へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2013年08月08日
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カテゴリ: 読書記録



三つの事件(放火事件、DVが絡んだ殺人事件、夫の愛人殺害事件)の

裁判員裁判の様子を描いた短編集。



う~~ん… なんだか裁判員裁判の詳細レポートという感じ・・・

裁判員制度を詳しく知るにはもってこいの本だと思います。

が、小説としての面白味は感じられませんでした。

(この制度に興味を持たせ、各自考えて欲しいという狙いでしょうか?

 それならレポート風なのもわかります。)



新米女性裁判官・久保珠実が主人公ですが、影が薄いです。

話を進めるうえでの便宜上の主人公感が否めません。






激論が交わされて、それでやっと判決が出るんだろうと思っていましたが、

被告の心情を “私は~だと思う”と、

裁判員の推測のみの多数決で決めちゃうところなど、

不可解を通り越して恐怖すら感じます。

こんなんで裁かれる被告に同情しますね。



もともと裁判員制度には疑問を持っていたのですが、

人が人を裁くことの怖さを痛感しました。







幼馴染みに長年抱いていた恨みが発端の、すぐ解決すると思われた放火事件。

夫をアイロンで殴打した主婦が、自分はDVを受けていたと主張。

夫の愛人が出産した子供に、虐待の痕を見つけた妻がとった行動とは?

左陪席をつとめる新米裁判官・久保珠実は、

かつて裁判長にいわれた「裁判は最後まで何が起こるかわからない」の言葉を

何度も反芻するー。

現代の日本を象徴するかのような三つの事件。

悩み議論する裁判員たちをリアルに描く著者迫真のミステリー。



【目次】(「BOOK」データベースより)

孤独な放火魔/DVのゆくえ/二人の母







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最終更新日  2013年08月08日 19時39分13秒


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