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2012年04月06日
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カテゴリ: 業界ネタ
ちょっと専門的な話になってしまって恐縮だが、
「地酒の流通」というのは今、大変いびつな状況になっていると思う。
「いびつ」と言ってしまうと語弊があるが、要は需要の側と供給の側のすれ違いが甚だしい、ということだ。



本題に入る前に、地酒の流通の現状について、少々説明させていただきたい。
その前にまずここで言う「地酒」とは、「地元の酒」のことではなく、
大手メーカーの対極に位置する「地方酒」という意味で捉えていただきたい。

地酒の流通といってもいろんなパターンがあるが、
「蔵元が消費者に直売する」というわずかな例を除けば、
基本的に消費者には小売酒販店(スーパーやコンビニなども含む)から渡る。

そのルートは大きく二通りに分かれる。

ひとつには蔵元から問屋を通じて小売店に卸されるケース、
もうひとつは蔵元から小売店に“直で”卸されるケース、このふたつだ。

前者のいわゆる「問屋経由」のルートは、地酒の中でも比較的生産量の多いところがこれに相当する。
“充分な量の安定供給”というのが前提となるからだ。

そして後者のいわゆる「直送小売店」ルートは、比較的小規模の蔵元が対象になる。
これには、生産量が少なくて現実的に「問屋経由」ルートでは対応しきれない、という側面と、
蔵元自体が様々な理由で「問屋経由」ルートに乗せることを良しとしない、という側面がある。

ただ最近の傾向として、どちらかというと生産量の小さな蔵元が有り難がられることが多い。
現実的にここ最近で話題に上ることの多い蔵元は、押しなべて小規模のところばかりだ。
生産量が少ない=美味しい、ということは必ずしも言えないが、

そういったことも関係していると思われる。

そういうわけでここのところ話題になる酒というのは、比較的小さい蔵の少量生産のものばかりになる。
本や雑誌などに掲載されて名前が知られるようになり、お客さんからリクエストを頂戴することも多い。

しかしだからといって、お客さんからのリクエストに応じて、我々がそのお酒を
ホイホイと取り寄せられるかというと、現実はそんなに甘くないのである。






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最終更新日  2012年04月07日 00時39分19秒
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Re:地酒の流通はこのままでいいのかな?(04/06)  
こんばんは。
蔵元さんがどういう基準で卸すのか気になりました!

お子さん、一人暮らしをはじめたのですね。
送られた言葉に感心してしまいました。 (2012年04月07日 23時47分38秒)

Re[1]:地酒の流通はこのままでいいのかな?(04/06)  
スーズトニックさん、こんばんは。

>お子さん、一人暮らしをはじめたのですね。
>送られた言葉に感心してしまいました。

子供の成長はホントに早いですからね、おーちゃんがそれくらいの年齢になるのも、あっという間ですよ!

スーズトニックパパがどんな言葉を送るのか、楽しみにしています。

(2012年04月10日 00時57分37秒)

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