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2008年08月18日
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カテゴリ: 月会員
レッスン感想( 後半)です。



そして、アドバンスドでは徹底して「あご・首・喉・肩をやわらか~く」すること、「気道を大きく」すること、アタックを「やさしく」することを折々にご指導頂きました。
皆さんと共に歌っている時には、自分の声がわからなくなってしまう不安と、
ちょっとでもスムーズに声が出ていると、「スムーズに声が出るなんておかしい、ファルセットやベルカント発声に逃げてるのではないのか?」と疑ってかかる習性で、
喉を絞め、体に力を入れて耳がキーンとなった上に、調和・ハーモニーとは間逆で皆さんの邪魔となるアタックの強い声を「がなって」いました。


先生がまなさんに壁に向かっての発声を指導されている中で「実際に出てるんだから出ると信じろ、内川先生の話にもあっただろ?」とおっしゃられているのを聞いていて、
自分もそうだ、と自分の不安と疑ってかかる習性を自覚することが出来ました。

鼻の抜けをよくすること、そしてブレスを十分に吸ったら良い声(ファルセットに芯がある状態(ミラクルボイス))が出せるということ、
今いい声出てるよ!という先生のご指摘で、おずおずと生まれたての小鹿のように頼りない感覚ではありますが、自分にも良い声が出せるんだ、と自覚することができました。

大変重要な学びを得たと思っています。
ありがとうございました!


また、いい声出てるよ、と言って頂いた声をキープすることに専念することにより、なぜか少しずつ皆さんの声が耳に入ってくるようになり、
皆さんとの音量バランスを考えながら、調和を考えながら歌うことが出来ました。
まだまだ細部に渡ってのキープはブレますし、「調和」という言葉には遠いですが、そのような心構えがまずは作れたということそのものが大きな成果ではないかと感じました。




先生から特別養護老人ホーム、という場所で歌うことの意味、のお話がありましたが、

自分がただ気持ちいい、ではダメ、相手を考えろ!という先生の言葉を反芻するうちに、

なんだか「片思い」や「恋」に似ているように思いました。


歌は、独りよがりの妄想を繰り広げる「片思い」ではなく、
相手のことを知り、ニーズを知ろうとする「恋」の初期段階を経て、
盲目にならず(酔わず)にコントロールし、

いずれは相手にエネルギーを与え、見返りを求めない無償の「愛」の高みへと次元を変えていった時、
初めて人から求められるようになる。


日本語において「恋愛」は「恋」という字が先に来て「愛」という字が後というのは、

それは「恋」を経ないと「愛」にはたどりつかないから、という話を聞いたことがあります。
恋愛経験はほとんど無い私ですが(汗)、先生のお話を反芻していて、降って沸いたようにこのことを思いました。




美輪さんの音楽会に2回足を運んだことがあるのですが、美輪さんの歌う「ヨイトマケの唄」はもちろん、
とりわけ、「愛の賛歌(原曲/エディット・ピアフ)」と「花(原曲/喜納昌吉)」は、ものすごいエネルギーに包まれ、無性に涙が溢れて止まりません。

信じる信じないは個々の自由として、話によると、この世に恨みつらみを残してとどまっている未浄化霊さえも
その美輪さんの歌を通して発するエネルギーによって昇天していくそうで、
少なくとも、聴き手である私たちは心に溜まったあらゆる不浄なものが洗われていく感じがしますし、
客席の皆さんが号泣されて、スッキリして、温かいもので満たされて帰って行かれます。


それが美輪さんのすごさであり、モテる理由だと思います。



特養老人ホームで歌うことの意味…
介護保険の制度上の問題など、「姥捨て山」と揶揄されるように、老人医療を取り巻く問題は日々厳しさを増す中、
重い障害を持ち、食事介助や排泄介助、入浴介助、あるいは寝返りが打てなくて出来る床ずれが痛くてたまらないなど様々な不自由を日常生活で感じ、
介護なしには生きていけない情けなさ、辛さ、怒り、もどかしさ、恥ずかしさなどを感じておられる在院者の方が大勢おられる施設において、
歌を通して、リハビリではケアしきれない部分へのアプローチで、在院者の方々の生命力を引き出すという意味があるのだと先生のお話を聞いていて思いました。


私事ながら、私の祖母も重度のリウマチで、長年の自宅介護の末、最期は自ら望んで特養ホームへ入所し、その安堵感から入所後すぐに急逝しましたが、
もし、祖母がそのまま特養ホームにいたとして、活力を与えてくれる歌を届けてくれるHOVのような存在がホームでイベントを開いてくれたならば、
歌の大好きな祖母のことですから、大変に喜んだに違いない、また、喜ぶ祖母を見て、私たち家族も喜んだに違いない、と目頭が熱くなる思いがしました。


間近に控えたホームイベント、皆さまの歌を通したエネルギーがどうか、一人でも多くの、そして大勢の在院者の方の生命力・活力につながり、
喜びの連鎖が生まれますことを、大阪の地から祈っています。


凝縮し、要約すべきところを大変長い文章となってしまいましたが、熱いうちにとにかく送らせて頂きます。
先生、皆さま、貴重な学びを頂き、ありがとうございました!





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Last updated  2008年08月19日 02時17分17秒


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