My あしあと

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2012年02月29日
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カテゴリ: 百人一首

ちゃんと一日一首は続けてます。

遅れましたが、しっかり書いておこう。

11.わたの原 八十島(やそしま)かけて こぎ出でぬと
    人には告げよ 海人(あま)の釣り舟      参議篁(小野篁)


歌の意味からいえば
篁が隠岐の島に流罪になって
船で連れて行かれる際に詠んだことから
彼の胸中を思うと悲しい感じを受けますが
後に赦され宮中に戻り
参議にまで上り詰めた小野篁という人の
強さみたいなものも感じられます。

どんな歌にしろ
詠み人の当時の状況とか
心情とかを考えると
その歌の見方、捉え方が変わる気がします。

それに
歌の背景についていろいろ知った方が
歌も覚えやすいことに気がつきました。
今まで覚えた歌も
詠み人が分かれば歌が浮かびます。
時代順もそうですが
1と2、3と4…などで
内容的に対にもなっているようなので
セットで覚えるようにした方がいいのかなあと
思ったりしますが
初志貫徹、一日一首にしておきます。

最後に
「篁」という字を「たかむら」と読むことを
高校生の時に知りました。
確か、小説だったと思いますが
まさに小野篁を題材にしたもので
彼が主人公のお話だったと記憶しています。
その時
「たかむら」という響きや「野狂」の人であるところが
なんだかすごく気に入っていました。
今回、彼の歌を覚えると同時に
逆境に負けず、一度転落してもまた這い上がり
活躍した小野篁のすごさを知って
ますます魅かれました。

やっぱり、「たかむら」って素敵☆
と思った私です。





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最終更新日  2012年02月29日 19時03分03秒
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