと呼ばれていたあの髪型もお気に召したらしい。


その「ある程度」まできっと到達していない私でも、近頃はそれを痛感している。
宿題も復習も、ロシア語の読み書きはラクに出来るようになっても、文法を理解するのに時間がかかる。
文意で完了・不完了の区別がつかない動詞がある。
(これは日本語と感覚が明らかに感覚が違う。難しい)
生格、与格といった6つの格変化で間違える。
文法的に正確が文章を書き話すことができない。

本格的にロシア語を始めたのが6月末。
夏休みを抜いて考えると、ようやく3ヶ月が終了。
もう3ヶ月、されど3ヶ月。
うーん。がんばるかぁ。
タマーラの大好きな紅茶を入れ直し、私も気持ちを切り替えて、また授業を始めた。






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最終更新日  2003年10月26日 14時59分47秒
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