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2010.06.14
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14日の日経平均は前週末の米国株高、ユーロの落ち着きによる過度な警戒感が後退したことで強気のシナリオが台頭し9,879円(前週末比+174円)で引けた。しかし、相場は朝方からから高かったため一日の値幅は僅か63円で出来高も1,470百万株と3/24以来の低水準、SQ値9,747円、一目均衡表の雲の上限である9,783円は超えたものの25日移動平均線9,881円に頭を押さえられた格好となっている。寄り前の外資系証券注文状況は150万株株の買い越し、材料株、中小型株を中心にしっかりしたものが増えたが、銀行、証券、保険の金融セクターはいずれも冴えない動きとなっており、金融規制の影響に対する警戒感が強まっている。

信用取引の買い残が引き続き増加傾向にあること、7月には1月の高値期日が到来することで需給関係は悪化しており、主力株の戻りは売り上がっていく方針が良さそうである。基本的には材料待ちの展開であるが、新規材料が出たり相場の頭が重くなってくるとまたぞろ弱気のシナリオが台頭してくるものと思われる。注目の「フタバ産業」も戻りは鈍くここしばらくは辛抱、「東邦チタニウム」は急反発しているがここは十分引きつけて売り上がっていく絶好のチャンスとみている。

14日のNYダウは4月のユーロ圏の鉱工業生産が前年比+9.5%と最大の伸び率を示したことを受けて上昇し、10,320ドル(前週末比+117ドル)まで買われたが、午後に入りムーディーズがギリシャ国債の格付けを4ランク引き下げジャンク扱いとなったことを嫌気してじりじり値を下げ、10,190ドル(同―20ドル)で引けた。しかし、ギリシャの財政問題は既に織り込み済みで、ユーロ圏と国際通貨基金(IMF)が緊急支援に乗り出しているため、市場は過剰には反応しなかったものの、株価をマイナス圏に押し下げる要因となった。

また、米国の原油流出事故の影響は大きく、一部に処理損失は13,800億円にも上るとみられていること、ユーロ安と欧州市場の需要減退でアジアの輸出産業は大きな打撃を受ける可能性が高いこと、G20でいよいよ銀行税導入が合意される見通しとなったこと(空売り規制合意は後退)などの材料がより顕在化するのか、材料出尽くしとなるのか注目するところ。この日休場となっていた上海市場の動向も気になるところである。どうもそろそろ今年最大の山場が到来するような気がしてならない。






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Last updated  2010.06.15 06:57:02
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