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虎・藤浪、一足お先に開幕ローテ当確!

 阪神ドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭高=の先発ローテ入りが確実になったことが4日、明らかになった。5日の中日戦(鳴門オロナミンC球場)から先発ローテ争いが激化するが、徳島入りした和田豊監督(50)は今後の登板は藤浪自身の間隔を最優先することを強調。先輩より、一足お先の当確ランプだ。

 まだ初舞台を踏んだばかりだ。甲子園のマウンドも味わっていない。それでも当確ランプがともったことが判明した。和田監督が開幕ローテへの条件を明言。そこに藤浪と他の投手との、明確なコントラストがあった。

 「週末には投げると思うし、前回よりはイニングも球数も増えていくんじゃないかな。相手どうのこうので登板日を選ぶんではなくて、藤浪の間隔もあるから」

 夕刻、徳島市内の宿舎に到着した指揮官は黄金右腕の次回登板について初めて明言した。「間隔もある」-。すでに藤浪に対してイスを1つ用意し、そこに向けて逆算させているともとらえることができる。

 開幕ローテをめぐる6枠。指揮官はキャンプ前から、2枠を若手と想定し、藤浪を含めて慎重に検討を重ねていた。前日3日の西武戦(春野)では榎田が3回無失点と結果を出したように岩本や秋山、そして5日の中日戦で先発する鶴らが確実に成長を遂げている。が、一方で決定打に欠けているのは事実だ。

 だからこそ、和田監督は現状をこう分析した。

 「消去法ではなしに『これ』という投手が出てきてほしい。競争に勝ってその座をつかんでほしい。自分がどういう投手かというのを試合の中でどう表現するかが一番大事。自分の力をマウンドで出せるか、どうか」

 藤浪は実戦初登板となった2日のオリックス戦(安芸)で2回1安打無失点。計30球のうち大半が145キロの直球とカットボールで、T-岡田を狙って3球三振を奪った。許した「H」ランプも内野安打のみと上々。何より独自性を存分に出していた。

 和田監督の基準にピタリとマッチする。9日の日本ハム戦(甲子園)で4回&40~50球を目標にさせた後は2回の実戦をはさむ。キャンプ打ち上げ時に中西投手コーチも「ここ、ここで投げさせるのは決まっている」と話していたように青写真はできている。シーズンに突入し、開幕2戦目となる30日のヤクルト戦(神宮)か、同5戦目となる4月3日の中日戦(京セラD)に向かわせるという算段だ。

 徳島遠征に帯同しない藤浪は東京都内で行われた「NPB新人選手研修会」に出席し、大谷(日本ハム)らとプロとしてのノウハウを教わった。

 「1年間しっかり、けがをしないように、チームの勝利に貢献できるようにしていきたいです」

 春夏の甲子園と秋の国体の高校3冠を成し遂げたMAX153キロ右腕は、ツボミから超速でサクラを咲かせた。オリジナリティー豊かな藤浪が最後までイスを守り続ける。
(紙面から)










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Last updated  2013年03月05日 14時30分22秒
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