阪神タイガース  われら猛虎党





マートン2戦連発!阪神、今季2度目の5連勝

 (セ・パ交流戦、日本ハム1-6阪神、3回戦、阪神3勝、12日、札幌ドーム)北の大地でも進撃や!! 阪神はマット・マートン外野手(31)の7号3ランなどで日本ハムに快勝。今季2度目の5連勝で札幌ドームでの連敗を4で止め、交流戦5年ぶりの勝ち越しを決めた。9日のロッテ戦(甲子園)のサヨナラ弾に続く2戦連続のアーチがまた勝利に直結。ホンマに、ホンマに、頼れる4番や~!!

 北国のごちそうをさらにおいしくする一振り。ぶれない、きれいな軸回転のスイングで、大きく遠くへ飛ばした。マートンが昨年のパ・リーグMVP投手、吉川相手に勝利を引き寄せる一発。北の大地まで詰めかけた虎党の待つ右翼席に運んだ。

 「スタンリッジがいいピッチングをしていたし、鳥谷が早い段階で、いい形で点を取ってくれた。自分も勝利に貢献することができてよかった」

 鳥谷の一回の先制打で1点をリードしていた三回一死一、二塁。外角高めの直球を振り抜いた。9日のロッテ戦でのサヨナラ弾に続き、2試合連続となる7号3ランがチームを今季2度目の5連勝に導いた。

 それだけではない。負の歴史もストップさせた。ここまで札幌ドームでは4連敗。北の大地で3年ぶり勝利となった。また、4年連続で負け越していた交流戦の勝ち越しも決定。限りなく大きな1勝だった。

 前夜。札幌に降り立つと、メッセンジャー、スタンリッジらとともに焼き肉店で英気を養った。普段は「せっかく用意してくれたもの。もったいない」と外食せず、ホテルの会場で食事を済ませることがほとんど。だが、たまには仲間とその土地のものを食べる。「カニハ、アシタ」。札幌で毎年恒例にしている大好きなタラバガニディナーは13日の試合後に予定している。

 「ホームランは意識せず、強くたたくことを考えている」

 今季初の右方向への本塁打。セ・リーグ最多の214安打を放った2010年には4本が逆方向に飛んでいたが、11年には1本。不振の昨年は0だった。大活躍した来日初年度を思わせる打棒ぶりだ。和田監督も4番として十分の働きに最敬礼する。「マートンのここのところの活躍はチームの中心として、4番打者の仕事をしてくれている。この好調を続けてほしい」。

 11日に統一球が飛ばないボールから飛ぶボールに変わっていたことが判明。世間を騒がせているがM砲は「それは数字を見れば明らかなこと」と実感。力まなくても飛ぶ-。だからこそ、自分のスイングを信じて集中できる。

 「ホームランを打とうとすれば、力が入りすぎて打撃を崩す。センター方向を意識している」

 あくまでヒットの延長と考えるが、これで本塁打を放った試合は8連勝。新たな不敗神話を築こうとしている。4番のバットが8年ぶりの頂点奪回につながる勝利へと虎を押し上げる。
(山田 結軌)










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013年06月13日 15時30分29秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: