My あしあと

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2012年03月01日
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カテゴリ: 百人一首


12.天つ風 雲のかよひぢ 吹きとぢよ
     乙女のすがた しばしとどめむ    僧正遍昭(遍照)



俗名・良岑宗貞(よしみねのむねさだ)といい
桓武天皇のお孫さんという実は高貴なお生まれ。
出家する前はちゃんと妻子もいらっしゃるし
「色好み」だったことがうかがえるようないろいろなお話が
大和物語や今昔物語に入っているそうです。
小野小町とやり取りした歌が残っていて
二人は恋人同士だった!?という説もあるとか。
ナカナカの人物だったようですね^o^

この歌はまだ宮中に出仕していた頃
新嘗祭で五節(ごせち)の舞という美しい少女たちの舞を見て
詠んだ歌で良岑宗貞の名で古今集に載っているということですが
彼はお仕えしていた天皇が崩御すると
殉ずるかのように出家してしまいました。
その後、僧正の位まであがって
当時にしては長生きしたようです(75歳)。
なんだか「生」を生ききった人、という印象を受けます。

蝉丸もそうでしたが
けっこう今昔物語に百人一首の詠み人が登場しているようなので
今昔物語も読んでみようかなあと思ってしまいますが
百人一首が終わらなくなるので今はやめとこう。
調べていくうちにあれもこれもと手を出してたら
先に進めない~(>_<)
今は先ず百人一首を無事に終わらせるのだ!






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最終更新日  2012年03月01日 00時27分17秒
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