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November 1, 2005
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カテゴリ: 映画
ティム・バートン監督から届けられた、とってもストレートでキュートなお伽噺。
『チャーリーとチョコレート工場』 に続き、ティム&デップの素敵なコラボレーション作品の到着です。



地位が欲しい成金家庭に生まれ、ピアノと蝶の観察が趣味で、気弱で優しく繊細なビクター。
お金が欲しい貴族の家に生まれ、深窓に育てられて、優しくて純粋なまま、恋に夢見るビクトリア。

お互い「両家の思惑」での結婚に諦め気分の二人は、結婚式のリハーサルを前に初めて出会います。
ピアノの音に誘われてか、二人の間に流れる、素敵な一時。

しかし、切ないほどに不器用な彼は、好きな人を前に、上手く式のリハーサルを進めることが出来ません。
牧師は怒って式の延期を宣言。

そう、一人でなら、セリフも間違えずに出来るのに…。

と、その時に「事件」は起こります。
ここから先は映画でどうぞ♪



結婚というイベントを前に、二人の若者が見せる「勇気」。
最初はやはりちょっと怖い「コープス・ブライド」ですが、その健気さに、観ている側の心もだんだん解かされます。

「死が二人を分かつまで」という、結婚式にお定まりのフレーズが、様々な意味でリフレインされていくのが、ちょっとブラックで愉しい。

陰鬱な現実世界と、陽気で楽しげな「あちら」の世界。
その世界が交差することによって、現実世界に取り戻される明るさ。



ストップ・モーションによって表現される「人形劇」だからこそ、ミュージカル風味の演出も、違和感なく楽しめます。


さらにさらに、贅沢な声優陣の、素敵な「演技」。
気弱な感じのジョニー・デップが、もう、秀逸。
その他の「声優」陣も、キャラクターを観たイメージそのものの雰囲気を出しています。
ちゃんと英語で理解できていないのがもったいないなぁ…。
ちなみに、「あちら」で登場のバンマスは、作曲担当のダニー・エルフマン自身が演じています。





私が好きなのは、ピアノで語り合うシーン。
あのシーンの2人の微妙な表情は、本物の役者でも難しいだろうな、と。
キャラクターでは、骸骨少年・骸骨少女がキュートだったなぁ。




映画の日(11/1)に鑑賞したのですが、1日早く観ていれば、ハロウィンだったんですよね♪
ちょっと惜しいことしたかも。




『コープス・ブライド』
 - "TIM BURTON'S Corpse Bride"
2005年 ワーナー・ブラザーズ 77分

http://wwws.warnerbros.co.jp/corpsebride/

監督:ティム・バートン
出演:キュートな人形たち&声優

♪♪♪♪♪





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Last updated  November 8, 2005 12:49:42 AM
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RonaldBus@ Transforming your landscape with gorgeous blue stone slabs. Understanding the Benefits of Choosing …
mrtk@jp @ Re[1]:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) >そらねこさん コメントありがとうござ…
そらねこ@ Re:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) はじめまして。本の題名につられてお邪魔…
浅葱斑@ 心のハレっていいですよね? こんにちは。 誕生日の暦から今の自分、未…
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