残業人間の野遊び生活

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2007年09月22日
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カテゴリ: 登山
 5時起床の予定が、5時40分にハッと目が覚めた。


 外を見ると意外にいい天気だった。
549 無料駐車場
 扇沢の無料駐車場も既に満車。

 もぞもぞ朝飯を食って、7時出発。

 扇沢駅を少し下った所から、柏原新道に突入。本日のテン場、種池山荘まで標高差1,100mの激登りだ。

 有無を言わさず、ゴリゴリ登って標高を稼いでいく。

最初はどえらい勢いで標高を上げていく。
550 スバリ・針ノ木
扇沢駅の向こうに、赤沢岳(一番右)スバリ岳(真ん中)と針ノ木岳(真ん中左より)がおいでおいでをしているようである。



 雲の切れ間に、種池山荘も見えた。
551 種池山荘

 お昼前、ようやく種池山荘に到着。
 山荘で幕営の申し込みをするとき、注意書きを読まされた。

 なになに?
 隣のテントとは、張り綱が交差するようにくっつけて張ってください。???
 スペースを取りすぎているテントは張り直しをしてもらいます。???

 なんだなんだ? どえらい剣幕ですなあ。

 ま、ひとまず言われたとおりに隣とくっつけてテントを張って、ほんとはビールをすぐさま飲みたいのを我慢して、爺ヶ岳のピストンに出発。

国土地理院の地形図には載っていないが、爺ヶ岳は北峰、中峰、南峰のピークがあった。
555 爺ヶ岳
 写真の右側が南峰、すそ野があるので一番でかく見える。
 真ん中が中峰。一番高い2,669m。これが多分主峰かな。


556 爺ヶ岳ピーク
俺、北アルプスに、ようやく参上。

残念ながら、ガスに囲まれ展望無し。
雨じゃないことだけを感謝しよう。

あとは走ってテン場に下るだけ。

テン場に着いて、おったまげた。

552 種池難民キャンプ村


周りを木で囲まれたサイトで、もともと展望が無い上に、このひしめき具合は正直好きではない。
 間違って屁などをしようものなら、となりの若い女の子のグループに白い目で見られてしまう。
 清楚でたくましく可憐でかっこいい俺のイメージを崩すわけにはいかない。
ここは、スカシッ屁をしてしまおう。じゃなくて、静かに過ごす事にしよう。

 ドタ(登山靴)を脱いで、テントで一息したら、これだ。
553 おやつ
山荘で買った1本750円のビールと、担いで持ってきたサバの照り焼き缶詰。
19kgのザックの中身を担う重たい缶詰なのである。

 でも、旨かったです。

 16時からは、ラジオ気象通報の時間。
一人静かに天気図を付け、明日の占いをした。
 気象予報士などという資格も持っていない、自称気象ペテン師の俺の予報では、明日は良くも悪くも無い。どっちかと言えば、少しずつマシになっていく・・・かもしれない・・・ってとこ。

 テン場では、あっちのテント、こっちのテントで音も葉も根拠もはっきりしない天気予報が会話で聞こえてきて、みんなそれを聞いて一喜一憂している。それだと頼りないので、俺は天気図を付けることにしている。それと観天望気も参考になる。俺の場合は勘天望気だが。
 とにかく、山登りは全部自分の判断と責任で行動したいのである。

 天気図を付け終わると、お食事タイム。

青椒肉絲(ちんじゃおろーす)と御飯とコンソメスープ。
554 ちんじゃおろーす
肉はあらかじめ自宅でラードを多めにして炒めて凍らせておいた。
米は1食1合、上手に炊けた。
今回初挑戦だったが、簡単で旨かった。

19時就寝。

隣の列のテントはまだ話し声が聞こえる。

・・・なになに? 香川の高校の先生のパーティーかぁ。
・・・満濃の○×っていううどん屋のうどんが細くなった?
・・・客をたくさんさばくために、茹で時間を短くするためなんだ。
・・・えっ、下山したら、天下一品のラーメンが食いたい?
  せっかく信州に来たんだから、蕎麦食えよな・・・
・・・えっ、またうどんの話か・・・ さすが讃岐の人だなあ。

難民キャンプ村は声が筒抜け、丸聞こえなのである。

そろそろ来るかな・・・関西人・・・

「やかましぃゆうてるのがわからへんのか!!このボケがぁ!」

 でたぁ、関西弁。
 テン場で最初にぶっちぎれるのは、かなりの確率で関西人だという統計がある。
 それも、「すいません、みんな寝てるので、静かにしてもらえませんか」ではなく、
いきなり「こるあぁ、ぶっ殺すぞぉ」と、最初からクライマックスなのである。

 山のテン場でもそうだが、テントをバイクにくくりつけて、全国を走り回っていたときも、全国どこのキャンプ場でも、やっはり最初の一発は関西人だった。
 なぜだか分からないが、面白い傾向だと思う。

 さて、おかげさまで静かになったし、俺もやっと寝ることができる。


 こうして、初日の夜は、決して静かではなく、健やかでもなく、近所のテントのイビキ爆音の中、しんしんと更けていくのである。


 ガイド本のコースタイム  ・・・5時間55分
 休憩除いた俺のコースタイム・・・5時間27分
 休憩含めた俺のコースタイム・・・6時間47分





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最終更新日  2007年10月01日 09時14分26秒
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