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2012.06.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
18日の日経平均は、懸念されていたギリシアの再選挙が緊縮支持派の過半数確保を好感して8,723円(前週末比+153円)と大幅高で始まり、直後に高値8,766円(同+196円)安値8,711円(同+141円)を付けた後は一転して模様眺め気運が強まり8,721円(同+151円)とほぼ寄り値水準で取引を終了した。上値が重くなった原因は、このところ売られているスペイン国債の利回りが上昇が止まらず、投機筋の次の矛先がスペインに向かっていることで欧州不安が去らないことにあるものとみられる。騰落レシオは91.41%とさらに改善、PERも11.76、PBRは0.90となっている。また、値上がり銘柄数は1,373、値下がり銘柄数は220となり、出来高は1,483百万株と引き続き低調だった。また、さすがに個別注目銘柄はこの日はほぼ軒並小高くなったが、仕手系株の一部には物色人気の対象外となるものも見られ始めている。

18日のNYダウは、先週末の上昇でギリシア再選挙で財政緊縮派の勝利はほぼ織り込み済みとみなされ、連立政権樹立に向けた協議やEUなどが支援と引き替えに義務付ける緊縮策の見直しの行方が不透明なことや、金融不安を抱えたスペインの国債利回りがユーロ導入以降の最高水準を更新したほか、イタリアでも国債や株式が売り込まれたことでユーロ不安拡大懸念が高まり買いが見送られたが、19日から2日間の日程で開催されるFOMCの追加緩和期待もあり12,741ドル(前週末比-25ドル)と小反落で取引を終了した。一方、NASDAQは2,895P(同+22P)と3営業日続伸となり新値3本足は陽転している。
また、為替は、ユーロがスペイン、イタリアの金融不安の高まりで対円で99円40銭台のユーロ安円高となったが、ドルは対円で79円10銭とドル高円安となっている。一方、金利は低下したが、原油、金は揃って反落となっている。また、上海市場、香港市場は揃って続伸したが、インド市場は金利据え置きを嫌気して反落、ブラジル市場は続伸となっている。また、欧州市場はまちまちで英・独は上昇、仏は反落している。

NYダウ反落を受けてCME日経平均先物が8,680円(大証比-50円)で終わっていることから19日の日経平均は小安く始まるものとみられるが、その後再度8,700円台を回復してこれるかどうかに注目しておきたい。このところの相場は盛り沢山になっている悪材料を一つ一つ消化している状況であり、政治日程もG20、欧州財務相会合を控え、米FOMCがどのような政策を打ち出してくるのか固唾を飲んで見守っている状況である。各国の危機意識はかなり高まっており、この日の動きも政策催促相場となっていることから、今週一杯が大きなヤマ場となろう。売り方も最後の買い戻し場面を演出したいところであろうが、最終的には独が妥協することでひとまず今回の危機を回避する方向に進むものとみている。予断を許さない状況ではあるが、ここはもう暫く成り行きを見守りたい。





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Last updated  2012.06.19 08:00:21
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