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2010.10.27
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カテゴリ: カテゴリ未分類
27日の日経平均は、前日の海外市場で為替が円安ドル高に振れ、NYダウは小幅ながら高値を更新、CME日経平均先物も9,430円(大証終値比+70円)と上昇して終わったことを受けて9,436円(前日比+59円)で始まり、一時9,453円(同+76円)まで買われ暫く揉み合う展開となっていたが、上海、香港市場の株価が急落したことを受けて後場に入って9,329円(同-48円)まで下落した。しかし、好決算を発表見込みの銘柄を中心に買い物が入り引けにかけて戻し、9,387円(同+9円)で取引を終えた。海外市場が軒並み上昇を続け、為替の円高が後退しても日経平均は戻りきれず、上値の重い展開が続いている。外資系証券の寄り前の注文状況はこの日も170万株の売り越し、値上がり銘柄数は670に対し値下がり銘柄数は804、新安値銘柄数も189あり、出来高も1,736百万株となっている。

テクニカルからみれば、RSIは75%と売られ過ぎの水準となっているが、これまで唯一上向きとなっていた75日移動平均線もついに下向きとなり下振れへの警戒感も出始めている。ストキャスティクス(スロー)ももう少しの下押しを暗示し、円安でもほとんど上がらず、失望感も出始めており、9,340円を割ってくると追証による投げ売りも出始める可能性もあることから仕掛け的な売りが出る恐れもありそうである。好決算銘柄が散発的に上昇し下げを支えている状況となっているが、業績悪が発表されている銘柄も出始めており警戒が必要である。業績悪銘柄としては、「カブドットコム(8703)」「有沢製作所(5208)」「ヤマダ電機(9831)」などがまだ下げ余地が出てきそうな感じである。

この日は特にメガバンクの下落が目に付いた。「三菱UFJFG」373円(前日比-3円)と年初来安値を更新し、「三井住友FG」や「みずほFG」も下げている。また証券、鉄鋼、商社、非鉄株なども下落している。注目の「プロミス」は411円(前日比+6円)で引けているが、高値は421円(同+16円)までで揉み合いの域を出ていない。「新生銀行」は、この日の高値は66円(同+1円)までで、結局63円(同-2円)で終わっており、高値安値と着実に切り下がってきている。また、「東邦チタニウム」も2,228円(同-63円)と大幅安で引けている。引け後に発表された同社の決算は売上は増えたものの円高の影響を受けて赤字幅は拡大しており、これが下げの誘因となっているものと思われる。海外の商品相場もピークアウトしてきており、目先目標の2,200円も明日には到達しそうな気配である。

27日の上海市場は、人民元相場の上昇圧力が強まっていることも輸出企業の上値を抑えた。人民元問題はG20でこそ大きく取り挙げられなかったが、今月30日に開催されるASEANで圧力をかけられる可能性が高いとの観測が広がり前場は前日の終値辺りでもみ合ったが、後場に入ってから金融や素材の一角に売りが拡大し2,997P(前日比-44P)で取引を終了した。香港市場も、高級住宅物件の価格が1997年のピークを上回ったことで、政府が追加引き締め策を打ち出すとの懸念が嫌気され急落している。

26日のNYダウは、9月の輸送機器除く米耐久財受注が予想に反して減少したことやFRBによる追加金融緩和が小規模にとどまるとの見方から、これまで相場を押し上げてきた緩和への期待感が薄れ、一時11,020ドル(前日比-148ドル)まで急落したが、その後好業績発表銘柄が多いハイテク銘柄が主導する形で反発に転じ11,126ドル(前日比-43ドル)と、3営業日ぶりに下落して終了した。一方、NASDAQは6日続伸して2,503P(同+5P)とで取引を終えた。9月の新築一戸建て住宅販売件数は年換算で30万7000戸となり、前月比6.6%増となったが前年同月比では21.5%減少し相場にはほとんど影響しなかった。

27日のロンドン外国為替市場の円相場は、米国の追加金融緩和の規模が予想よりも小幅にとどまるとの観測に加え米長期金利の上昇を受けて、海外市場では主要通貨に対するドル買い戻しが入ポジション調整の動きが強まる中で1ドル81円台後半を中心に推移した。いったんは81円99銭を付けたものの、その後はドル買い戻しが一服しドル売りがやや優勢になり、円は81円44銭まで上昇したが方向感は見られず、売り買いが交錯する展開になった。この日発表された耐久財受注などの米経済指標に対する反応は限定的だった。 

27日のニューヨーク外国為替市場の円相場も米長期金利の上昇を受けたドルの買い戻し優勢の動きになり、82円台を窺う動きとなっている。米経済指標の発表や長期金利の動向を材料にその動きがどこまで続くのかが焦点になる。米経済指標では、まず9月耐久財受注があり、8月のマイナスからプラスに転換するとの予想。ただ、9月ISM製造業の新規受注指数が4カ月連続の低下。9月の各連銀の新規受注指数は、まちまちだが全体的にはやや縮小傾向にあり、コンセンサスは下振れリスクに留意が必要とみられる。また、9月新築住宅販売件数は、8月から改善(増加)の予想だが、在庫水準が依然として高い状態が続くとみられ、販売基調はまだ強いとはいえない状況。そして、今日の米国債入札は5年債(350億ドル)になる。昨日の2年債(350億ドル)の入札結果は、落札利回りが過去最低水準で、応札倍率も高く、良好だった。ドル・円では、本邦実需筋のドル売りオーダーが83円台から多いといわれているが、月末を控えて戻りが弱いとみた場合は、82円前後辺りからでもドル売りに動く可能性がある。一方、下は80円00銭に引き続き大規模なオプション・トリガーがあり、史上最安値(79円75銭)トライの前の関門として攻防が注目される。 








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Last updated  2010.10.28 07:05:53
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