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2010.12.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
21日の日経平均は、前日のNYダウ平均が小幅安となっていたものの引き続きNASDAQやS&P500が上昇しており力強い展開が続いていること、前日下げの原因とされた朝鮮半島情勢の緊迫化が和らいだことを受けて10,277円(前日比+61円)で始まり午前中は安値10,266円(同+50円)、高値10,293円(同+77円)でもみ合う展開であったが、中国がEUを支援すると表明したこと、中国を始めとしたアジア各国の株価が上昇したことを受けて後場寄りつきから、10,342円(同+126円)と一気に10,300円を突破してきた。その後はさらに続伸し、12月SQ当日に付けた10,373円にあと1円に迫る10,372円(同+156円)まで上げ10,370円(同+154円)で引けた。外資系証券の寄り前の注文状況は730万株の売り越しだったが、値上がり銘柄数963に対し、値下がり銘柄数は552となっている。出来高は1,609百万株と低調で売り物薄の中で駆け上がる動きとなっており、押し目待ちに押し目なしで強気感がますます強まってきている。ただこの日は、一部の大型株が中心に買われたことで材料株や中小型株への短期的な値幅取りの動きは減少した。

注目銘柄の「プロミス」は418円(前日比-3円)と安値圏で小動き、「東邦チタニウム」も、朝鮮半島の緊迫化が緩和されたこともあり1,973円(同-9円)で引けている。一方連騰を続けている「アンリツ」はこの日も655円(同+17円)まで買われ648円(同+10円)と高値を更新して引けている。また「新生銀行」も、前日悪材料視された信販子会社「アプラス」の売却を体質改善として一転高評価して買い上げられ98円(同+8円)で引け上昇が止まらない。一方、「レナウン」は206円(前日比変わらず)、「ダイワボウHD」も227円(同-1円)で引けている。

21日の欧州各国の株価は、軒並上昇し、ロンドンのFTFEは2年半ぶりの高値を更新して引けている。また、上海総合指数も前場は不安定な値動きを示したが、後場に入ってから上海や北京市の住宅販売が好調に進んでいることから不動産や金融などに買いが広がり、2,904P(前日比+51P)と5営業日ぶりに大きく反発して取引を終了した。一方、取引時間中に、来年の新規貸出規模が今年より1割減少されるほか、来年1~3月期のインフレ率が高止まるなら0.25%の利上げが実施されると報じられたが、相場への影響は限定的だった。香港ハンセン指数も22,993P(同+354P)と反発、インドSENSEX指数も20,060P(同+171P)と続伸、ブラジルボベスタ指数も68,294P(同+951P)と反発して引けている。

21日のNYダウは、主要企業の好決算や金融セクターでの大型買収が好感されるとともに海外市場の上伸を受けて終日堅調推移し、11,533ドル(前日比+55ドル)と3営業日ぶりに反発し、2008年8月29日(11,543ドル)以来約2年4カ月ぶりの高値で終わった。また、NASDAQは2,667P(同18P)と4営業日続伸となり、07年12月28日(2674P)以来約3年ぶりの高値で終了した。

21日のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ83円台後半で始まり新規の手掛かり材料に乏しいほか、欧米勢の多くがクリスマス休暇入りしているため、終日にわたって狭いレンジ内で推移し、1ドル83円台後半で小動きとなった。一方、ユーロも方向感に乏しい展開で海外市場で上昇したものの、ロンドンの取引時間帯に入り、ポルトガル国債が格下げ方向で見直されるとの報を受けて売りが一時強まったが、売り一服後は比較的小動きとなった。ユーロは、対円では109円90銭~110円00銭となっている。

また、21日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、ロンドン同様、クリスマスを控えて商いが細る中、米主要経済指標の発表がないことも重なって値動きは限定的となり、1ドル83円台後半で小動きとなっている。米格付け大手のムーディーズ・インベスターズ・サービスは21日、ポルトガル国債の長期信用を格下げ方向で見直すと発表し、これを受けて、欧州財政に対する懸念が広がり、海外市場ではユーロが一時売られたが、、その後ユーロは対ドルで買い戻されており、ドルの対円相場の重しとなっている。

22日の東京株式市場は、NYダウ、CME日経平均先物が戻り高値を更新していることもあってしっかりに始まり、幻のSQ値に挑戦する展開となるものとみられるが、これが取れないと、祝日を控えて模様眺めの展開となることも予想される。また、東京の祝日明け24日は米国などがクリスマス休暇入りとなるため、手じまいに動く海外勢が多いと下押す可能性も高い。取引時間終了後にムーディーズがポルトガルの国債を格下げの方向で見直すと発表したことも、重しになりそうである。ただ、この発表でユーロが対主要通貨で弱含んでいるものの、日本時間の午後6時の時点で欧州株式市場の反応は限定的となっており、大きな懸念材料にはなりにくいと思われる。

東証開始以来、28-29日の上昇率は7割となっていること、12月20日終値比では、過去10年で大納会の株価は9勝1敗となっていることで足元では年末高への期待が高まっている。海外のクリスマス休暇を前に、足元では市場参加者が減少傾向にあり、先物の動きにも動かされやすい相場である。21日は一段高にも10日の取引時間中に付けた高値も試せず、追加の材料に不足しているが、仕掛け的な動きがみられれば、意外高する可能性は十分にあるものとみられる。






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Last updated  2010.12.27 02:29:54
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