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31日の日経平均は、前日のNYダウが反落し為替が円高になってCME日経平均先物も11,080円(大証比-20円)で終わったことを受けて11,056円(前日比-56円)で始まったもののすかさず押し目買いに11,138円(同+25円)と前日終値を超える水準まで買われたが、12月の鉱工業生産指数が市場予想を下回ったことで再度売り物がちとなり11,023円(同-90円)と寄り値を割り込み11,046円(同-67円)で前引けとなった。後場に入っても11,007円(同-106円)まで売られる場面があったが、11,000円を割れなかったことから押し目待ちの買い物が入り引けにかけて上昇し11,145円(同+32円)まで買われ11,138円(同+24円)と3日続伸して取引を終了した。寄り前の外資系証券の注文状況もこの日も370万株の買い越しとなったが、東証1部の値上がり銘柄数は838、値下がり銘柄数は734と拮抗、出来高は3,748百万株となっている。また、騰落レシオは139.79%となり、PERは19.28倍、PBRは1.16倍となっている。
この日もメガバンクの上昇が目立ち、三井住友は5%高、三菱UFJは4%高と揃って高値を更新、連日の出来高増加で証券株も軒並み高値更新となっている。また、円高修正の動きの中業績不安を抱えている「ソニー」「シャープ」などは2~3%の反落となっている。最近の相場上昇で信用取引評価損率が2006年1月以来プラスに転じてきている。通常はゼロに近付くと相場は天井を打って下落に転じまたマイナス幅が拡大するものだが、これまで相場が中期上昇相場に転じた局面ではゼロを超えてプラスとなる事態が発生している。前回このような事態が発生したのは2005年、当時はプラスとなってからも相場は2カ月間は上昇を続けている。これを踏襲するならば3月末~4月上旬頃までは相場は上昇を続けるものとみられる。しかし、上昇を続けるためには循環物色は不可欠。そこで、連騰株の上値追いは避け、大幅高となってきた銘柄を利食う一方、出遅れ銘柄や早めに調整しているテーマ銘柄群及び幕間つなぎとして買われやすい仕手材料株を狙う姿勢が必要であろう。
31日のNYダウは、この日発表された新規失業保険申請件数が前週から増加して予想を上回り、雇用状況の悪化を示したことで、2/1に発表される雇用統計に一転して慎重な見方が広がり、13,860ドル(前日比-49ドル)で取引を終了した。NASDAQも3,142P(同-0.18P)と3営業日続落で引けている。為替は、ユーロが日銀の追加金融緩和観測や独の失業率減少を背景にして買い戻され124円10銭台と大幅なユーロ高円安となり、ドルも雇用環境悪化を受けて91円50銭台とドル高円安となっている。また、金利は低下し、原油、金は揃って反落、欧州株式市場は軒並続落となっている。一方、上海市場は4日続伸し8カ月ぶりの高値となったが、香港市場は小幅続落となり、インド市場も反落となったが、ブラジル市場は反発となっている。