阪神タイガース  われら猛虎党





虎・コンラッド、“コン”だけ打ったら本物“弾”

 (練習試合、西武1-10阪神、3日、春野)ほんまもんや!! 阪神の新外国人ブルックス・コンラッド内野手(33)が3日、西武との練習試合(高知春野)で右翼へ130メートル弾の2ランを放った。3打数2安打3打点で早くも実戦3発目。打率は・435。基本構想では恐怖の7番だが、クリーンアップに昇格する可能性も出てきた。

 土佐湾からの潮風を切り裂いた。3メートル70のフェンスを悠々と越え、右翼芝生席に着弾した。サクラの開花よりも一足先にコンラッドが満開だ。3発目の放物線を描いた。

 「しっかりとらえた打球だった。だけど、ここは広いから入るかどうかわからなかった。2点を追加できてよかったよ」

 逆風でも関係なしだ。4点リードの三回一死二塁。西武先発4年目右腕・岩尾の速球を一閃した。両翼100メートル、中堅122メートルと甲子園よりも広い春野球場で豪快な130メートル弾。ナインからモミクチャにされた。

 「(日本野球に)うまく対応できている。キャンプから開幕まで、今後もいい調子でいきたい」

 先制直後の一回二死一、二塁では右翼線タイムリー二塁打。この日は3打数2安打3打点で、紅白戦を含めて実戦12試合で打率・435(23打数10安打)、3本塁打、8打点の暴れっぷりだ。広角に打てるとされていた左打席で3アーチ。和田監督は「パンチ力がかなりある。下位でああいう打撃をすると相手からしても怖い」と絶賛。WBCで離脱している鳥谷が戻ってくれば、基本構想では7番になるが「これを続けると上(位)に上がっていくだろう」とクリーンアップに組み込む可能性を示唆した。

 最高気温12度。太平洋側といえども太陽が雲に隠れるとブルッと震えてしまう。それでも、C砲は丸太のような腕を露出している。

 「袖がない方が動きやすいんだ。氷点下にならない限りは半袖だ」

 髪はバリカンで自ら刈る。打撃用手袋はつけない。野生派のプレースタイル。だが、グラウンドでは決してみることがない繊細さが日本での大活躍を後押ししている。

 「視力はいいよ。裸眼だ。目が悪くなれば、メガネにしないといけないね。目の中に何かを入れるというのが怖いんだ」

 コンタクトレンズを愛用する選手も多いが、今のところ縁はない。配球についてもマートンを質問攻めにする。虎の新助っ人史をひもとくとグレン、クルーズ、キンケードら開幕前に大暴れしたが、線香花火のように終わってしまう男たちもいた。C砲にその心配はいらない。

 コンラッドは今後の課題について「とにかくバットを折らないようにしたい(苦笑)」と明かした。フリー打撃練習中にボキボキ折ってしまうことが多い。「ポイントが前すぎたら折れるんだ。体が突っ込まないようにすることとストライク、ボールを見極めることかな」。対策はすでに打ち出しており、この修正も早くできそうだ。ジャパニーズドリームをつかんで、虎の風雲児になる。
(阿部 祐亮)










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013年03月04日 15時06分28秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: