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2010.03.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
11日の日経平均はSQ前日とあってやはりオプション行使価格10,750円を狙う動きが出て朝方から10,627円(前日比+64円)で始まり、一時上海株下落で10,580円(同+10円)までしぼむ場面もあったが引けにかけて再度買い上げられ10,664円(同+101円)と高値引けとなった。前日のNYダウは僅か3ドル高でしかなかったのにこの日にこれだけ上昇するのはSQ値を睨んだ仕掛けに他ならないものと思われる。値上がり銘柄は1,280あったが個別銘柄をみると輸出関連株以外は大きな上昇は見られず、このところの相場の主役となってきた「ツガミ」を始めとする材料株は逆に安くなってきている。引き続き出来高も1,828百万株と低調である。

12日のSQ値算出で朝方はさらに上伸する場面が出て出遅れたと考える一般投資家や評価損が膨らみ始めた売り方に焦燥感が出てくるところだがここから先、仮に1/15高値10,982円まで戻したとしてもあと300円程度、その高値を抜けて11,000円台に乗せてくるかというと世界情勢をみれば現状では考えられない。ここは冷静に戻りを見極める局面で掲居盲動は慎みたい。

事実、NY市場もジリジリと値を上げてきているように見えるが、その陰では依然としてギリシア問題がくすぶり(ギリシア国内では政府の再建策に対して市民の大規模なストライキが行われ経済活動が機能マヒをきたしている状態)中国は資産バブルに対しこれまでとってきた金融超緩和政策の是正を表明(預金準備率の追加引き下げ実施予定)各国の出口戦略による資金の流れに変化(商品市場への資金流入の減少により金、原油市場が下落)が出てきており、静かに情勢は悪化し始めている。

注目の個別銘柄では続伸していた「フタバ産業」もどうやら730円台が戻り一杯になりそう、「パイオニア」も330円は一つのの大きな節目、もっとも弱かった「東光電気」も切り返し始めたので先の高値624円近辺まで戻るようなところがあれば一旦半分買い戻した分は再度売り直しのチャンスとみている。一旦利食った後さらに下落した「プロミス」もここにきて反発してきたが、この戻りも再度売りのチャンスをみはからいたい。

また、相場の本格上昇を占うカギはメガバンクを初めてとする金融セクターの復活とみているが今回の戻り相場ではその動きが感じられないことも強気に転じられない要因である。現在の信用評価損率は売り方は-8%、買い方は-10%とほぼ拮抗しており、日柄から煮れば来週半ばが一つの山場となりそう。一目均衡表の雲もネジレが解消し再び帯が広がってくるところであり相場が下落して再度雲の中に入っていくか、その手前で反転し再度上昇していくか注目点となりそう。

11日のNYダウは、朝方小安く始まったものの1月貿易赤字が事前予想の410億ドルが373億ドルとなったことでこれを改善と評価し上昇に転じ10,611ドル(前日比+44ドル)で引けた。これで相場は3連騰、しかし上昇値幅は僅か60ドルに過ぎず、新値3本足も10,566円以下になれば陰転する状況で1月中旬と同様の様相になってきている。来週の半ばは日本のみならず世界主要国も変化日が集中しているため何らかの異変が起きる可能性もあり注目を要する。





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Last updated  2010.03.12 12:25:26
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