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2007年08月23日
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テーマ: 高校野球(3736)
カテゴリ: スポーツの話
二日連続で恐縮だが、またまた高校野球ネタだ。

夏の高校野球決勝戦から一夜明けた、今朝の各メディアで紹介されていた佐賀北高校の横顔などを見聞きしていて、
いろいろと考えさせられるところがあった。

ご承知のようにこの学校は甲子園出場が2回目、
しかも前回は初戦敗退だから、甲子園未勝利ということになる。
そればかりではなく、聞くところによると昨夏の県予選では、初戦敗退していたというではないか。

もちろん特待生制度などにはまったく縁の無い、“普通の”県立高校だ。
18人のベンチ入りメンバーも、その全員が“普通の”県内中学校の「軟式」野球部出身だ。

中学野球については、私の長男がちょうどその当事者なので事情はよく分かるのだが、

地域の「硬式」野球のクラブチームに入団するパターンが多いのだ(地域によって差はあるかもしれないが)。
つまり上手い子はことごとく硬式クラブチームに取られて、中学野球部にはそのおこぼれしか残らないという、
いわば中学校野球部の“空洞化”とでもいうような状況が起こりつつあるのだ。

そして中学校の軟式野球部と地域の硬式のクラブチーム、それぞれの環境で中学校の3年間を過ごした後、
高校に入学して硬式野球部に入団する頃には、その両者のレベルには、
どうにも埋めようのない大きな差が出来ているのである。
特に甲子園にちょくちょく出るような学校にもなると、
軟式上がりの子がそのチームでレギュラーを勝ち取るということは、至難のワザだ。

そういう状況を考えると、いわゆる“軟式上がり”の集団が県予選を勝ちあがって甲子園に出場するということは、
どこの都道府県を見てもかなり難しいことであり、
尚且つその甲子園で優勝するなどということは、今までの感覚からすればほとんど「有り得ない」も同然のことなのだ。


このチームのやる野球の中身について、これからも様々なメディアでいろいろと検証が行なわれていくことと思うが、
いわゆる“普通の”県立高校でもここまで出来る、ということを数多の学校はこれからも励みとすることが出来るだろう。

またこの佐賀北高校の優勝が、特待生問題で揺れたこの年の出来事だったということも、何だか因縁めいていて面白い。
もちろんこの事実だけを取り出して、特待生問題について云々するのも筋違いかとは思うが、
ともすれば一部の「ズバ抜けた」選手がいないと上には勝ち上がれない、という





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最終更新日  2007年08月23日 21時43分35秒
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