リカーマンが行く!!

リカーマンが行く!!

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

リカーマン1号@ Re[1]:ちゃん付けの是非(10/28) ふょんさんへ お久しぶりです。お元気にし…
ふょん @ Re:ちゃん付けの是非(10/28) ことばを文字通りにしか受け取れない人が…
特許屋@ Re[2]:クリスマスソング(12/20) リカーマン1号さんへ  また時々 見に…
リカーマン1号 @ Re[1]:クリスマスソング(12/20) 特許屋さんへ お久しぶりです。 ご返事が…
特許屋 @ Re:クリスマスソング(12/20) 無茶苦茶 久しぶりに 楽天ブログ(楽天…

フリーページ

2011年04月21日
XML
カテゴリ: お酒の話
「東北地方のお酒を飲んで、復興に協力しよう!」という気運が、このところ全国的に広がっている。

ただそういった掛け声や、お客さんの側の盛り上がりだけでは、万事うまくいかないのが難しいところ。



昨日、とあるお酒の卸問屋の営業マンと話をしていた時のこと。

この問屋さんは、自分のところの取扱い銘柄の中から、東北の蔵元の商品をピックアップし、
「ガンバレ、東北!」とばかりに売り込みを掛けているところだ。
で、その営業マンが言うには、一部の蔵元で注文が殺到し、パンク状態になっているとのこと。

なるほど東北の蔵元といっても、その大半はごくごく小さいところで、
自分の身の丈に合った生産能力しか有していないところがほとんどだろう。

そんな状態だからしょうがないじゃん、と割り切ってもらえばいいが、
せっかく皆さんに応援してもらってるのに、品切れじゃ申し訳ない、などと気にしてもらっては本末転倒だ。



今のこの「東北の酒を!」という気運、ある意味「ブーム」と言えなくもない、そんな気もする。
もちろん皆さん、純粋な気持ちで東北を応援しようとしておられる、それは痛いほど分かる。
ただ、それならば、これから10年間、東北のお酒ばかりを飲めるかどうか?

少々意地悪い質問になってしまったかもしれない。
しかし東北地方の復興というのは、2~3年くらいで何とかなるものではなく、
おそらく10年以上の長いスパンで考えなければいけないことだ。
それが成るまで、東北を支えていかなければいけない、そういうことだ。

しかしながら世の常として、ブームというものは短期的に収束する。
今から2~3年経った時には、誰も東北のお酒なんて言わなくなっているよ、

しかしそれではいけないのだ。

長く支えていくためには、たとえ細くとも「続けていく」ことが大事だ。
設備投資など端から考えない中小の酒蔵にとって、本当に必要なのは瞬間爆発的なニーズではなく、
長期に安定したニーズだと思う。
一時のブームのように東北のお酒に群がるのではなく、10年以上の長いスパンで東北のお酒を





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年04月22日 01時20分52秒
コメント(2) | コメントを書く
[お酒の話] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: