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マー君G斬り!開幕7連勝&今季初完投

 (セ・パ交流戦、楽天2-1巨人、1回戦、楽天1勝、22日、Kスタ宮城)楽天・田中将大投手(24)が22日、巨人1回戦に先発し、12球団単独トップの7勝目を挙げた。7安打8三振1失点で今季初完投し、2-1の勝利に貢献。1988年度生まれの同学年、坂本勇人内野手(24)との対戦は2三振を含む4打数無安打に封じた。自身最多タイの開幕7連勝(2009年)、さらに昨季からの自己最多連勝を11に伸ばした。チームも交流戦首位タイで、パ・リーグ2位に浮上した。

 田中がマウンドで火花をバチバチ散らした。1点リードの八回二死一、三塁。打席には同学年の坂本だ。初球、141キロの甘いフォークが高めに浮く。結果は右飛。田中は苦笑いでマウンドを降りた。

 「フォークが抜けてど真ん中に入った。打ち損じてくれて僕に運がありましたね。1本でも安打を打たれると、後でうるさいのでよかった」

 幼なじみをしばいた。小学時代は共に兵庫の昆陽里(こやのさと)タイガースで、当時捕手の田中は坂本とバッテリーを組んでいた。その相手を1打席目は三ゴロ併殺打、2、3打席目はいずれも見逃し三振に仕留め、今季最多(歴代2位)の2万1354観衆をくぎ付けにした。

 波乱のスタートだった。一回、先頭の長野に144キロの真ん中高めツーシームを一撃され、左越えに7号ソロを被弾。イヌワシ党には嫌なムードが漂った。

 「先頭打者本塁打を打たれたのは人生初めて。(マウンド上で)ああやっちゃったな、初めて打たれたな、と思った」

 しかし、ここから沈まないのが今のマー君。この日は「力まず投げよう」と目標設定し、MAX150キロの直球を軸に、変化球も丁寧に低めに集めた。視察した大リーグのヤンキース、レンジャーズのスカウト陣の前で計113球、8三振を奪ってリズムある投球を披露した。

 気がつけば、またも88年会の同学年との先発対決を制した。初の投げ合いとなった沢村は六回途中2失点降板。「もちろん(意識は)しました。でもいい具合に力が抜けて、力まずスムーズに投げられた」と、同学年相手はこれで11戦10勝負けなしと貫禄をみせつけた。

 登板8試合目での完投はプロ入り後、一番遅い記録だが、自身最多の開幕7連勝(2009年)に並んだ。昨季からの自己最多連勝も11に更新し、チームは3連勝。今季初の貯金4でパ・リーグ2位浮上に貢献した。星野監督も「しょっぱなから本塁打を打たれたけど、その後は低めに丁寧に投げた」と快投をねぎらった。

 「開幕から(自身)7連勝? シーズンが終わるまで続けていきたい」

 マー君からは“全勝宣言”も飛び出した。東京から自社ヘリで駆けつけた三木谷オーナーにも雄姿を披露。交流戦はあと3試合に登板予定で、エースが球団初となる交流戦Vに向けてフル回転する。
(広岡浩二)










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Last updated  2013年05月23日 16時00分12秒
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