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2008年09月28日
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カテゴリ: 映画・テレビの話
モントリオール映画祭で賞を獲って以来、各方面で絶賛されていたので、

やはり噂に違わずなかなか良い出来で、見終って胸がいっぱいになった。



勘違いから飛び込んだ、全く想像もつかないような職業。
最初は不本意で戸惑いながらも、次第次第に自らの中に職業意識に目覚めていく、
そんな青年の役にモックン(いまだにこう呼んでしまうな~)はピッタリハマっていたように思う。
脇役陣も素晴らしいが、特に笹野高史がいい味を出していた。

とにかく何もかもが「美しい」。
凛とした全体の雰囲気の中に、たくさんの「美しさ」がちりばめられている。

安らかな故人の顔、山形の豊かな自然の風景.......。

そして何より、人間の死に直面してその旅立ちの手助けをする、
納棺師をはじめとする葬儀に関わるすべての職業。
かつて歴史の上では、「死」=「穢れ」という価値観から、被差別民に押し付けられていたこともあったが、
これらの仕事こそ、崇高で美しいものと感じさせる映画だ。

とてもシリアスなテーマの中、ところどころクスッと笑わせる「隠し味」も忍ばせてあり、
全体的にあまり重苦しくならないように作られている。
奇しくも今回も出演していた山崎務がかつて出ていた『お葬式』という映画と、
よく似たテイストがあるように思った。





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最終更新日  2008年09月28日 22時09分04秒
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