MORITA in Cyberland

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September 12, 2009
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カテゴリ: 演劇
(前回のあらすじ)

深い霧の中、山道を抜けて、言われた建物へとやってきた 洋平
階段を上がり、指定された部屋の扉を開けると、そこには奇妙なポーズを取ったり、
不思議な会話を繰り広げる人々がいた。

命じられるままに、指示をこなしていく 洋平
しかし、一緒に行動していてくれたはずの仲間はいつの間にか姿を消し、
洋平 は、気がつけば一人、部屋の真ん中に佇んでいる自分を発見して驚くのだった。

そして、ようやくたどり着いた宿では、更なる悲劇が…。


(→ 前回

平たく言って、 洋平君 が前に立ってポーズの練習しているうちに、
後ろで一緒にやっていた 俊ちゃん と私がこそっと抜けた、って話なんですけどね。

==========
宿について、買出し組を待ちながら、昔の写真を鑑賞したり雑談したり。

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BBQでは、2つの炭火の火力が違ってしまい…。
なんか理不尽な感じで、食が進んだのでした(負け組だった私)。

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BBQの間、ものすごい豪雨で、雷は鳴って話は聞こえにくいし、
しかも、寒くて思わず、コンロで暖を取ってしまう始末。

いや、楽しかったのですよ?

==========
夜は墓場で運動…ではなく、☆うのビデオ鑑賞会。



お風呂入れ替わりの間、こそっと
先日私が出演した「 季節はずれのクリスマス

Image505.jpg


(公演のお話は こちら



全員揃って、翌日の予定を、だらだら決めます。

お菓子の原材料を見ながら、「 毛ガニパウダーとは何か? ぺーた主宰

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岩田ちゃん 発案の、ペットボトルの蓋で行われる、どこに行くかくじ引きと、
皆の期待に見事応えてみせた 柴田さん

テキトーなんだか、和気藹藹なんだか、
このいい加減ぶりが、なんとも良い加減。

==========
さて、ビデオ鑑賞の一本は「本公演vol.2『 バク 』」。

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オープニングの 清宮君 俊ちゃん のダンスのかっこ良さ!
玉井 さんの、味のある演技。 柴田 さんの母に、 西山ちゃん の女王様。
ぺーた きーちゃん の盗賊組と 古木君 澤田さん の探偵組、悔しいくらい面白い。

大樹君 の両A面の活躍ぶりも…やっぱりカッコ良いなぁ。王子様だなぁ。

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そして何より、 染ちゃん が!!
巫女&三毛ランジェロ(猫)役ですけど、文句なしに可愛い。

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スピンアウトで、「 三毛ランジェロの冒険 」とかやったら、
ファンがぞろぞろ、だったのではなかろうか?

えっと、私に関しては、いや、今、お芝居を再開しているから言いますが、
日頃練習を積んでいただけあって、芝居は若いけど、今より上手かったです。
今、同じことやれって言われても、小手先の芝居になっちゃうなぁ。


==========
メイキング オブ 『バク』 」は、 みづきちゃん 渾身の作品。

当時の技術で、ビデオにナレーションと文字までかぶせて、見応えがある力作。

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当時の練習風景やテンション上げ、インタビューとかは、
さすがに面映ゆくて、死にそうになりました。

==========
もう一本の「本公演vol.6『 ふりだし 』」は、
自分が出演してないので、安心して鑑賞。

EPSON032.jpg


それにしても、テンション高けぇ。



落ち着いたナレーションでのDJ役は 笹川さん
やっぱり、素敵です。

この作品の脚本家にして、「轟」役の 清宮君
何でまた、こんな面白い発想を重ねられるのか。



芸能プロダクションの社長役に 柴田さん
落ち着いた雰囲気あり、難題に頭を抱え、ライバルと競り合い…
結構大変な役柄だったのですねぇ。

ライバル役は 巽ちゃん
いつも落ち着いておっとり、の普段イメージですけど、
出来るキャリアウーマン役がこんなに似合うのが素敵。
実際、天然と見せて、何でもきちんと出来ちゃう人なんですよね。

社員役には、 澤田さん
おばあちゃん役も含めて、さすが堅実にして変幻自在。

野瀬君 のうっとーしい感じは、やっぱりうっとーしくて(笑)
いや、褒めてますよ?

お兄ちゃんに「ウランちゃん」と呼ばれてしまう
じもちゃん のお芝居は、とってもキュート。

物語の要所要所で活躍を見せる「お兄ちゃん」役の 俊ちゃん
不条理にして論理的。これもまた、難しい役どころを見事に演じてます。



「眼力」と「不条理トーク」で物語をかき回す 石橋先生 の面白さ。
よし! この会社の社名は、明日から“ぽこにゃん”だ! 」と、
社員でないのに決め付け、眼力で縫いぐるみを射おとし、笑わせたい放題。

背も高くて、綺麗で、不条理で、と三拍子揃えて、
そこに合わせていく、 礒ちゃん

個人的に好きなシーンは、冒頭のスクワットシーン。
なんで、ただ運動しながらの会話がこんなに面白いのか。



性格悪いプロデューサー役に 中澤君
とんでもねーセリフを、ちゃんと吐けるのは、役者魂です。

嘘くさく爽やかなディレクター役に 洋平君
思えばこの頃から、このイメージであったのか…。



☆うの きっての美男美女、 ぺーた氏 岩田ちゃん が、
かっこ良いシーンもないままに、とことん三枚目を演じ切るのも、何と言うか堪らない。

岩田ちゃん の「演出家」役に おっきー
暴走する演出で、単なる別れのシーンが、意味不明に変えられていく面白さ。
(「 行かないで 」が「 タコないで! 」って…)



とがちゃん の、なんとも濃ゆーいキャラ立てに、
それ以上の濃さで、変幻自在の感情表現をみせる 大西君

その娘役で「 父ちゃん、私、マライア・キャリーは諦めて、スパイスガールになる
という素敵宣言をしてしまう 堀っちゃん
是非、合宿でビデオを観て、照れているところが見たかった(悪)



何より、この芝居ですごかったのは、舞台。
レール式の場転、エレベーターホール、そして舞台上に音響ブース。

この音響ブースで大活躍を見せるのが、 央氏
このやたらテンション高い舞台上で、音響から演技から。すごいことです。

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随所というより、全編に仕掛けられた笑いに、
面白いを通り越して、疲れさえ覚えるほど。

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==========
まだ身体が動くうちに、ああいうテンション芝居を演りたいなぁ(笑)

今度、私が加古川で出演させて頂く「 ブンナよ木からおりてこい 」も、練習は楽しいのですが、
勢いと笑いで芝居をやっていた身には、ちょっと素直で真面目すぎる題材ではあります。


(劇団ここからHPは こちら



噛み合わない不条理な会話を延々続けたりとか、
わけのわからんポーズを取って、観客の度肝を抜いたりとか、
うーん、こう並べると、初期の「 レッドシアター 」」とかが近くなっちゃうんですけど、
パワーマイム (C;惑星ピスタチオ)でミクロの世界に旅立ったりとか、
あるいは「 空間を言葉で埋め尽くすような芝居 」とか、もう出来ないかなぁ…。







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Last updated  September 30, 2009 12:01:34 AM
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RonaldBus@ Transforming your landscape with gorgeous blue stone slabs. Understanding the Benefits of Choosing …
mrtk@jp @ Re[1]:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) >そらねこさん コメントありがとうござ…
そらねこ@ Re:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) はじめまして。本の題名につられてお邪魔…
浅葱斑@ 心のハレっていいですよね? こんにちは。 誕生日の暦から今の自分、未…
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