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2010.11.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
9日の日経平均は、前日のNYダウやCME日経平均先物の小幅安を受けて、東京市場も急ピッチな上げに伴う過熱感からの利益確定売りも手伝って9,667円(前日比-65円)で始まり、一時9,724円(同-6円)まで戻したものの後は小幅のレンジでもみ合う展開となり9,694円(同-38円)と9,700円を終値で上回らず引けた。外資系証券の寄り前の注文状況は155万株の売り越しに転じ、値上がり銘柄数は697、値下がり銘柄数は784、出来高は1,736百万株と低調だった。

注目の「プロミス」は相場全体の下げを受けてこの日はさすがに下落し435円(前日比-21円)で引けた。このところの上昇で売り残が積み上がってきているので押し目買いの気運は強く再度買われる局面も考えられるが、どこまで戻れるか見極めるところ。基本的には450円以上は買われ過ぎの水準とみている。「東邦チタニウム」はこの日も商品市況高にもかかわらず、一時2,229円(前日比+24円)まであったものの引けは2,178円(同-27円)となっており、どうやら戻り天井を形成した感じがする。一方「アンリツ」はこの日もしっかりで568円(同+19円)と連騰してきている。本年高値581円に合わせる動きで2番天井を付けにきているものとみられる。「新生銀行」は68円(同+2円)となっているが、メガバンクはこのところ既に大幅に下げていた「りそなHD」を除き弱い展開となっている。

9日の世界各国の株式市場は、欧州各国は小幅ながら軒並上昇していたが、上海総合指数は終始売り優勢の展開で3,135P(前日比-24P)と4日ぶりに反落して取引を終了した。香港ハンセン指数も24,710P(同-253P)と反落している。中国人民銀行(中央銀行)が早ければ今夜にも預金準備率を0.05%引き上げるとの観測が関連銘柄の圧迫材料となっている。今週11日に発表される予定の10月のCPIが前年同月比で4%以上上昇し、年初来の高水準を記録するとの見方が広がっていることが背景にある。また、重慶市や上海市政府が相次いで追加の不動産引き締め策を発表したことも不動産銘柄の売り手がかりとなった。このほか、中国銀行業監督管理委員会が保険会社による銀行支店への販売員派遣や銀行での商品販売を禁じたことも、金融銘柄の圧迫材料となったとみられている。

9日のNYダウは、先週末に2年2カ月ぶりの高値まで上昇した達成感から前日に引き続き売りが優勢となり、11.346ドル(前日比-60ドル)と続落して引けた。引け前には10,303ドル(同-103ドル)まで下げている。NASDAQも2,562P(同-17P)と6営業日ぶりに下落して終了している。欧州の財政不安の再燃でユーロ安ドル高となりドルの巻き返しがおこり、10年債金利も入札悪を受けて上昇してきており、ドルキャリー取引にも変化の兆しが出始めている。

9日のロンドン外国為替市場の円相場は、80円台後半で始まった後ドル売りがやや強まり一時は80円54銭を付けたが、新規の材料に乏しいことから方向感に乏しく売り買いが交錯する展開となり80円台後半で取引された。一方、ユーロは対ドルなどで買い戻しが強まった。欧州諸国の財政問題の再燃を背景に売り圧力は強いものの欧州株価の上昇などを眺めて買いが入ったとみられる。対円では112円40~50銭の水準となっている。米10月雇用統計の改善を受けてドル売りがひと休みするなか、先週末からのアイルランドやポルトガル懸念によるユーロ売りが続いていることで、その動きがどこまで進むのかが見所になっている。

一方、9日のニューヨーク外為市場の円相場は、予想を上回った米9月の卸売在庫や低調な10年債入札結果を受けた債券利回りの上昇に伴い80円55銭から81円98銭へと急上昇、81円90-95銭で引けた。ユーロ・円もドル・円の上昇に連れて112円14銭から113円03銭へ上昇している。ドル・円は、ユーロ・ドルが売られれば(ドル買い)、ユーロ・円も下げることから(円買い)、上げ下げ一方向の動きになりにくいが、今週ここまでの動きを見る限りはユーロ・円に連れ気味の感じが強い。下は80円00銭にオプション・トリガーがありその手前では防戦のドル買いが強まるが、トリガーをつければストップ・ロス的なドル売りで下落が加速する可能性が高まる。一方、上は82円00銭から本邦実需筋のドル売りオーダーが控えており、81円台半ば辺りからもドル売りが出る可能性がある。この日の動きがドルキャリー取引の巻き返しに進み、ドル高反転につながるのか注視しておきたい。

10日の東京株式市場は、ドル・円が弱含みで推移しても過剰流動性相場で売りにくさがあり、下値は限定的となっており短期的には底堅い展開が予想される。しかし、買い材料にも乏しく9700円の攻防を抜けだし9800円乗せとなってくるかどうかにかかっている。上値追いの動きにならないようだと、4-5日の「マド」埋めなど一時的な調整も予想されるものとみられる。ドル安円高に反転の兆しが出る一方ユーロ安の動きが見られ、NYダウの下落にかかわらず、CME日経平均先物は9,730円(大証比+40円)で引けており先行きが非常に読みにくい展開となっている。中国では11日に消費者物価指数など注目度の高い経済指標の発表が相次ぎ、金融引き締めの警戒感が強まっていること、週末にオプションSQを控えていることなどから波乱も考えられるが、下値も限られる一方上値追いには新たな材料が必要との声もあり、短期的には足場を固める動きが予想されよう。





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Last updated  2010.11.14 22:23:28
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