へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2012年12月13日
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カテゴリ: 読書記録

卒業


東野圭吾さんのデビュー2作目にして、加賀恭一郎シリーズの第1作です。

1986年講談社から刊行された単行本は

『卒業―雪月花殺人ゲーム』という題でした(私が読んだのはこちら)。

その後改題されて、『卒業』となりました。



加賀が大学4年生の時に事件は起こります。

仲間の一人牧村祥子が、入居している女性専用アパートの自室で、

死体となって発見されます。

現場の状況から自殺ではないかと思われるのですが、

その後の捜査で他殺の可能性も出てきます。



またアパートの入口には厳しい管理人がいて、

人の出入りを監視していました。

他殺だとしたら、犯人はどこから侵入したのか?



それからまもなく、加賀達の恩師・南沢雅子の誕生日を祝う茶会の席で

金井波香が毒殺されます。

仲間が何人もいるなかで、どうやって毒を飲ませることができたのか?



初めの事件は密室、2番目は雪月花之式のトリック。

本格的なミステリィです。

(雪月花之式とは、裏千家茶道の修練のためのひとつ 。

 文中に図付きで詳しい説明がありますが、これがなかなか複雑で…

 読んでいるうちに頭が痛くなります・・・)





(これを書いてしまうと犯人がばれてしまうので自粛します。)



事件より、大学生の加賀の言動に注目しながら読みました。

冒頭でいきなりプロポーズしてるし・・・

(高校からの友人・相原沙都子にプロポーズ。

 それでいて、“返事はいらない、ただ気持ちを伝えたかっただけ”。





どうして教師を目指したのか、

(大学卒業後教師になったものの辞めて、その後警察官になる。)、

父親との関係など、新鮮な(?)加賀恭一郎を堪能できます。





【内容紹介】

7人の大学4年生が秋を迎え、就職、恋愛に忙しい季節。

ある日、祥子が自室で死んだ。部屋は密室、自殺か、他殺か?

心やさしき大学生名探偵・加賀恭一郎は、

祥子が残した日記を手掛りに死の謎を追求する。

しかし、第2の事件はさらに異常なものだった。

茶道の作法の中に秘められた殺人ゲームの真相は!?



【内容(「BOOK」データベースより)】

大学4年の秋。

就職、恋愛に楽しく忙しい仲よし7人組・その中の一人、祥子がアパートの自室で死んだ。

部屋は密室。自殺か、他殺か!?

残された赤い日記帳を手掛りに、死の謎を追及する友人たち。

だが、第二の全く異常な事件が起って…。

錯綜する謎に挑戦する、心やさしき大学生・加賀恭一郎。

卓抜な着想と緊密な構成で、現代学生のフィーリングを見事に描いた、

長篇ミステリーの傑作。







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最終更新日  2012年12月13日 19時53分18秒


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