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2010.10.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
12日の日経平均は、前日のNYダウ並びにCME日経平均先物が小じっかりとなっていたことを受けて9,648円(前日比+60円)で始まり、為替が81円台の円高になったのにもかかわらず介入が入らなかったこと、また、中国が預金準備率引き上げと金融引き締め政策を採り、上海市場が下落したことで、先物主導で売りが嵩み9,388円(同-200円)と大幅安となりこの日の安値で引けた。これで日経平均は25日移動平均線水準の9,424円を割れ、一気に一目均衡表の雲の中に突入した。とりあえず13週移動平均線の水準である9,374円で下げ止まった格好になっているが、このままいくと次の下値はボリンジャーバンド-1θの9,250円前後となろう。この日の高値は9,650円までで結局オプションSQ値9,692円は超えていない。外資系証券の寄り前の注文状況は210万株の買い越し、値上がり銘柄数は僅か79、値下がり銘柄数は1,540となり文字通り全面安、出来高は1,893百万株とまた減少してきている。

相場の全面安を受けて注目銘柄はいずれも大きく下落した。円高の影響をまともに受ける輸出企業としてマークしていた「フタバ産業」は売り値から100円近く下げてきたので460円で買い戻し、「プロミス」は先週の戻り高値から10%以上下落したためとりあえず660円で売り乗せした分のみ605円で買い戻した。リバウンドは終了したので次は本年安値6/3の563円を目指す動きになるとみてこれまでの売りだめ玉は持続している。銀行・証券株もピークアウトした感はあるがこれまで大きく下げた後でまだ安値更新とまでにはなっていないが、信用取り組みは依然として大幅な買い長でありまだ底入れしたものとは見ていない。注目の「新生銀行」はこの日も続伸し73円(前週末比+4円)を付け、70円(同+1円)で引けたが、朝高の後引け安となっており戻り高値を形成する可能性も強くもう少し成り行きを見極めるところである。世界資源株高を受けて上昇してきた「東邦チタニウム」もこの日は2,390円(同-63円)の安値を付け2,408円(同-53円)で引けている。この銘柄はこれまで100円毎の押し目を入れながら上昇を続けてきており、まだピークアウトしたとは言い切れないが、海外商品市場の動向如何ではそろそろとの感はある。

8日のNYダウは、海外の株式相場が軒並み下げる中、高値警戒感から利益確定の売りが先行し一時10,913ドル(前日比-97ドル)の安値を付け、取引時間の大半は軟調に推移していたが、FRBが同日公表した9月21日開催のFOMC議事録要旨で、追加金融緩和策を検討していたことが明らかになったことから早期実施が強まったとして、引けにかけてはプラス圏に回復し、10,020ドル(同+10ドル)と小幅高で終わった。ダウの上伸は3営業日連続となった。また、NASDAQも2,417P(同+15P)で終了した。ナスダックの上伸は4営業日連続となっている。しかし、相場は既にFRBによる追加金融緩和はほぼ織り込み済みとなっているため上値は重くなってきており、上昇相場もそろそろ一区切りつける可能性が強まっている。景気悪化を買う相場は砂上の楼閣となる恐れもあり、一部には宴の終わりは近いという見方も出ている。

引け後発表された「インテル」の決算は売上が前年比18%増、純利益も59%増と過去最高となり、懸念されている企業決算はまずまずのスタートとなっている。しかし、これから続々と出てくる各社の決算並びに今後の収益見通しにどのようなものが出てくるのか気になるところである。さしずめ13日以降「JPモルガンチェス」を皮切りに発表される金融機関の決算には注目しておきたい。この日は、FRBによる一段の金融緩和期待を受けて金融株が軒並み上昇しているが、予断を許さないものとみている。

12日のロンドン外国為替市場の円相場は、東京市場の流れを引き継ぎ、82円近辺で始まったが米国の追加金融緩和観測を背景にドル売り圧力が強い一方、日本政府・日銀の円売り介入への警戒感は根強い上、新規の手掛かり材料に乏しく、狭いレンジ内の動きとなり、ドル81円75~85銭と円高・ドル安水準で推移した。一方、ユーロは上値の重い展開。最近の上昇に対する利益確定の売りが出る一方買い戻しも入り、方向感に乏しい展開だった。
一方、12日のニューヨーク外国為替市場では、朝方は小動きとなっていたもののその後軟調な欧州、米株価を背景に安全資産としての円が買われ、円は一時1ドル81円66銭まで上伸した。週明け11日のシドニー市場でつけた1ドル81円37銭までにはいかなかったが円高基調は変わっていない。

13日の東京市場は、前日の大幅下げの後だけに海外市場が小高かったことを受けてとりあえず買い戻し先行で始まるものとみられるが、為替の円高基調に変化はなく、円高の進行状況如何では売り仕掛けが加速し下値をトライする可能性が強まろう。早晩8/25安値8,807円を取りに行く展開となるものとみているが、ここから先は売り玉の買い戻し場面を狙っていきたい。






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Last updated  2010.10.13 07:15:25
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