まんぷくぶるごーにゅ

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2007.07.16
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カテゴリ: ワイン
本日は凝りもせず某大手ワインショップの試飲会にボルドーグラス持込で馳せ参じました。

StMillion01.JPG
StMillion02.JPG
シャトー・シュヴァル・ブラン’03(RPP89)
セパージュ情報CF60%M40%

明るいホントに綺麗なルビー色。エッジはやや熟成感があるか?いやもともと少し薄めか?
ブラックベリー、アメリカンチェリー、甘草、メントール、ほんのり黒砂糖、焦がし砂糖の風味。アクセントであるメルローの粘性や華やかな果実味は影をひそめているか。情報によるとボルドーにはよかった03の悪い部分ををまともに受けたここの土壌がかなり早摘みを余儀なくされたとのことだが、かえってそれが現時点で若干の柔らかさとチャーミングさを醸しだしているのかも。
StMillion03.JPG
シャトー・オーゾンヌ’02(RPP95)

えもいわれぬいい色。ピジョンブラッド、最高級のルビーの色とでも言うべきか。
デキャンタしていてもびくともしない固さ。タンニン酸とも頑強。あまりにも頑強なので余韻は平板に感じる。香りのバラエティーが連想できない。これをいわゆる正真正銘の「とじとじ」と言う(笑)。若いうちのCFはやはり難しいのだ。僅かに香るチェリー香とほんのりプリンのカラメル。ポテンシャルはあるんだろうなぁ。スタッフさんは50年後が飲み頃ですと・・。いや、KONA的に言うとこのワインはもう死んでます(爆笑)。
StMillion04.JPG
StMillion05.JPG

でもこういう機会を使って傾向を知らねばボルドーのワインの話にならない。それはそれで私的に納得しておかなければ。

テイスティングも終わりいつものようにお隣のバーへ。
今日はボルドーなので・・・おっと、うまそうなムートンが開いとる。その前に・・・やっぱぶるで爽やかにちぇいさー気分で??
しかしこれ・・
NSG-Pminot.JPG
ニュイ・サン・ジョルジュ1erCruラ・リシュモンヌ’01 クリストフ・ペロ・ミノ

甘い。濃い。これはちょっとヤバイ(悪い意味で)。厚みだけで野暮ったく、酸がないので余韻がよくない。これはもうなによりテロワールを無視した造り。これはNSGではない!
今日のサンテミ2本のほうがかなり繊細です。01のクロヴジョはそんなことはなかったのにぃ・・。
ChMouton98.JPG
シャトー・ムートン・ロートシルト’98

冷たいCSの質感と、98VTのあでやかさがあいまった、柔らかくチャーミングなまさにムートンらしい1本。タンニンのざらつきはあるものの、もう美味しく飲める。かなりシルキーな果実の塊がのどをす~っと流れていく。できれば10年後にもう1度会いたいものだ。

今日の会も面白い1日でした。最近はちょいと昔みたいに足繁くいろんなとこに通ってみようとあらためて思いました。
しかし・・明日あさって資格試験だというのに・・・なにやってんの?(笑)。そして(泣)。






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最終更新日  2007.07.17 03:15:08
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