へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2010年03月19日
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カテゴリ: 読書記録

後悔と真実の色

若い女性を襲い、死体から人差し指を切り取る連続殺人鬼『指蒐集家』 VS

名探偵刑事、捜査一課のエース・西條

タイトルから想像できませんが、ミステリー + 警察小説です。

人の言うことを気にせず、ひたすら事件解決を目指す捜査一課の西條。

悪い人ではありません。 ただ、不器用で人付き合いが苦手なだけ・・・

でも、前半部分を読んでいると、こりゃぁ、組織の中にいたら嫌われるわな・・・と

鼻持ちならない男に思えてきます。

西條に嫉妬し嫌悪している機動捜査隊の綿引、情報通のトム、

愛想はいいけど何を考えているか分からない三井などなど

警察内部の人間関係は、かなりドロドロしてます。

腹の探り合い、足の引っ張り合い・・・

ある意味、殺人事件より怖いかもしれない・・・ 警察というところも大変だ・・・

それに加え、西條自身、妻との仲が冷え切っていて、不倫している状態。

犯人『指蒐集家』 は、かなり早い段階で見当がついてしまいました。

動機が知りたくて最後まで一気に読んだけど、

う~ん・・・理解はできるけど、納得できない という感じですか・・・

興味深かったのは、あんなに颯爽としていた西條が転落していく過程。

何もそこまで・・・というくらいすさまじいです。

それぞれの刑事が抱える、それぞれの後悔。 

救いが見られない、重過ぎる読後感。






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最終更新日  2010年03月19日 22時33分42秒


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