まんぷくぶるごーにゅ

まんぷくぶるごーにゅ

2007.07.01
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カテゴリ: ワイン
親戚のおめでたい席の余韻をつまみにして、帰りにいつものワインダイニングに持ち込んだ。

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トカイフリウラーノ’00 ミアーニ

舌の脇へねっとりとつつみこむリッチな酒質。結構樽のニュアンスもあり檜、杉、少しオイリーな風味(上質なEVオイルみたい)、酸もちょうどいい。これだけ厚みがあっても雑味がなくなんともいい出来栄えです。やはりこれは「飲まねばならない」1本でしょう。
最近は少し手に入りやすくなったみたいですが(それでもこれは年産2500本)ロッソは相変わらずお金がたんまりないとだめでしょうか(笑)。中でも1度はここのシャルドネをなんとか「飲まねばならない」(笑)ですね。

このお店、料理はイタリアンがメインで特別美味しいとはいえませんが(ゴメンチャイ)結構リーズナブルでその日の食材を使うお奨めメニューがあったり仏産の鴨やシャロレ牛があったりするのでよくお邪魔します。そしてその鴨とシャロレ牛をおつまにこれも久々ボルドーで。
ChHaut-Brion01.JPGChHaut-Brion02.JPG
シャトー・オー・ブリオン’02

デキャンタが必要かと思ったが比較的開いていたので何もせずいただく。たちのぼるアロマはやはり大好きなオーブリオン、5大シャトーでは最もブルに近い感動的なものがありますが、如何せん若すぎ。なんて言うかEVって言うか・・(笑)そこでゆっくり飲みながらPレオニャンの軌跡を辿ってみる。
凝縮したブラックベリーの中にアメリカンチェリーのような風味とプラムのチャーミングな酸。少し乾いた腐葉土、タバコ。粘性の強い酒質はメルローの比率がかなり高いのか?(セパージュは調べてません)時間経過とは逆に香りが閉じてきて結構分厚いタンニンもあり手厳しくなってきたが、奥底の旨みが段階的に押しては引く感じが将来性を予感させる。この手のタイプは15年後に素晴らしいものになるに違いないと思うKONA的観測ですが、やはりこれも年に数度は飲まねばならぬシャトーなのでした。







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最終更新日  2007.07.03 00:45:05
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