リカーマンが行く!!

リカーマンが行く!!

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

リカーマン1号@ Re[1]:ちゃん付けの是非(10/28) ふょんさんへ お久しぶりです。お元気にし…
ふょん @ Re:ちゃん付けの是非(10/28) ことばを文字通りにしか受け取れない人が…
特許屋@ Re[2]:クリスマスソング(12/20) リカーマン1号さんへ  また時々 見に…
リカーマン1号 @ Re[1]:クリスマスソング(12/20) 特許屋さんへ お久しぶりです。 ご返事が…
特許屋 @ Re:クリスマスソング(12/20) 無茶苦茶 久しぶりに 楽天ブログ(楽天…

フリーページ

2006年03月22日
XML
テーマ: 洋楽(3563)
カテゴリ: 音楽の話
私は中学1年くらいで洋楽に目覚め、それ以来しばらくはずっと

だから70年代半ば以降の洋楽の、ヒットチャートで上位に食い込むような曲は
ほとんど頭に入っている(今ではだいぶ忘れてはいるが)。

ただそれも80年代半ばくらいまででぷっつりと途絶えてしまい、
それ以降の洋楽事情にはまったく疎くなってしまった。
それくらいの時期から音楽的な嗜好が変わりはじめ、時代を遡って
昔の音を追い求めるようになったから、という理由もある。
ただそれだけではなく、何か当時流行っている音楽が急につまらなく思えてきたのだ。


『MTV』とはアメリカの、音楽専門のテレビチャンネルであり、
これが80年代半ばに日本にも輸入され、ここで流れるプロモーションビデオなどが
日本のテレビでもバンバン流れるようになったのだ。
それまでは海外アーティストを紹介する番組など、1週間に一つか二つという
寂しい状況で、とにかくミュージシャンの“動く”映像が見られるだけでドキドキしたものだ。

それが『MTV』をキッカケに状況は一変し、海外アーティストの映像が
一気にお茶の間に溢れ出した。
音楽好きには確かにうれしい話には違いないのだが、逆に情報の少なかった時代の
ドキドキ感が薄れていったのも事実だ。

また『MTV』の出現とともに、アーティストのプロモーションビデオの
内容が変わってきたことも、私が離れて行った原因のひとつかもしれない。


もしくは何らかのロケーションで演奏している映像で、どちらにしても
“演奏している”映像だ。
それが『MTV』以降はアーティストも映像に凝りだしはじめ、
ストーリー性を高め演出などに工夫を凝らし、映像作品として評価され得るものに
仕上げていくようになった。


はっきり言って私はついていけなかった。
まず音楽を聴くときのイメージが、その映像のみに固定化されてしまうことが気に入らなかった。
音だけを聴く場合、そこから広がるイメージは無限のものがあるはずなのに、
瞼を閉じるとプロモ映像ばかりが目の前をグルグル回るというのは、
あまりにも悲しいではないか。

また私自身プレーヤーでもあったから、ミュージシャンの演奏シーンというのは
これ以上ない「教材」なのだが、そういう演奏シーンがめっきり減ってしまったことに
ちょっと失望したりもした。

そういうわけで、『MTV』によって新たに増えたファンがたくさんいる一方、
私のように背を向けていった者も少なくないはずだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年03月22日 22時45分27秒
コメント(4) | コメントを書く
[音楽の話] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: