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2012.01.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
20日の日経平均は、前日の海外市場が軒並続伸したことを受けて8,751円(前日比+111円)と買い先行で始まり8.780円(同140円)まで買われる場面もあったが、警戒感も強く様子見気分の強い動きとなり、後場寄り後には8,725円(同+85円)まで上げ幅を縮小した。しかし、その後は、先物市場に買い戻しが入ったことでハイテク関連株の買い戻しが進み8,796円(同+151円)まで買われ、8,766円(同+126円)と大幅続伸で取引を終了した。この日の上昇で日経平均は8,700円台を回復し、8,800円にも迫る勢いとなり25日移動平均を上抜け、一目均衡表の雲の上限も突破してきた。

しかし、主力銘柄上昇の裏でこれまで連騰してきた「日本橋梁」が1,150円(同+122円)までた上げた後760円(同-267円)まで売られ840円(同-188円)引けと乱高下し、「飛島建設」はこの日から注意喚起、日々公表銘柄にしてされたことで124円(同-16円)まで売られて引けている。また、震災復興銘柄の指標とみている「不動テトラ」も158円(同‐6円)まで売られ161円(同―4円)引けとなっているが、出遅れの建設株には小高いものが多くなっている。一方、連日じり高となっていた「般若の会」主力銘柄の「新日本理化」(大証)はこの日はついに先の高値を更新し、引け前の20分間でさらに買い上げられ965円(同+64円)で引け、再騰の狼煙が上がってきている。これに連動する形で「宮腰HD」が551円(同+80円)、「東天紅」が171円(同+50円)、そしてTOBが発表された「サンケイビル」が377円(同+80円)となるなどSTOP高銘柄も続出している。

なお、寄り前の外資系証券注文状況は久しぶりに1,130万株もの買い越し(金額も買い越し)となり、終日を通しての金額ベースではここ3週間連続(週間ベース)で買い越しとなっている。値上がり銘柄数は1,281、値下がり銘柄数は291、出来高は2,598百万株と急増してきている。

20日のNYダウは、前日発表されたIBMとマイクロソフトの10~12月期決算は1株当たり純利益が予想を上回ったことで序盤から買い優勢となり、さらに中古住宅販売が3カ月連続プラスとなったことで住宅市場の回復基調が確認され、米経済の先行き期待が広がったことで12,720ドル(前日比+96ドル)と4営業日続伸して取引を終了した。一方、NASDAQは2,786P(同―1P)と小反落して引けている。引け後発表されたインテルの決算は売上げ、EPSともに市場予想を上回っている。為替は、ユーロが、ギリシアと民間債権国との債務合意の発表がなかったとして若干買い戻され99円50円台となり、ドルも対円で76円90銭台まのドル安円高となっている。長期金利は上昇し、原油は3日間続落して12/30以来の安値を付けた一方、金は反発して12/12以来の高値となり、欧州株は軒並反落となっている。また、上海市場は続伸して1%上昇、香港市場も4日続伸、インド市場、ブラジル市場もそろって続伸となっている。

欧州債務危機に揺れていた金融市場がひとまず落ち着きを取り戻しつつあることから、これまで弱気に支配され戻りが鈍かった日経平均もやっとリバウンド相場に入ってきた。当面の上値目標は以前からみている9,000円乗せであるが、来週の日経平均は4日続伸で目先はとりあえずスピード調整となる可能性がありそうである。テクニカル面でみてもボリンジャーバンドでは+2σを大きく上放れ+3σまで上昇している。10月の上ひげでのピークも同水準だったため過熱感も台頭している。保ち合いが長期化していた影響もあり、保ち合い上放れによってトレンドは強まりやすいが、上げるためには適度な一服も必要である。新値足は3本陽転を完成し、終値で8,380円辺りを割り込まなければ陰転しないため、ある程度範囲での調整は欲しいところである。これを踏まえて、来週も引き続き主力株は避け、低位の仕手材料株、特に個人投資家の好むテーマ銘柄の復旧・復興関連の売られ過ぎ割安銘柄の調整安場面を拾って行く姿勢を貫きたい。仕手化してきた「飛島建設」、もみ合い離れ寸前の「不動テトラ」、高値抜け後微調整中の「日特建設」、低位株人気で「世紀東急」などは特に継続注目しておきたいところである。

また、調整期間中でも個別銘柄では景気敏感セクターを中心にしたコア銘柄や中国が春節(旧正月)に入ることでその消費動向に刺激され中国関連銘柄が物色される可能性もある。そのほか、今後発表予定の米アップルの決算が、7-9月期は予想未達で嫌気されたため10-12月期への市場の期待がそれ程高まっておらず予想以上の数字が出れば電子部品株への手掛かり材料になるほか、調整をみせているSNS関連への短期的な反発を誘発することになろう。国内でも第4週は26日にサイバーエージ、27日にスタートトゥの決算発表が予定されている。国内企業の決算発表がスタートするなかで、低位材料株から決算内容を手掛かりとした物色へとシフトすることが予想され、足元におけるネット関連の好業績があらためて評価される可能性がありそうである。連続して好決算が期待される「アンリツ」や昨年来安値水準まで下落している東証マザースの「ドリコム」などにも注目しておきたい。





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Last updated  2012.01.23 00:08:35
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