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また、寄り前の外資系証券の注文状況は1,010万株の大幅買い越しで、東証1部の値上がり銘柄数は1,553、値下がり銘柄数は110と全面高、出来高も3,409百万株と多く、騰落レシオは146.89%、PERは17.85倍、PBRは1.09倍となった。この日は輸出関連の主力株や銀行、証券、不動産株などにクリスマス前にポジション調整をした分の買い戻しとみられる買いが目立っていたが、新たな流れとして仕手系材料株にSTOP高をする銘柄が続出していたことが目に付いた。何か相場の流れが変わる兆しが見られ始めたような気がする。そこで、2,400円前後で仕込んだ「三井住友FG」を3,200円台で利食う一方、手持ち銘柄のヘッジとして「野村HD」を525円で打診売りをしてみた。また、指標として見ている「不動テトラ」は172円(同変わらず)で引け、その他政策テーマ銘柄はいずれもおとなしい動きとなっている中で橋梁株が動意を見せ始めており、前述の仕手系材料株人気化の流れが早晩波及してきそうな気配が感じられる。
4日のNYダウは、労働省が発表した昨年12月の雇用統計で非農業部門の就業者数が季節調整済みで前月比15万5000人増となり緩慢ながらも回復継続のシナリオに変更はないとの安心感が広がって、13,435ドル(前日比+43ドル)と小幅反発し、昨年10月中旬以来約2カ月半ぶりの高値で終了した。NASDAQも3,101P(前日比+1P)と小幅続伸し昨年10月中旬以来約2カ月半ぶりの高値で引けている。
為替は、ユーロが対円で115円20銭台のユーロ高円安となり、ドルも対円で88円20銭台と大幅なドル高円安となっている。85円を抜けてからのピッチはやや早すぎる感もある。また、金利は上昇し、原油は小反発し、金は続落となっている。欧州株式市場は大半の市場は上昇、上海市場もPMI50超発表を好感して3日続伸となっていたが、香港市場は高値圏の利益確定売りにより反落、インド市場は上昇、ブラジル市場は反落となっている。
この日のNYダウは小幅高だったがCME日経平均は10,760円(大証比+80円)で引けていることから、週明けの東京市場は、また上放れて始まるものとみられる。しかし、前述のように物色対象に変化が見られる可能性があるため注意が必要である。次の目標値は2011.2.21の高値10,857円となるが、25日移動平均線カイ離率は既にプラス9.4%に達しており、大半が強気に傾くと天井を打つこともしばしばなのでここは慎重に対処したい。為替も90円台以上は目先的には厳しそうな気がする。従って、先駆した主力銘柄は目標値を定め越えてきたらすかさず売り、出遅れ銘柄はしばらく保有とし、新規買いはいつでも撤退できる姿勢で臨むことが必要であろう。あえて狙うとしたら仕手系材料株の出遅れである「MUTOH」や「ムーンバット」、また、一部市場の人気化の裏で新興市場銘柄で調整を続けている業績好調の「ピー・エス・シー」、「マースエンジニアリング」「フリービット」等には引き続き注目しておきたい。