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2012.01.13
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カテゴリ: カテゴリ未分類
13日の日経平均は、イタリア、スペイン国債入札が好調で欧州不安が後退したとしてNYダウが反発したことを受けて8,471円(前日比+86円)と反転上昇して始まり、寄り後つけた8,458円(同+73円)を安値に買い戻し先行の展開となり、後場になって一時下押す場面もああったが引けにかけてじり高となり、8,500円(同+114円)で取引を終了した。SQ値が8,470円に決まり買い越しだったことも相場に安心感を与えている。全般がしっかりとなったことで前日利食い売りで反落していた「日本橋梁」がこの日はすかさず反発し528円(同+80円)とSTOP高となり、「ピーエス三菱」が420円(同+80円)、「宮腰HD」が280円(同+80円)、「MUTOHHD」も282円(同+80円)となるなどSTOP高銘柄が続出している。また、日経新聞朝刊で海洋土木・道路・鉄道工事などが復興需要で受注拡大と報じられたことで建設など復興・復旧関連銘柄もしっかりだった。「般若の会」主力銘柄の「新日本理化」(大証)も842円(同+42円)、「虹技」(大証)も286円(同+29円)と買われ、「OKK」が109円(同+21円)、「宮地エンジニアリング」も213円(同+16円)となるなど個別銘柄は非常に強い動きとなっている。寄り前の外資系証券注文状況は540万株の売り越しとなったが金額はこの日も買い越しとなり、値がさ優良株売りの低位株買いとなっている様相がうかがえる。値上がり銘柄数は1,241、値下がり銘柄数は309、出来高は1,692百万株となっている。

13日のNYダウは、S&Pが同日中にフランスなど欧州諸国の格下げを発表するとの見通しが伝わったことで、ほぼ全面安の展開で始まり、さらに、ギリシャ支援をめぐる同国政府と民間債権者の交渉が難航していることも重しとなって一時159ドル安まで下落した。しかし、S&Pの格下げ方針は既に先月公表済みで、大半の市場関係者にとっては予想されていたことで、一時安値を更新していたユーロが下げ止まったことを機に、米国株にも買い戻しが入り、下げ幅を縮小し12,422ドル(前日比―49ドル)と反落して取引を終了した。JPモルガン・チェースの決算内容が市場予想ほど良い内容ではなかったことも、来週決算を控える他の大手金融株の売りを誘った。NASDAQも2,710P(同―14P)で取引を終了した。

為替は、S&Pの格下げ見通しでユーロが対円で一時97円20銭と2000年12月以来11年ぶりの安値まで売られた後97円50銭台となり、ドルは対円で76円90銭とドル高円安に振れている。一方、長期金利は質への逃避で低下したが、原油は3日続落し3週間ぶりの安値となり、金は4日ぶりに反落、欧州株は軒並み下落している。また、上海市場もCPIが鈍化し景気対策期待で買われる場面もあったが結局小幅続落となり、香港市場も反発、インド市場も反発、ブラジル市場は続落となっている。

NY引け後には事前に伝えられた通り、S&Pからフランスを始め欧州9カ国の国債格下げが発表された。この材料は既に欧米では日中の相場に織り込まれているものとみられるが、東京市場は時間の関係で織り込まれていないため、日経平均は小安く始まるものとみられるが、この日の反発で8,400円以下には押し目買いが入る展開となりそうなのでもう暫くはもみあう展開となることが予想される。

テクニカル面でみれば、日経平均はマドを空けての上昇となり、直近で上値を抑えられていた5日線、転換線をクリアし、25日線を突破している。ボリンジャーバンドも中心値(25日)をクリアしており、昨年12月以降続いていた-1σでのサポート機能が確認された格好となっている。ただし、一目均衡表では雲下限が若干切り上がりをみせているところであり、転換とはいえない。遅行スパンについても下方シグナルを継続させている状態で、まだ、これまでの保ち合いレンジ内であり、8500円辺りに位置する基準線のほか、8500-8530円辺りで推移する雲下限を明確にクリアしてくるのを見極める必要がある。その後、8645円辺りで横ばいを続けている雲上限突破を経て、ようやくリバウンド期待が意識されてくる状態であるので、上離れるのにはもう暫く時間を要しよう。

したがって、引き続き仕手・材料株の個別物色が続くものとみている。このところ連続してSTOP高してくる銘柄も増えてきており、一度STOP高した銘柄は注目を要しよう。また、この日はそれほど材料視されなかった復興県連銘柄の受注増加の動きは早晩相場にも反映されてくるものとみられることから、数日前にATOP高して、数日調整している「日本コンクリート」は注目してみておきたい。また、復興関連銘柄の「不動テトラ」がいつ160円の節目を越えてくるか最大の関心事である。






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Last updated  2012.01.15 00:16:51
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