
なぜなら、きっと悲しい現実が描かれているわけで、
心して読まなければならないだろうと思っていたから。
タイへ親友のメリッサちゃんと観光した時も、
バンコクとアユタヤに住む貧困の差を目の当たりにして、
愕然として帰ってきた。
華やかに見えるその裏で、
痩せこけた子供たち、破れた服を着ている人達。
スズメも野良犬でさえ、痩せていて驚いた。
私は、目を背けていた。
現実を見る勇気がなかったから。
でも、タイムリーにも
TVのニュースで
アジアで井戸の建設にたずさわる人の特集を何日かに渡ってみることがあった。
その後にも、違う番組で発展途上国の真実を
TVで見た。
きっと、これは知る必要があるって事なんだろう…
そう思って、重たい腰をあげて
読み出したら……
なんども活字を飛ばしたいと思うほど、
悲惨な状況が描かれていた。
昨日は、その著者である、
池間哲郎さんの講演会に行ってきた。
アジアチャイルドサポート
の
活動をしている。
その講演会も本を紹介してくれた友達。
とても向上心のあるステキな女性で、
常に自分を高める努力をしている。
彼女は私にいろんなことを教えてくれる。
尊敬している人の1人。
レベルが高くて、ついていくのに必死だけど(笑)
講演会の内容は、
池間さんが見てきたアジアの実態を
映像をまじえて紹介してくれた。
会場は2000人くらいいたのかなぁ。
すごい熱気で、入ると同時にすごく衝撃を受けた。
こんなにたくさんの人が聞きに来ているんだぁと驚くのと、
しかも、みんな熱心にメモを取っていて、
志高くて刺激を受けた。
同じアジアでも、
食べ物がない、水が飲めない、着る服がない、くつがない、住む場所がない…
私は、当たり前のように、
毎日お腹いっぱい食べて、あたたかい服を身にまとい、
娯楽があって、仕事があって、お風呂も入ってゆっくり寝ている。
その状況に感謝したことがあっただろうか。
自分がすごく恥ずかしくなった。
世界の中で豊かな国は2割ほど。
それなのに、食べものを粗末にしているから、
日本の余った残飯は、2~3割にのぼっていて、
さらにそれをカロリーに計算すると、
実に1億もの人たちの命を救うんだそう。
日本ほど、食べものを粗末に扱う国はないんだって。
それは、親たちが、食べものが大切だと教育しなくなったから。。。。。
胸が痛いです。
心当たりあるってことです。
ほんの50年ほど前の日本は、「もの」を大事に扱い、
食べものも粗末になんてしなかった。
「感謝」して生活していたから。
食べものがあるのはありがたい。
透明な水がでるのはありがたい。
水道水を飲めるのはありがたい。
そんな感謝を忘れてしまっているから、
幸せを感じる力が弱くなって、
しいては、生きる力すらなくなっているんだそう。
発展途上国の子どもたちが自殺する確率はゼロ。
なのに、衣食住が間に合っている、それ以上ある日本には、自殺者が耐えない。
幸せを感じる力が足りない。
「当たり前」ってなんだろうって思った。
冒頭で、あなたの夢はなんですか?の問いに、
「大人になるまで生きること」と答えたのは、
同じ、今を生きている子どもたちの声なんです。
今日食べるものすらない、
昨日も食べていない、
明日生きているかわからない日常を送っている人たちがいる。
漠然と知っていても、
事実を受け止める勇気がなかった私。
でも、確実に事実を受け止めようと思った。
ちょっと時間がないので、まとめますが、
現地に行って手助けをするボランティアもそうですが、
私たちが、今からすぐできるボランティアもある。
それには、3種類あるんだそう。
●困っている人たちがいるということを知るということ、理解する、わかるということ。
現実と向きあうということ。
●少しだけわけるということ。
これは、100%じゃなくていい、たった、1%でも0.001%でもいい。
あなたが、少し食後にコーヒーを飲むのを辛抱して、
分け与えることによって、救われる「命」がある。
●最後に、自分自身の人生を一生懸命大事に生きること。
自分自身あたえられた命を一生懸命生きること。
大事にすること。
粗末にしないこと。
これも、ボランティアのひとつなんだそうです。