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2012.08.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
30日の日経平均は、前日のNYダウが小反発したものの米QE3実施への不透明感が強まり9,062円(前日比-6円)と小安く始まりそこを高値にして下げ、前場は再度一時9,000円割れ9,000円前後でもみ合う展開となっていた。その後上海市場が年初来安値を更新してきたこともあって後場に入ると一段安となり8,960円(同-109円)まで下落し8,983円(同―86円)と反落して取引を終了した。寄り前の外資系証券会社の注文状況は170万株の買い越し、値上がり銘柄数は354、値下がり銘柄数は1,196となり、出来高は1,346百万株とまた減少してきている。騰落レシオは110.62%、PERは12.49倍、PBRは0.92倍となっている。

中国の景気減速が鮮明となってきたことで為替に次いで景気敏感株の下げも目立ち始めた。前日STOP高となった「ルネサステクノロジー」も朝方高値335円(同+27円)まであったが引けは289円(同-19円)、注目の「シャープ」も予想通り前日に高値は抜けず227円(同-3円)で引けている。「ルック」も716円(同-18円)と反落し、南海トラフ地震発生時の想定被害額発表で朝方123円(同+8円)まであった「不動テトラ」も114円(同-1円)で引けている。

30日のNYダウは、ユーロ圏諸国の景況感指数やドイツの雇用統計が低調だったほか、スペインのラホイ首相が、ユーロ圏諸国への財政支援は正式な条件が決まるまで要請しないと述べたと伝わりスペイン債務問題が再燃したことや、翌日のバーナンキFRB議長の講演に対する期待感の後退を背景に急落し一時、取引時間中としてほぼ1カ月ぶりに1万3000ドルの節目を割り込み、13,000ドル(前日比ー106ドル)で取引を終了した。NASDDAQも3,048P(同―32P)で取引を終えている。

為替は、この日はスペイン問題再燃でユーロが売られ対円で98円20銭台で終わったが、ドルは、様子見気分強く揉み合いながら対円で78円60銭台で推移している。また、金利は低下したが、原油は続落、金も3日続落となっている。欧州株式市場は、揃ってマイナスとなっている。上海市場はこの日も年始来安値を更新し、香港市場も続落、インド市場は5日ぶりに反発したが、ブラジル市場は反落となっている。、

この日の下げで日経平均は一時200日移動平均(8,977円)を一旦割り込む場面もあったがかろうじてこれを上回って引けている。夜間取引で8,900円まで売り込まれ1/3押しの水準まで既に下げており、CME日経平均先物が8,915円(大証比-55円)で引けていることから、月末31日の相場は8,900円の攻防となりそうである。その下は1/2押しが8,785円、2/3押しが8,630円となっているので目先はこの辺を意識した相場展開となりそうである。

やはり注目は、ジャクソンホールにおけるバーナンキ議長の講演だが、これまでの同氏の対応を見ているとかなり市場の動きを意識しているので、講演前に下げていることでもありQE3の実施に何らかの言及をするのではないかと思われる。相場は常に先食いして動くと言う習性を考えても言及なしを見越しての下げであれば講演後は逆の反応を示す可能性あるので注目しておく必要があろう。また、欧州問題も独西会談でスペインが支援条件が明確になるまでは要請しないという発言で債務懸念再燃ととらえ、ユーロが売られ議みであるが、この辺は相場はある程度織り込み済みであり、余程想定外の危機の高まりが出てこない限り、大きく崩れる可能性は少ないのではないかと考えている。





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Last updated  2012.08.31 08:14:48
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